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電車内コミュニケーション考

やーどもどもお騒がせ?つーか、騒いでたのはあたしだけですが、しつれーしましたです。何かさ、「午前0時を過ぎたら翌日である」っつー意識が欠けてるのよね、あたし。なので「24日未明よりメンテナンスのため休止」というお知らせがあっても“それは明日のことだ”とか思っちゃって、そば屋から帰宅した12時過ぎ、ブログ更新のために開けてみたらあらら、な状態だったのでした、昨日。年に1、2度くらいのこのメンテ、午前0時から始まったことがなかったせいか、いやー慌てたー。つか、びっくりした。

とりあえず昨日(23日)の出来事をちょっと。
ま、どってこたーない1日だったわけだけど(それはいつものこととして)、そば屋に行くのに電車に乗ったらば、一緒にちっちゃい女の子(くまのぷーさんの帽子とピンクのうさちゃんのマフラー。3歳か4歳くらい)がママと一緒に電車に乗ってきた。で、彼女は目の前に座ってる、やはり同じくらいの女の子(長い髪をくるりとカールさせた、豹柄ハーフコートの女の子)に挨拶…したのかしてないのかわかんないけど、彼女に無邪気に話かけた。
『ねぇ、なんさい?』
豹柄の女の子は突然のことにびっくり。応えるより先に隣に座ってるママに“どうしたらいいのか”って感じのアイコンタクト。したらばさ、そのママ(あたしと同年代の女性で美人の「奥さま」風)、何と応えることもなく無視。ぷーさん帽子の女の子は無視されてるってことに気づかない感じでもう一度『なんさい?』と尋ねてる。豹柄の彼女はもーどうしたらいいかわからず、おろおろし始め、それでも彼女のママは「応えてあげなさい」でも「何歳でしょ」とも「無視していなさい」とも言わずのだんまり。ぷーさん帽子の子はそゆことは一切感心がない様子で、2度3度と質問を繰り返し、たまらなくなった彼女のママ(ごくフツーのママさん)が肩を叩いて“もー話かけるのはよしなさい”みたいなジェスチャーをするのだけど、それに対して「なぜ?」といたって素朴な疑問符を見せて、また尋ねる。
『おねえさんはなんさい?3歳?4歳?どこまで行くの?おでかけするの?』
ここまできても公然と無視する豹柄の女の子、ではなくてそのママがだんだんウチュー人に見えてきた。さかんに話かけられてる女の子は、もう何をどうしたらいいかわからないという顔でママへのコンタクトも必死だ。それに対して何の反応も示さない(子供の顔を見はするけど、どうしろという言葉なり表情なりを作らない)、そのママは一体何を考えてるのだろう?自分の娘がこんなにも必死に助けを求めてるのに。

この女の子はもしかしたら「知らない人と口をきいてはいけません」と日頃戒められてるのかもしれない。それはそれで(子供にはともかくとして)納得のいく話ではある。そしてその戒めっつーか「教え」がいつ、どこで、どんな状況でもそれが有効であるとしてひたすら守ろうとしているのだとしたら(ま、あたしにはそう見えたのだけど)、それは「ケースバイケースだよ」と教えてあげるのはママの役目だ。他に誰がいる?相手が浮浪者みたいな格好をした男性なら警戒するのもわかる。だが、悪意の微塵もないことがわかる、娘と同世代の女の子に対しても同様の態度でいろ、というのは酷だし、それ以上におかしな話だ。
そして結局、終点の駅まで約10分あまり、ぷーさん帽子の女の子の質問は(決して他人に迷惑なほどの大声ではなく、無視され続けてることに対する苛立っている様子を見せることもなく)続いた。駅に着いてぷーさん帽子の女の子のママが『さ、降りますよ、おねえさんにさよならね』と言い、彼女が『さようなら』と言う前に何と、豹柄コートの女の子のママが、娘すらも無視してさっさと電車を降りてったのだった。もちろんその娘はぷーさん帽子の女の子を振り返ることもなく、慌ててママを追い駆けてった。ぷーさん帽子の女の子が泣き出してしまうんではないか、とあたしの方がどきどきしてしまった。幸い、そゆことにはならなかったけど(素直にママの言うことを聞いて一緒に電車を降りてった)、この状況はあまりにも理不尽で釈然としないぞ、と赤の他人であるあたしがぷちキレそーになった。

ありゃーいったい何だ。あの美人ママは、なぜああも頑なに口をきかず(でも露骨に迷惑顔でもなかったし、「かかわるのはやめてちょうだい」って感じでもなかった)、公然と無視し続けていられたのだろう?電車はそれなりに混んでて、男の子の学生たちまで成り行きを黙って見守ってるくらいだったから、たぶん周囲の人間たちはみんなして「応えてあげなよ、お嬢ちゃん」と思ってただろうし、何よりぷーさん帽子の女の子が一番、頭の中を「?」マークでいっぱいにしてただろうと思う。そして豹柄の女の子もまた。
「あいさつは大事」だ。そこから人の関係は始まるから。それは、ウラを返せば「それを無視したら人の関係を始められない」ということでもある。よく「本を読みなさい」とうるさく言う親ほど自分は本を読まない、なんて話を聞くけど、「あいさつできない子供の親はあいさつができない」よな。子供は親を選べないんだよなぁ。あの豹柄のコートの女の子、ちゃんとお友だちできるのかしらん…とそこまで不安に思ってしまった出来事だった。

さてそば屋。「あんなにいー天気だったのに夜は雨なんて聞いてないよっ!」とキレかかるかと思いきや、実はそーでもなかった。なぜかとゆーと、天ぷら粉が切れたから。発注ミスなのか、単に地下倉庫からストックを持ってくるのを誰かが忘れただけなのかは知らんけど、ともかく9時過ぎになくなって「天ぷら粉がない→だから揚げ物が作れない→よって作らなくてもよい」という素晴らしい三段論法によって揚げ物格闘不戦敗。あたしが悪いんじゃないもんねー、ふははは。
『エビ天残5!』
『つくれませーん』
『ドロ(天ぷら粉と水で作った練りのことをこう呼ぶのだ)、ないの?!』
『ないよー、だからもーおしまーい』
と返答することの何とゆー心地よさよ!おかげで閉店準備もちゃっちゃと進み、無事閉店。毎度こーだとよいのにな。
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by yukimaru156 | 2010-03-24 22:06 | 我思う | Comments(0)

ちぎり絵ざっか作家 さゆきの  雑記帳


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