犀在廊日 とまた戻ってきたメール便

本日は犀在廊日。と、昨日告知するのを忘れた、ごめんなさい。
11時半くらいに出ようと思って仕度をしてふと外を見たら雪!しょえぇ~。雪ン中を行くのかー、と思いつつウチを出たらやんだ。でも寒い。ついこないだの、我が家の梅が一気に五分咲きになったつい2、3日前とは大違いだ。ま、チャリで駅まで行けたのでよかった。

在廊は1時から、としていたので弱冠の余裕があり、懲りずにB・オフへ立ち寄る。先週行ったばっかだけど、ちったー在庫状況が変わってるかと思って。そしてついに!ハハご所望であたしも読みたいと思っていた宮本輝の『骸骨ビルの庭』を発見した。ココロで小躍り、やっほぅ。新刊(昨年6月に出たのを新刊と呼ぶのであれば、だけど)上下巻3000円が1800円。うふふ。荷物は(犀さん用の天ぷらを合わせると)結構な重量になるのだけど、ココロは軽い。嬉しい。

犀さんに着くまでも雪は降らず、そのまま雨も降らず、だった。これも助かった。もっとも、来場される方も少なかったのだけど。
犀さんに天ぷらを渡し、手放しでご夫婦に喜んでもらえる。奥さまは早速「冷凍」しに行った。あんないっぱいの天ぷら、一度に食べたらハラ壊すもんね。ウチで冷凍したことはないのだけど(する前に次が到着する)、冷凍しとくと『余分な水分が飛ぶのでさくっと美味しい』らしい。2時過ぎに来てくれた染め織りテキスタイルのゆりりん姉さんがそう言ってた。

彼女が来てくれたので、2人で(つーかオーナー夫妻と4人で)あれこれいろいろお喋りを楽しむ。まずは作家さんたちの作品をゆーっくり拝見してから、だけどね。
搬入時はもー人いっぱいだわ、どこに何が何やらで(レイアウトは揃ってからオーナーが行う、ということだったので)、そそくさと退散してしまったのだけど、意外にもすっきりとキレイにまとまっていてちょっとびっくりした。平面作品が多いのと、1人1点のせいかもしれない。もちろん力作ばかりで、「ギャラリー犀」や「オーナーが飼ってる猫(確かあんこときなこ)」、そして「動物の犀」をモチーフにした作品もいくつかあって、あぁ、こういう手法も悪くなかったなぁ、と思ってしまった。動物の犀はまだちぎったことないしさ。ここを逃したら、ちぎる可能性もすごく低い気がするし。

このギャラリーが閉廊してしまうのはホントにホントに残念なのだけど、しんみりした会話になる気配もなく、何か騒々しいまでにあれこれ(機関銃のごとく)喋っていてた気がする…近辺のギャラリーの話だけでなく、シジュー過ぎたらカラダのあちこちにガタがくるとか目にくるとか、このフキョーに終りの兆しはあるのかとか、ユザが渋谷に出来たのはいつだとか(誰も知らなかった)、大半はどーでもいーよーな、流れてくだけの話なんだけど、楽しかった。
作家さんたちの作品にはそれぞれタイトルカードがあるのだけど、そこにメッセージも書き込めるようになっていて、ひとつひとつ読んでくと、いかにこのギャラリーがみんなに愛されてたかがわかる。ここの企画展に参加して初めて「作家」としての道を歩き始めた人、ここから仲間の輪を拡げた人、仕事の幅を拡げた人、参加してオーナーとお喋りするのが何より楽しみだったと言う人、みんなの「残念な気持ちと再会(再開)を願う気持ち」がひしひしと伝わってくるメッセージばかりだ。あたしは搬入時にさくさくっと書いてしまったのだけど、もっとこーヒネリとゆーかパンチとゆーか洒落とゆーか毒とゆーか、気の利いたこと書けばよかったなー、とちょっと後悔。

