愛用してる化粧水 と1050円也 とJ・ティプトリーJr.

朝からいろいろ予定が狂って、そこからさらに狂って、結局当初の予定に近いスケジュールになった。何だかなぁ。ま、それもよし、か。

あたしには長年愛用してる化粧水があって、どれも似たよーなモンだろーと思いつつ、ずっと同じのを使ってる。「ねんどの化粧水」てやつ。粘土質に含まれる何たらかんたらが入ったヤツで、自然に優しいんだか何だかよくわかんないけど、自然食品を扱ってる店だと置いてあることが多い。別に自然嗜好てわけではないのだけど、でもって「この化粧水でないとダメだ!」てこともないのだけど、気がつくとかれこれ15年は使ってるんだよな、これ。

で、じゃー何で使ってるかとゆーと、15年前、あたしがまだ「ちぎり屋」が商売になるとはこれっぽっちも思ってなかった頃、ただ「自分のウチにあった不用品」をフリマに並べてた頃の話だ。ちょこっとだけ、カードも出してたかもしれない。御茶ノ水で月に1度開催されてた「楽市楽座」というフリマで、自作の化粧水を並べてる夫婦がいた。旦那さんが粘土を研究してるとかで、その効用についていろいろ語ってくれた。気がする。ともかくそれを使うようになって、あたしが晴れて(?)「ちぎり屋デビュー」することになって、そのご夫婦ともそれっきりだったのだけど(いや、どっかのフリマで会ったな、そー言えば!)、知人の店で扱うようになってびっくりして、その後「はんず」でも売られるよーになってさらにびっくりした。えらい出世だ…あやかりたいもんだわ。もっとも、メジャーかどうかは(「はんず」にあるとは言え)、よくわかんないけど。

前置きが長くなった。ともかくその知人が店を畳んで結構経つのだけど、「はんず」まで行かずとも経堂の自然食品の店まで行けば入手できるよーになり、今日はB・オフに行って本を買い取ってもらってからそっちまで行ってきたのだ。
本はハハの単行本(古本屋で買ったモノだけど)も含めて24冊。1050円になった。本棚はまだいっぱいなので、さらに出したかったのだけど、ちょっと見る時間がなくてねぇ。J・ヒギンズは再読する可能性アリだと思うのだけど、C・カッスラーはあるのかなぁとか、でも翻訳モノっていま売れないんだよなぁーとか、考えてると手が止まっちゃうのよね。
翻訳モノは置いといて、再読(したくなる)可能性の低い本を売ったあと(マンガは別~。「ンだらけ」の方にしよーかと思ってさー)、その化粧水を買いに行き、そしてその近所にある、ちょっとコアな(?)、昔ながらの古本屋に入った。聞いたことないタイトルの手塚作品とか、昭和42年発行の「サザエさん」とか、そんなのが置いてある店で、そんで翻訳モノの棚で見つけてしまったのだ。J・ティプトリー・Jrの「たったひとつの冴えたやり方」。表紙は何と川原由美子!うわーっ、うわーっ、うわーっ、なんだけど、あたし的には。(でもそー思う人はごくごく一部でしょーな) お値段300円で、そりゃ「買い」なはずなんだけど、しかしこのボロさときたら…思わず唸るほどの傷みようで、かなり悩んだ挙句、見送らせてもらった。う~ん、惜しい…別に川原由美子のファンではないので、彼女の表紙がイイ、てわけでもないし。でも果たして「次の機会」とゆーのはあるのかなぁ。再読したいなぁ。

ガクセイの頃、このジェイムス・ティプトリーJr.の「愛はさだめ、さだめは死」を読んで、わかったよーなわかんないよーなで(「たったひとつの」は、読んだ記憶がものすごく曖昧…)、それでもずっと手放せなかったのは、彼女がずっと覆面作家で、出版社の担当ですら会ったことがなく(みんな男性だと思ってたらしい)、人里離れた家に住んでた彼女がある日、「全身麻痺で寝たきりの夫を猟銃で撃ち殺して自殺した」から。彼女の境遇、生き方、葛藤、そして死に様、を知ってから「もう一度読んでみよう」と思ってたのに、ここまで来てしまった、てことなのだ。
いま、ちょっと気になって「ウィキペ」で検索してみた。何だかあたしが知ってるよりさらにすごい人生歩んでた人みたいだ。(夫は「全身麻痺」ではなく「老人性痴呆症」だった) 興味のある方は検索して、あるいは読んでみてください。

そば屋は昨日今日とちょっとしたピークでへろへろになった…忘年会終わったらさっさとウチ帰れよぅ、もう!


 
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by yukimaru156 | 2012-12-15 02:40 | そんな1日 | Comments(0)

ちぎり絵ざっか作家 さゆきの  雑記帳


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