唐突に思い出した詩

無事にハハを送り出して、夕飯のための買い物も済ませ、それから部屋に引きこもってちぎちぎ。「ちいさいおうち」ではなくてカレンダーの方。左親指の爪は、やっと1ミリってとこか。まだまだだけど、とりあえずちぎることは出来た。つーか、時間かかりすぎだけど。円とかも、1発ではキメられないでちょっとキリキリしたりするけど。
で、痛恨のミス発覚。しばし我が身のアホさに呆れる。三茶で完売してしまったので、保存用のコピーを見ながら作ってたのに、8月の「がんばったらごほうび」をミスして10月の「涙は流せ、未来は探せ」にしてしまったのだ。単純に入れ替えれば済むとも言えるけど、いちお1年12枚12メッセージが(何となくではあるけど)つながるようになってるので悔しい。大体、なぜ8月が「がんばったらごほうび」かとゆーと、ボーナスシーズンでもあるからなのだ。あたしはもらったことないけど。いやンなこたーどーでもいい。ともかくたかが3部程度の制作でこの凡ミスがちと許せんのだ。うー。

「ちいさいおうち展」の絵を考えてるうちに、“もしかしてあたしは企画意図を読み間違えてないか?”という気分になった。募集要項を読み返して、その思いが強くなる。まー、まるきり違うってわけではないし、これはこれでOKの範疇に入ってると思うのだけどさ。
そんで、じゃあこのスケッチ以外の絵を作るとしたらどんなだ?と自問してみたら、何も浮かんでこない自分に腹が立ってきた。自分の凡庸さに、と言ってもいい。そして、詩人の茨木のり子のこんな詩を唐突に思い出して余計沈んだ。

    ぱさぱさに乾いてゆく心を
    ひとのせいにするな
    みずから水やりを怠っておいて (略)
    自分の感受性くらい
    自分で守れ
    ばかものよ

人のせいにした覚えはないけど、「みずから水やりを怠っておいて」ってくだりがねぇ…何つーか「ばしん!ぐさっ!痛てて…」な感じ?投げ返せない直球をもろに喰らった気分というか。すごーく前にどっかの何かに載ってたのをメモって、そのまま忘れてたのに数日前ひょっこり出てきてね、そのメモが。詩人のつむぐ言葉って、何気なく残しておくとあとで突然じわじわと効いてくるよなぁ。メモったときもそれなりに効いてはいたはずだけどさ。第3ラウンドでもらったパンチのダメージで第6ラウンドが立ってられません、みたいな?そんでもって結びの言葉がひとこと「ばかものよ」だもんなぁ。
もしこの詩にずしんとくるモノがあったら、あなたはあたしと同輩です。へこたれずにいきましょう。

ちなみにこのメモ紙、他にもちょこちょこ書いてあって、江戸川柳なんてのも書き出してあった。

   琴になり 下駄になるのも 桐の運

何つーか…茨木のり子のがつんとくる詩のあとに殴り書きされてるのがこの川柳ってのが…自分で書いておきながら何ともコメントのしよーがないやねぇ。ま、確かにね、素材が一緒でも「何になれるか」は運なのよね。何か慰められてるってよりは「あきらめな」と言われてる気もしなくはないけど。

今夜は1尾69円と破格値だった鮭ときのこたっぷりのマヨネーズ炒めと小松菜のおひたし、それからわかめと春菊の味噌汁。何てお手軽、何て手抜き。でも美味しい。チチと2人の食卓って会話も途切れがちではあるのだけど、それでもウチごはんて一番落ち着くわ。
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by yukimaru156 | 2009-11-16 01:16 | そんな1日 | Comments(0)

ちぎり絵ざっか作家 さゆきの  雑記帳


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