てづくり豆本展搬入 と書店カバー

搬入は12時~19時なのだけど、10時に起きて最後の悪あがきをちょっとして、12時過ぎくらいに到着。45名中の2番手で、だったらもーちょっと寝ててもよかったかなーと思いつつレイアウト作業。1時間しないうちに自分の分は終えたのだけど、来られない作家サンの分のレイアウトを手伝った。“おおっ、福岡のKGさんだー”とか“新潟の作家さんかぁ~”とか、いろいろ眺めつつ(どう作ってるのか勉強させてもらいつつ)、指示書を見ながら並べる。それらの作業がひと段落する頃、周囲を見回して「ちょっと気になる作家さん」の作品を拝見した。
『こんなに凝ってて1000円て安すぎないですか』
『つか、あたし無理です、こんなすごいの作るの!』
『うわっ、これ2冊しかないんだー、初日に消えるわ』
『見て見てこれ、すごぉ~いぃ~!』
と、作業を終えた作家さんたちとはしゃぎまくり、触りまくり。(もちろん見本を、よ) つくづく「すごいモノ作る人いるんだなぁ」と思う。それに安いしさー。中には「完売しても参加費と発送費で赤字なのでは…」と思う人もいて、それってどーなんだろう、謙虚すぎないか?と考えてしまう。あたしはタダ同然(つか殆どタダ)の材料で作ってるわけだけど、それでも「完売しなくても参加費、交通費」は最低限出せるような価格設定とさせてもらってるんだけどね、こゆの見てると恥ずかしくなる。

例えば、外観はどー見てもちつちゃいクレヨン箱なのに、開けたらそれぞれが巻物になってるとか(パッケージももちろんオリジナル)、ちっちゃい箪笥?と思いきや引き出すと本になってたりとか、開いたら切り絵の屏風になっちゃうようなのとか。1冊にどんだけ手間かけてんの?とマジで考えるのよね。アイディアはあっても、作る段階で“あんまり手間かけると価格もあげなきゃならなくなるしなー”と思ってしまうあたしはただの横着者なんだろな、と思う。つか、手間かけてもこんなにキレイに仕上げられないし。

すーごいちっちゃい本(2×3センチくらい)でも、びーっしり字が入ってたりして、いちおまだ老眼ではないので読めるんだけど、同じ大きさでも手書きだと読みにくいのに活字だと読めるのは何故?とか、活字印刷の方が本としての質が高い気がするよなーとか、そゆことも考えてしまう。手書き文字の人の方が圧倒的に少ないから、「ちぎり屋は敢えて手書き文字で行くのさ!」と開き直ることもできるんだけど、いーんだろかそれで、とかね。豆本イベントはこれで何回目かになるんだけど、出展するたびに他の作家さんの「豆本とそれに付随する小物やレイアウトの仕方」にくらくらして反省しきり。
にしても過去、何十回となくいろんなとこに出展(出店)してるけど、『行列をどう誘導するか』という相談を耳にするのはこの豆本イベントだけだ。(そりゃデザフェスやホビーショーは誘導係とかいるけどさ) それだけの人が来る、ということをもっとちゃんと認識して挑まないとイカンね。

豆本協会の会長さんは(当然、豆本作家でもあるのだけど)、古本全般に興味がある方で、それにまつわるいろんなものを蒐集されてもいる。(古本好きが高じて古本業界のウラが見たくて古本屋と結婚した、と本人は言ってた) で、あるとき書皮(購入のとき本屋さんがつけてくれる書店カバー)も集めてる、と聞いたので、ウチにあって使ってない(いつか使うと思ってそのまんまの)書店カバーをホビーショーのときにあげたのね。最近ではとんとお目にかからなくなったけど、かつてはどこの書店も自分とこの書店名が入ったカバーをつけてくれてたでしょ。会長さんいわく『真っ先にリストラ(経費削減)されてしまうもの』で、言われてたみたら確かにそのとーりだけど、集める趣味はないので持参したらそれはもう喜んでくれて、ちなみにどのくらい持ってるんですか、と聞いてみた。
『う~ん…ダンボール箱がいくつかなぁ』
って、ダンボール一箱に何枚入るんだ?書皮カバーだけだよ?ン百枚どころじゃないよねぇ。ひょえぇ~。
『企業広告ものとか、大手(キノクニヤとかユーリンドとか)でも、そこに支店名が入ってたら「〇〇店が入ってないからいつ頃のものだ、とわかるしおもしろい』
のだそーだ。ありふれてると思ってたカバーも、『本屋業界が書店用に卸してるデザインのもの』なんだそーで、書店名の入ってないカバーってそれなのかぁ、と納得。すごい…何かまたこっちもいろいろ探してぜひコレクションに協力したい、と思ってしまった。前回あげた書店名入りのカバーをつけてた本屋はみんななくなってしまったんだけど、まだ探せばあるかな。

渋谷に出たついでに、納品が終わったらちょっと映画でも、と思ってたけど、爆裂睡魔が襲ってきて、それは断念して、そのくせ古本屋には入ってしまってまた買ってしまった…帰宅は夕方6時。ハラヘリすぎて眠気とどっちを優先すべきか迷う。お菓子つまんですぐ夕飯。再び睡魔で、戦利品(オノナツメの『逃げる男』)読了後、寝てしまった…食べてすぐ寝たらウシになるって言われたんだよなー、昔。
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Commented by しっぽ at 2011-06-07 17:40 x
いよいよですネ!土曜日あたりにぶらりとお邪魔します。虫めがね持っていこうかな?老眼・・・(笑)
Commented by 雪丸 at 2011-06-08 00:30 x
しっぽさん、こんにちはー!ぜひぜひ「ぶらりと」立ち寄って見てください。見応えのある作品が揃ってますよー!虫眼鏡はいいと思うけど、老眼はいるかも…(^^;) 楽しんでくださいね。
by yukimaru156 | 2011-06-07 01:50 | そんな1日 | Comments(2)

ちぎり絵ざっか作家 さゆきの  雑記帳


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