くるみギャラリー在廊日 と作家が増えた理由

本日はくるみギャラリー在廊日。1時から、と言いつつちょっと遅刻してしまったのは、この冬初めてスカートなるモノを履いてみたからだ。それに合う帽子とかシャツとか考えてたらちょっち遅れてしまった。なので絵本お買い上げの方とはお話できず…すみません。しかしスカートってこんなにスカスカするもんだっけ、とか思ってしまった自分が情けない。ホント、とんと履かなくなってしまったからなぁ。でもたまにスカートを履くと自分でも新鮮で、オナゴな気分になれていいねぇ。

ギャラリー到着は1時ちょい。正面の壁に「チャリティー」作品が並んでて(これは「ふくしま子供支援金」として、原発によって就学が難しくなってしまった子供たちへの基金になる)、あたしのミニ額は早々に売れてしまったので、まずは追加。額ではなく、クリマカとかクリスマスチョーカーだけどね。先日行ったとき、あたしのだけでなく他の作家さんのも結構売れてたのだけど、次々に補充されているらしい。お客さんで、これはチャリティーとして全額寄付されるのだと聞いて「じゃあひとつ」と言われる方も多いそうで嬉しい。こういう寄付って、金額が微々たるものであっても「継続されること」が一番大事だと思うしね。そういう意味で、あたしも「支援くじ」続けてくつもりです、はい。(とゆー話をオーナーとしたら喜んでくれた)

いい天気ではあったけど、やっぱり平日とあってあまり人は来ず、オーナーとはいろいろお喋りできた。(ここで喜んじゃいけないんだけどね) 世の中不景気だけど作家が増えたのはなぜか、みたいなことを言われるので、
『不景気だからこそ、じゃないですかねぇ。“このくらいだったら自分でも作れる、売れるなら売りたい、小銭でも欲しい”と考える人が増えたんですよ』
と言ったらば『そうか!』と納得してた。ホントは違うかもだけど、何となくあたしはそんな気がしてるんだよね。既製品ではなく、「自分で作れるキット」「自宅に置ける設備」「安価で使いやすい道具」が増え、ハウツー本から短期間の「お教室」「ワークショップ」が盛況となれば、必然的に「作家が増える」という現象になるのは当然のように思うし。問題はそこに「どれだけオリジナル要素を持ち込めるか」「どれだけ売れるか」だと思うのだけどさ。そこんとこを深く追求しなければ、素敵な趣味として楽しめるしね。

『アートイベントが各地で開催されて、作家が増えて、でもだからって「作家の作る作品」に対して理解が深まったとも思えない』とオーナーが言われるのもそれを考えると道理なわけで、長く続けてる作家さんたちほど「さてこれからどうするか」を真剣に悩み考えてるように思う。玉石混合の中で残るためには、玉だろーが石だろーが「そこから際立つもの」がないと難しいし、「これまで通り」はとっくに通用しなくなってしまってるし。これ、自分に言ってんだけどさ。

くるみギャラリーはオープンして3年半だそーで、あたしが来年でちぎり屋15周年なのだとゆーと『すごい』を連発されてしまった…すごいかなぁ…ただ続けてた結果にすぎないのだけど。つーか、15年もちぎっててこの程度かよ!と思うことの方が多いのだけど。っとにねぇ…とりあえず技術はちったー進歩してるかもしれないけど(昔のなんか見てらんないし!)、どこへ向おうとしてるのか自分でもよくわからないのよね。もともと到達点があるものではないことはわかってるんだけど。この先15年続けたいんだったら(続けるつもりなのか?)、もっとしっかりしなきゃいかんよなぁ。ただ漠然とちぎってるだけなら誰だって出来ることなのだし。

夕方になったらちらほらとお客さまがいらして、『ここは何の店なんですか』とか『以前から気になってたんですよねー』とか、そういう方が多かった。大通りに面しているとはいえ、周辺が賑やかなわけではなく、「ギャラリー」の看板が前面に大きく出てるわけでもないので、「気になりつつも素通り」な人がまだまだいっぱいいるのだろうな。29名もの作家が集まった今回のような企画展は珍しいらしく、でも「ちょっと入ってみようかな」と思える素敵な展示にはなってると思うので、遠慮せずに入って来て欲しいと思う。
くり抜きカード(クリスマスバージョン)と、補充した豆本付き革しおりが売れた。よかった。これまでのトータルで参加費と交通費は出たんじゃないかな。今年ラストの展示が赤字では泣けるもんね。お買い上げの方々、感謝です。あと5日間、もーちょい伸びてくれますように。
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by yukimaru156 | 2012-12-21 01:20 | そんな1日 | Comments(0)

ちぎり絵ざっか作家 さゆきの  雑記帳


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