ちぎちぎマシン とこけし話

昨日(じゃなくて今日だ!昨日書いたブログはどっかへ飛んでってしまったのだ!)、「ちぎちぎマシン」と自分で書いたフレーズが気に入ってしまったのでタイトルにしてみた。今年の三茶アート楽市での作家名は「ちぎり屋 さゆき」だけど。
ま、それはともかく、本日はもー朝っぱらからずーっと「ちぎちぎマシン」と化していたのだ。さすがに夕方になると疲れが出てきた上、暑いせーなのか何なのか(夢中になってるとあんまり暑さ、寒さは感じない方なんだけど)、頭がぐらぐらしてきて寝不足か熱中症か、って感じになったけど。

ところで、我が家には100本はくだらない数のこけしがある。ハハが好きで集めたもので、大きいのは5、60センチくらい、小さいのだと親指かそれ未満くらい、かな。子供の頃はよく(ハハの姉が仙台在住なので遊びに行きがてら)、こけし職人さんの工房を訪ねたりもした。轆轤(ろくろ、ってこんな字を書くんだ!初めて知ったわ)に角材を刺し(?)、高速(に思えた)で廻る角材に彫刻刀のような刃物をあてて頭部を丸く削ってくさまや、絵筆を入れてしゅるるぅ~っと美しい線を入れてくのを見るのは大好きだった。最後に顔を入れるときは息をぐっと詰めたりしてね。子供心にも“簡単そうだけどすっごく難しいんだろーなー”と感心したもんだ。
そのハハが大事にしている和綴じのノートがある。訪ねた工房のこけし職人さんや、「鳴子こけし祭り」にいたこけし職人さんに絵入りでサインしてもらったものだ。彼らは普段こけしに絵付けをしてるわけだから『平面に(自分のこけしの)絵を入れるのは初めてだ、難しいなぁ』と言いながら気前よく応じてくれてたのをよく覚えてる。あとの人の方になると、自分の絵を入れる前に丹念に前の人のを見て『すごいなぁ、この方は最近お会いしてないけどどうされてますか』と逆に質問してきたり。

ま、そんなわけで「こけし」は昔からいっぱいウチにあり、馴染み深かったのでこの「現代こけし展」の参加もそーは迷わなかった。(迷ったのは“ちぎり貼れるか?ホントにできるか?”ってあたりだけだ) 
1本目が無事完成し、2本目もあと少し。ハハは途中途中で覗きにきては『よくちぎったわねぇ~!かわいい~!』とホメてくれるのだけど、チチはどーだ?と見せたら『おもしろいじゃないか』と珍しくホメてくれた。『この目がいいね』……って、こんだけちぎりまくってホメるのはそこかい!と突っ込むのをこらえ、ありがたくホメ言葉としていただく。え、どんな目かって?そりゃあ、会場で見てくださいよ。とは言っても、松戸ってやっぱ遠いよねぇ。日暮里から常磐線らしいけど。なので日頃ここを読んでくださってるみなさんのために、1本だけオヒロメしたいと思ってます。今日じゃないよ、そのうちね、近いうち。いまはまだそれどころじゃないんで。

ところで「ここが問題かも…」と思ってた、「こけしを鳴らすと(首をひねるときゅっきゅっ、と鳴るのが鳴子こけしの最大の特徴なのよ)、ちぎり貼った絵がズレてしまうのではないか」という懸念は、「手に持つ部分だけちぎり貼らない」という手法をとって無事解決。胴体部分とこけしの顎下部分(とゆーか首回り)だけ、何も貼っていない白木のままなのだけど、これはこれですっきりしてイイ感じにできた。と思う。ただまぁ、苦戦してるのが「ちぎったものを並べて全体を見ることがいできない」ってことかしらね。覚悟してたけどきついわ、これ。枚数が足りてるのかどうかの判断もしづらいし、色のバランスもわかりにくい。でも順調です、いまんとこ。
さて、これから明日のそば屋出勤時間までが勝負だぜ、ガッツだぜ!
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by yukimaru156 | 2009-08-06 00:39 | そんな1日 | Comments(0)

ちぎり絵ざっか作家 さゆきの  雑記帳


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