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ちょびっと制作 と送る絵本で悩む

葉山にある「ねこの家美術館」と、西新井の「手ぢから よいな」にそれぞれ納品予定のモノを作り始めた。どっちも売れてるわけじゃないんだけどさー。こと「ねこの家」に関しては、昨年末の「クリスマス展」での売り上げがホントに厳しくて泣けたのだけど、「季節ものではなく、通年販売できるものを置いてみてはどうか」というお話を頂戴したので、とりあえず再挑戦てことで行くか!と思って。毎月、被災地宛の絵本を送ってるから一緒に入れてしまえばよいしね。

そーそ、この「被災地用絵本」、10冊ばかり買ったうちの3冊くらいしか読んでいないんだった…送るためには読まなくては…いや送るためには作らねば!てジレンマでひりひりしてる。別に読まなくてもいーんだけどさー、ただ単にあたしが読みたいだけなんよ。全部105円なんだけど、中に椋鳩十の『大造じいさんとガン』があって、もーこの名前を読むこと自体が何年ぶり?!てくらい懐かしくてねぇ。小学校の国語や道徳の教科書には必ずあったと思うのだけど、いまでも使われてるのかしらん。この『大造じいさん』も読んだ記憶はあるけど、内容はすっぽり抜けてて、ちょっと歯がゆいのだよね。そういう絵本、いっぱいあるのだろーなぁと思うねぇ。

それと、まだ味読だけど“送っていいものか…”とちょっと悩んでるのが『アタック!ひぃばあちゃん』。ひぃばあちゃんと女の子が入れ替わってしまう騒動を書いた小学校低学年向きの話なのだけど、何を迷ってるかと言うと、その入れ替わりのきっかけが「大地震のせい」だから。震災から1年とちょっと。まだまだ心に傷を抱えた子も多いのではと思うから、いくらおもしろそーな話でもこれはちょっと微妙かなぁ…と思って。どーだろ。考えすぎかなぁ。だといいんだけど。
送った本はタイトルと挿絵、作家名をノートに書いてある。もー随分溜まった。何冊かわからないけど、100冊は超えた…かな。今度ちょっと数えてみよう。おもしろかった本には☆マークをつけてるのだけど、これも少なくなくて、完全なボランティアだけど結構楽しんでるよなぁ、と思ったり。

しかし前回105円で買っのとまったく同じ絵本で、状態もたいして変わらないものが550円だったのにはちょっとびっくり。『かいけつゾロリ』とか(甥が大好きなので、じゃ同年代の子は好きなのだろなと判断して)買ってるのだけど、250円か105円で、その差がどこにあるのかさっぱりわからん。しかしよくまーこんだけシリーズ化してると思うわ。他愛のない話ではあるのだけどね。絵の方が主流だから、マンガ感覚で読めるのかな。
以前、「絵本より児童書の方がいい」みたいなことを言われたので、「挿絵の入った本」て感じで選んでるのだけど、絵本のように簡単には読めず、いつのまにかどっぷり浸ってしまってる自分がいる。どってことないっちゃーないけど、それなりにわくわくしたりどきどきしたり。こないだ読了した『水曜日の魔女』とかおもしろかった。箒じゃなくて掃除機に乗ってて、ホースを首にかけて、行きたい方向に吸い取り口を向けるのよ。ホコリをいっぱい吸い込んでしまうと途端にスピードが落ちて、中のゴミを始末してあげなきゃいけなかったりしてね。ちなみに何で「水曜日」かとゆーと、「水曜日生まれの魔女は水曜日に一番魔力が効く」から。これ、シリーズで3冊出てるみたいだけど、2冊しか入手できなかった。残念。アメリカで70年代から80年代にかけてすごく売れた児童書らしい。絵も可愛いのだ、シンプルで。

そば屋行くまで作ってたけど、ちょっと終わらなかった。本にはさむ栞って、本好きの人によると「なるべく薄い方がいい」ということだから、革栞でもなるべく薄いのを、と思って作ってるのね。でもさ、これを袋に入れると、何つーか「ぺらぺらすぎて高級感(?)がない」んだよねぇ…もともとないっちゃないんだけども。
そば屋ではずーっと揚げ物。も、カンベンして!てくらい揚げまくり。ずっと降ってるくせに、傘の忘れ物が4本、5本、6本、7本…駅に着いたらどーするんでしょか、みなさん。また買うの?

