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島田ゆか&ユリア・ヴォリ絵本原画展

明日から3日間悪天候だと思うとぶつぶつうつうつ…とりあえず布団干して洗濯して、手紙を書いて絵本を詰めて、午後すぐにオデカケ…のつもりが2時過ぎになってしまった。
絵本は「書籍扱い」してもらえるよう、開封したままの状態で持参するも『ちょっと重いかもしれないですねぇ~』と測りに乗せた。祈るよーなキモチで見てたら、な、何と2960グラム!(3キロを超えると「書籍扱い」にはならなくて、通常の宅急便になる) 普通だと1150円だかが、書籍なので590円!この差はでかい!うほほーい、だ。

で、銀座へオデカケ。松屋で開催してる、島田ゆか&ユリア・ヴォリ展。(残念ながら今日まで) 2人とも絵本作家さんなのだけど、ユリア・ヴォリは知らなかった。人間のような生活をしてる動物たちの絵、というところで共通してるかな。2人は仲がいいらしくて、それぞれのインタビューで互いを褒めてた。島田サンはカナダ在住、ユリアサンはフィンランド在住で、チラシに彼女たちが来場してるとは書かれてなかったから、たぶん来てはいないのだろう。

島田サンの代表作『バムとケロ』のシリーズについては過日ちょこっと触れた。この1月に出た『バムとケロのもりのこや』は、何と12年ぶりの新作だったのだそーだ。それであっちゅー間にベストセラーで3ヶ月で第5版。ん~む。すごい。
正直、最初はこの犬のバムとカエルのケロコンビを可愛いとは思えなかった。ちょっと不細工系というか。でもものすンごく丁寧に精密に描かれた、他愛のない小物や小道具たちがとても愛おしく、それらを大切に扱っていることがわかるバムとケロの日常までが愛おしくなって、彼らも好きになる、という寸法。部屋の隅に転がっているお菓子の空き箱から、窓辺の人形、机や椅子のデザインまでが素晴らしくて、例えばシリーズ1に出てきた小物が2では部屋の棚に飾ってあったり、部屋の間取りは同じでも配置がちょっと違ってたり、というような「発見」もたまらない。思わず彼らの部屋に飛び込みたくなるほど快適そうだし。

ユリアさんの絵も可愛くて素敵だった。絵本の中で小鳥たちが洗濯物にとまってて、『猫が洗濯ばさみを見つけてくるまでタオルを抑えておくように言われた』なんて台詞、笑える。単に洗濯物にとまってたわけじゃなかったんだ!彼女の絵本は短いアニメーションになってて、これがなかなかよかった。ぶたが小鳥たちの労をねぎらって「足湯」を使わせてあげるあたりもおかしい。みんなして『ふぅ~』とか言ったりしてね。
最終日だから5時閉場で、ぎりぎりまで堪能したあと、グッズ売り場をうろうろ。「バムとケロ」が愛用してる、カエルの顔型にパンケーキが焼けるフライパンが売ってたのには苦笑した。1890円。買わないけどさ。
カードだけにするつもりが、結局『バムとケロのにちようび』を買ってしまう。ま、いっか。この売り場の絵本の売り上げの3%は震災の義援金になるそーだし。

出かけるとき、久々の銀座だけど欲しいものある?と聞いたらば、『いわての…』と言われた。以前、あたしがまだハケンでこの銀座近辺にいた頃ハハを連れて来たことが何度かあって、1度「いわて銀河プラザ」という、岩手県産の商品を揃えてる店のことを言ってるのだとピンときた。松屋からはちょっと歩くのだけど行ってみた。入り口に、今回の震災での支援に対する感謝の言葉が掲げられてた。(あとで見たらレシートにもあった) 度々購入してた、ベーコンの切り落としのブロックは完売。ちょっとショック。酒に用はないので、さてどーしよーかとうろうろして、三陸の「さしみわかめ」と(これも人気らしく「お1人さま5点まで」とあった。5点も買えないけどさー)、「くるみいっぱいゆべし」と「牛タンスモークハム」を購入。2000円でお釣りが来たので、それは義援金箱に入れてきた。見ると、結構入ってて、1000円札も数枚あった。みんな思うことは一緒なんだな。あとになって、やっぱりもうちょっと何か買うべきだったかなぁと思う。まだ機会はあるだろーけど。

明日から暴風雨だか台風だかが来るみたいで、3日間は雨らしい。あ~やだやだ。何でそば屋3連勤で雨も3日なわけ?どーせ人員削減されたまんまで人いないんだろーし、新しいシャインもまだてんで慣れてないんだろーし(語るとまた長くなるから書かないけど!)、とほほな気分だ。
とりあえず明日はハハの日に2日遅れのプレゼントで外食ランチなので、まずはそっちを楽しもっと。
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by yukimaru156 | 2011-05-10 01:21 | 行った観た読んだ | Comments(0)

ちぎり絵ざっか作家 さゆきの  雑記帳


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