深夜アニメと革小箱と伝統工芸の危機

昨日はお花見には絶好の日和だったけど、でも油断ならないのでは、と思ってたらホントに油断できんかったっすね。何だかなぁ…ま、今日は冷え冷えでも「そば屋ではない!」のでいっけどさー。もっとも、天気よけりゃよいで冷しのそばが出るから、つまるところは一緒だったりするのだけど。

昨夜、深夜アニメを2本も見てしまった…1つが『RAINBOW 二舎六房の七人』で、も1つが『薄桜鬼』。どっちも何の予備知識もなくて、前者のオープニングで「安倍譲二原作」とあってちょっとびっくり。最近とんと拝見してない気がするけど、テレビとか見ないからかな。昭和30年代の少年院の話で、スネに傷持つ少年たちの友情とか絆とか、その類らしい。サドな看守とか一見物分りのよさげな医者とか、ありがち的(?)。次回も見たいかっつーと、う~ん…「アンチャン」のかっこよさにはちとしびれるのだけど。
で、『薄桜鬼』。これ、市川雷蔵主演の名作『薄桜記』のパクリだと思うんだけど(タイトルだけ)、果たしてそれをわかってる人はいるんだろか…ま、雷蔵殿の映画にゃ鬼は出ないので、当然内容も全然違うのだけどさ。副題が「新撰組奇憚」とあるとーりの、幕末新撰組モノ。美形キャラいっぱいのキレイな作りで「萌えるおねいさんたち」が殺到しそーだ。んが、あたしにはゴヒイキキャラを見つけられず…何でだろ。そもそも「新撰組」というモノに対しての想い入れみたいなのがないからか。キライってわけでもないんだけどねぇ。新撰組が鬼退治してんだけど、その鬼たちもなぜか新撰組の隊服を着てるという…そのあたりは次回以降になるのでしょう。見るかなぁ…わからんな。

本日はそば屋がないので、天ぷらのお届けをしたあとはゆるりと制作に専念。ゆるゆるしすぎて、進行具合としてはいまいち。革のキーホとかを作ろうと思ってたのだけど、頂いた革が大きめなのもあるので、まずは小箱をいくつか作って、そのハギレでキーホにしよう、と思って小箱制作。先日も作ったので、本日は応用編。ひとつ、わかったことがある。

でかいのを作ると粗が目立つ!

でかいのったって5センチ四方とか、そんなモンなんだけどさ。接着剤のはみ出たとことか、キレイにカットできなかった線とか、そゆのがね…つくづくあたしってブッキーなんだなぁ、とがっくし。雑念がちと多すぎたのもあるな。何か気が散って、集中できんかった…こゆ日はひたすら製本するとか、別の過ごし方をすればよかったのだ。いまさらだけど。
もらった革に、1センチ幅くらいの、端に穴をいくつか開けたモノがある。麻ひもバックのうたちゃんは、これをバックの取っ手にしたりしてるのだ。(穴は革紐や麻紐を通すためのモノ) 革に穴を開けるのは専用のナントカって器具みたいなのがあって、それでがっつんとカナヅチで開けてくのだけど(実はあたしもひとつ持ってる)、そのせっかく開いた穴を利用してうまい使い方はないかなぁと考えてて、ふと思った。

この、開けたあとの丸い革は捨ててるんだろか…。

捨ててるのかなぁ、もったいない…(とここで書くのは、これ読んだうたちゃんが「捨ててるよー、あげるよー」と言ってくれるかもしれない、とゆーとても小賢しい思惑があるからなのだ、うたちゃんごめん!) 「こんなのを作ってみよう!」というアイディアは全然まったくまるで何も思いつかないのだけど、でも何か「へへー」と思われるようなモノが出来たらいいなぁと思ってる。出来たらいいなぁ。

ちょっと関係ないけど、こないだ週刊誌をぱらぱらと立ち読みしてたら、「伝統工芸の危機」というタイトルの記事を見つけた。輪島塗や有田焼の存続が危ういのだそーだ。「後継者の不在」ではなくて「売れなくて」。これらの伝統工芸はいまや百貨店の売り上げが頼み。その百貨店の集客力、成績がガタ落ちしてるんだから、響いてくるのは当たり前。何年、何十年と経験を積み重ねてきた生粋の職人たちの技が安価にできるわけもなく、状況としてはかなり厳しいらしい。
『これまでにも何度も不況の煽りを受けてきたが、必ずその後に景気が上向いて、何とか持ち応えることが出来た。でも今回(の不況)は長すぎる』
とは関係者の弁。「売れない」という話は、もー業界を問わずにそこかしこで言われてるけど、「それ以外に作る術はない」人ほど苦しいだろうと思う。手描きかプリントか、ちょっと見ではわからないほど技術も進歩してしまってるわけで…難しい。伝統工芸だから擁護しろ、とまでは思わないんだけどさ。一体これまでにどれほどたくさんの「技」が消えていったのかなぁとか思ってしまった。豆腐屋のラッパだって立派な職人技だったのに消えてしまったもんね。
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Commented by うたちゃん at 2010-04-08 08:20 x
ご想像通り全部捨ててましたよ。
確かに、毎回同じ形の○が大量に出てたわね~。
まさかこれに目をつけるとは・・・。いくらでも差し上げますわ!

革は紙と違って柔軟性がありすぎて切りにくいよ。
ちょっとの油断で曲がってしまい私も何度駄目にしたか・・・。
精神集中して一刀両断しないとね!頑張れ~。
Commented by 雪丸 at 2010-04-09 01:17 x
うたちゃん、いつもありがとう!そーか、やはり捨ててましたか(笑) これを何に、とまでは深く考えてないのだけど、でもちょっと気になってるので今度くださいまし(^^)

革を扱うのは難しいですねぇ。でも「革屋」ではないので(おっと、この言葉はあっちにも通じてしまうのか…)、あまり力まずに楽しんでみたいと思ってます。これからもよろしくです!
by yukimaru156 | 2010-04-08 01:12 | そんな1日 | Comments(2)

ちぎり絵ざっか作家 さゆきの  雑記帳


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