「スカボローフェアー」を口ずさむ

寝坊したおかげで予定がいろいろ狂ってしまった。ちっ。7時間寝たわけだから寝すぎでも寝たりないでもなくイイ感じではあるのだけど、朝食後すぐにコピーに行ったら、機械の調子がおかしくてそこでまたちょっと時間を喰って、帰宅して明日の準備(去年からずーっと懸念のひとつでありながらなかなか納品に行けなかった、「猫の額」さん用のモノ)が終わらないまま、そば屋出勤時刻。ふーう。

実はこの2、3日、「スカボローフェアー」が頭から離れない。えーと、何だっけ、「ディーン効果」か。頭の中を印象的なフレーズがぐるぐる廻る、ってやつではなくて、気づいたらふと口ずさんでる、みたいな。
理由はわかってるのだ。何気なく見てたCSのアニメで(タイトルさえわからん、もちろん内容も全然)、ある少女が寮の庭の片隅にハーブ園を作る許可をもらう。で、何故かという話で『「スカボローフェアー」を知ってますか』と問うシーンがあったのだ。彼女が独り言のようにつぶやくその歌詞を聞いて“へー、そういう歌詞だったんだー”と思い、あとでちょっと調べてみた。ら、調べたモノと違ってたのでがっくり、だったんだけど、長い歌詞をまとめたものだ、とわかった。それを書くのも何なので、アニメの方の、つまり意訳(?)された方をうろ覚えだけど書いてみる。

   羊の角で畑を耕し それから一面に胡椒の実を蒔く
   革の鎌でそれを刈って ヒースのローブでまとめる
   そうすれば あの人は私の恋人  (略)
   それはできないと言うのなら
   パセリ、セイジ、ローズマリーにタイム
   何をすればいいのか私に教えて

もとは16~17世紀に英国で作られた「エルフィナント」という古いバラッドで、吟遊詩人たちが歌い継いで何十という歌詞があるそうだ。「スカボローフェアー」というのは、当時、英国のスカーブラという市で、8/15から45日間に渡って立ってた市場のことを指すらしい。
あたしはサイモン&ガーファンクルの歌う曲しか知らないので(何となく、彼らの曲ではないのだろうな、とは思ってたけど、そんなに古い歌だとは知らなかった)、背景を知ってへへー、と思った。本来の詩は「到底できないようなことを相手に課し、それができたら自分は恋人になる」みたいなニュアンスなのだけど(って「かぐや姫」じゃん)、意訳の方だと「それができたら自分はあの人の恋人になれるだろう」的なニュアンスだった。と思う。モトの歌詞を読んだら自信がなくなってきたのだけど。
初めてこの曲を聴いたのは中学か高校くらいだったかなぁ。意味は全然わからないけど、何か禁欲的な感じがしたのを覚えてる。荒んだ大地とか鉛色の空とかの情景が浮かんだりして。ま、当たらずとも遠からず、だったのかな。

と、そーゆーわけで、「スカボローフェアー」な数日なわけでした。
そーいえば調べてて「あーそーかー」と思い出したんだけど、これ映画の『卒業』でも使ってたのね。あったしキライだったのよー、この映画。何であれが名作なのか全然わかんなくて。だってさ、どーしたら自分の母親と寝たオトコのあとをウェディングドレス着たまま追い駆けられるわけ?ばっかじゃないの。あれのどこにロマンがあるのか、も、さーっぱりわかんなくてさー。オトコもバカだしオンナもバカだし。ラストの有名なシーンに至るまでの過程に共感できれば、感動的だったろーとは思うけどね。

今日は土曜だったのでそば屋はラクだったんだけど、なぜかものすごーく疲れた…「バカはいつまで経ってもバカ」を痛感してしまったからかもしれない。同じ指摘をして同じ返事をする(わかった、と言う)のに、また同じ指摘をしなくてはならない、という「ぐるぐる」は一体いつになったら終われるんだろか。学習してくれよ、頼むから。
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by yukimaru156 | 2010-01-17 02:41 | そんな1日 | Comments(0)

ちぎり絵ざっか作家 さゆきの  雑記帳


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