雨読。

いきなり冬な気分だ。きっとあたしだけじゃーないだろう。指先がかじかんでちぎりもままならん!てのはまぁかなり言い訳に近いけど、「ちいさいおうち展」の構図をちょいといじったら「それがいいのか悪いのか」というドツボの迷宮に陥り(と書くとなかなか大げさでよいな。実際にはそーたいそーなことでもない)、『寒いし数時間後には160度の油鍋を前に格闘なのだ!』という開き直りからちぎりを諦めて読書に没頭した。

こないだウソ書いてしもーた。『アルケミスト』の著者はパウロ・コエリーニョではなく、コリーニョだった。しつれい。(もひとつウソ書いた。冷凍ホウレン草は20キロではなくて10キロだった。これまたしつれい)
ところどころで“あー、やっぱ読んだわー”と思いつつ、でも結末を思い出せず、そーこーしてるうちに読了。最後まで思い出せなかったことがちょっと情けなかった。この本が刊行されたのは94年。文庫化は97年。てことはこの14年のうちに読んでるんだよな。それを思い出せなかったとは何とも…タメ息。
神学校を出て、神父にはならず「羊とともに旅をする」ことを選んだ羊飼いの少年が、子供にピラミッドに連れて行かれ『ここに宝物があるよ』と教えられる夢を続けて2度見る。半信半疑のまま、少年は羊を手放し、まだ見たことのないピラミッドを目指す、というもの。単純明快な文章でありながら示唆に富み、やがて「この世界のあらゆること全ては、そうあるように仕組まれているのだ」と思い至る…ということなんだろうけど、うまく説明できん。ま、それなりにおもしろかったけど、結末で“そーそー、そーだった!”というのが何とも悔しくて感想はそっちのけになってしまった。

次に何を読むか、というのも雪丸的読書の楽しみのひとつなのだけど、未読の本が10冊以上も溜まってて(オトート1号に借りた本も含めると20冊はある!)、ちょっと、いやかなり迷う。買った順で行くと『柔らかな頬』(桐生夏生)か『ハゲタカⅡ』(真山仁)なんだけど、『黄金の羅針盤』(フィリップ・プルマン)も捨てがたい。昨日買った『犯人に告ぐ』(雫井侑介)も読みたいが、読みたい順で行くとそれより何よりジョナサン・キャロルの『薪の結婚』だ。いま挙げた中で唯一、一般書店で買ったものだし、2冊組ではないし。(あとのはみんな上下巻なのだ)
とあれこれ思い耽ったあとで、単純に「雨だから」という理由からバリー・アイスラーの『レイン・フォール/雨の牙』を読み始めた。半年前くらいに椎名桔平主演で映画になったやつの原作。何かちょっと…ベタな感じ?ま、シリーズになってるからそれなりに人気なのだろうな、という滑り出しではある。

雨だしさみーし、今日も挙げまくりなんだろーなーとちとユーウツになってたけど、始まってしまえばそういうのは消える。ただひたすら「揚げること」に没頭できるのはキライではないよーだ。(だから同様に「ちぎりまくり」も出来るのだと思う) それと多分、覚悟してたせいもあるけど、その割には(構えてたほどには)混まなかった、というのもある。かき揚げやってるうちに「エビ天がない」とか「季節天がない」とか言われることはなく、先回りで(つまり足りなさそうだと思った時点で)揚げることが出来たし。あそーそ、某ギャラリーのオーナーがこっそり食べに来てくれた。そーかなーと思ってたのに顔をこちらにあげてくれず、帰り際に『気を使われたら申し訳ないから声をかけなかった』と言われた。そんなこと気にしないでいーのにー。ありがとでした、OTさん。ギャラリーに行けないままですみませぬ。次回は天ぷら持参しますんで!
しかしそろそろマジで「ちぎりモード」に入らないとまずいな。左親指の爪は、なるならあと2ミリほど欲しいのだけど。焦ってもしょーがないから焦らないよーにしてるけど、締め切りに待ったはないしねぇ。ま、ぎりぎりまでまだもー少し余裕はあるからいっか。

昨日の夜『怪談レストラン』を観た。やっぱちょっとお子さま向きだった。松谷みよ子原作だった。子供の頃、怖くて読み通すことができなかった本があったなぁ。あのタイトルは何だったっけか、結局読了できたんだったっけか…近頃、思い出せないことも多くて滅入る。昨日はハハと歴代の日本の首相を遡れなくて2人でパスタ食べながら唸ってしまった。このあとでちゃんと調べよう。
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by yukimaru156 | 2009-11-20 01:54 | そんな1日 | Comments(0)

ちぎり絵ざっか作家 さゆきの  雑記帳


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