お客さんはホントにちらほら、とゆー感じだったので(そんな中のご来場、感謝です、STさん)、5時半には辞させてもらって、教えてもらった吉祥寺のギャラリー「フェイストゥーフェイス」に立ち寄る。こちらの奥さまが昨年の『小さい額展』に出品されてて、面識はないもののその作品が印象的だったので。企画展を中心にした、休廊も多いギャラリーなのだそうだけど、奥さまの個展中でご主人ともお話が出来て楽しかったし、奥さまの絵の、あの独特の「目つきの悪い動物たち」にまた出会えて嬉しかった。
帰り際の駅に向う横断歩道で、「ぐわっし」の楳図かずお氏とすれ違った。この近辺ではよく見かける人が多いのだけど、あたしは初めて。「目立つけどごくフツーの人」な感じだった。
いやぁ、今日はいろいろあった気がするな。

帰宅したら、またメール便が1通、今度は「転居先不明」で戻ってきてた。驚いたのはそれをポストに入れておくのではなく、おにぃさんが直接手渡しに来たことで、『再配達の場合はまた伺います、料金は同じです』と名刺を置いてったことだ。1通80円のメール便を取りに来る、なんてすごいな。いつもコンビニを利用してたけど(つーか、このあたりのどこに営業所があるかわからんのだ)、次回があるとしたら頼んでみよう。とゆー気にさせるコマメさだ。そんだけ厳しい世の中でもある、ってことだと思うけど。
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Commented by ネイル屋ハリー at 2010-02-14 01:25 x
我が家の近くには魔夜峰央が住んでいて、たまに、コンビニで会うよ。昔、ラシャーヌなんかの脇にあった自画像そのままなんで分かりやすい。ちなみに奥さんは、昔通っていたジムでバレエを教えていた。魔夜峰央って言っても分からない人もいるので、たまに驚いたりする・・・・。
Commented by 雪丸 at 2010-02-14 01:53 x
ネイル屋ハリーさん、再びこんにちはです。そーなんだ、ご近所なんだ、摩夜峰央。以前写真を見たことあるけど(本にも載ってたけど)、彼が描く自画像とそっくりだよね。本ではバレエの話もよく出てくる。奥さんが教室で教えてて、子供たちのその送り迎えをしてるうちに自分もやるようになったみたいだよ。こないだ本屋で『パタリロ』の最新巻を見つけて“まだ続いてるんだー”と驚いたわ(笑)
Commented by ネイル屋ハリー at 2010-02-16 00:48 x
まだ、続いていたんだね。20代後半でも、パタリロのことを知らない人はいるんだよね。
ところで、楳図かずお氏、着ていた服は何だったか、とっても気になるんだけど・・。
Commented by 雪丸 at 2010-02-16 01:04 x
ネイル屋ハリーさん、どーもです(^^) 「パタリロ」もだけど、今日本屋で「あさりちゃん」の新巻(91巻!)見つけたよ(笑) これもオドロキだ。

楳図かずお氏は、たぶん下は赤白のボーダーなんだけど、ひと昔前のヤンキーたちが着てたよーな、てろてろ光ってる青いスタジャンでした(笑) いまどきちょっといないよな、てことで目を引いたんだよね。背中の刺繍が何だったか思い出せないんだけど(笑)
Commented by ネイル屋ハリー at 2010-02-16 18:53 x
あぁぁぁ横須賀のスカジャンだ。背中の刺繍が、オリジナルでまことちゃんだったら笑えるなぁ。
Commented by 雪丸 at 2010-02-17 00:47 x
ネイル屋ハリーさん、どもです(^^) 刺繍がまことちゃんだったらさすがにわかるよ(笑) 何かのロゴだったような…忘れた(^^;) でもあの近辺ではホントによく目撃されてるみたいよ。家が近くだから当たり前だけど。
by yukimaru156 | 2010-02-13 00:50 | そんな1日 | Comments(6)

ちぎり絵ざっか作家 さゆきの  雑記帳


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