明日、「手ぢから よいな」へ行こうかと思ってたんだけど、確認したら水曜定休だとゆーので、改めることにして、制作&読書、としよーかな。
Commented by 汐汐. at 2012-05-23 22:33 x
ゾロリ、人気は続きますね。
シリーズ開幕当初には、主にPTA方面から「好ましくない」扱いも
受けた、と耳にしました。
未だ「実際に人気があるからといって、良書とはいえない」の声も、
あるところではある模様。

ふふん。
そも判断するのは、主役たるアタマ柔らかにして感受性豊かな
子どもたちのはず。
ワケ知り顔に大人風情がでしゃばるんじゃない、とは、汐。笑。

葉山にはおいしい蕎麦屋さんや寿司屋さんがあるそうな。
ご当地在住のイラストレーターさん(ハラカズヒロさん)のブログを
つらつら眺めるに、出かけたいのですが。
なんでこんなに時間がないのだろう。悲。
Commented by 雪丸 at 2012-05-24 00:15 x
汐さん、こんにちはー!忙しそうですが、お元気そうで何よりです(^^)
ゾロリシリーズ、よくまぁこんだけ大ネタ小ネタてんこもりで続けられるもんだと感心しますね(笑) PTAが「好ましくない」という本て、10冊中9.5冊は子供にとっては「良書」と決まってるよーですな、昔から(爆)
『良書、悪書と分けるのは本に対しても選ぶ子供たちに対しても失礼だ』
とは絵本作家の五味太郎氏の弁。同感です。

あたし的にはゾロリは“あっちこっちに読むところ(文字)がいっぱいすぎて目がくるくるする…”とゆー、感性が鈍ってんだか何だかな感じなんですが(^^;) 今日、読んでたら「大食い大会」に「ギャルつね」という狐の可愛い女の子が出てきて、あぁ、こういうネタも人気のひとつねー、と思ったですよ。

葉山、実は自分も行ったことないです(^^;) ご多忙のようですが、くれぐれも体調には気をつけて過ごしてくださいね。 
Commented by 汐汐. at 2012-05-27 21:45 x
雪丸さん、お元気にてなにより☆

ゾロリはね。
汐も読みましたよ。
「読まずに死ねるか。(曰く・故 内藤陳)」ではありませんが。
小うるさい某筋方面からの批判の存在を耳にして、ただ黙っている
のもナンなんで。笑。

ふふふ。面白かったですよん。
PTA風情ナニするものぞ。
でもさぁ。
ぶっちゃけ小学生のころに読みたかったな。苦笑。

ギャルつね、かぁ。
よいねぇ(^^)
Commented by 雪丸 at 2012-05-28 01:04 x
汐さん再びこんにちは。「ゾロリ」、男の子には人気みたいですねぇ。もーいったい何冊出てるんだか!シリーズものの場合、大抵は後ろあたりに既刊本のタイトルがあったりするけど、それすら省いて絵と文字満載の裏表紙ですねもんね(笑)

「ぶっちゃけ小学生の頃」、わかります、わかります(^^) こうして集めて読んでると、そういうのがいっぱいですよ。女の子向きとしては、ルース・チュウの魔女シリーズがおもしろかったなぁ。表紙のセンスもよくて素敵でしたよん。機会ありましたらどうぞ。
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by yukimaru156 | 2012-05-23 02:09 | そんな1日 | Comments(4)

ちぎり絵ざっか作家 さゆきの  雑記帳


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