処分する本としない本の仕分け…気がつくと保留ばっか
萩尾望都のバレエ漫画も、“傑作集があるからいらないよな”と思いつつ、「感謝知らずの男」と「ローマへの道」は手放せなくて、「フラワー・フェスティバル」はやっぱり揺れてる。紙袋を用意してばんばん入れるつもりが、結局は「伯爵と呼ばれた男」を含めて20冊もないんじゃないかな…やっぱ巻数の多いのに手をつけなきゃダメだよなぁ。「ギャラリーフェイク」(32巻)とか「地雷震」(19巻+3巻)とか。もーいーじゃん、と思う少年漫画も多いんだけどねぇ。「ZINGY」とか「県立地球防衛軍」とか「レグ・ラバ・ザ・ポチ」とか。
そーそ、これを機会に、「持ってる漫画を数える」とゆーこともしよーと思ってたのだけど、すっかり忘れてた。300冊くらいじゃないかと思うけど、もっとあるかもしれない。昔は「揃ったら処分」も多かったんだけどねぇ。それやらなくなっちゃったからなー。
文庫の方にも手を出して、未読の本も含めて積み上げてったのだけど、やっぱり20冊程度。ハヤカワSFのアシモフ、ディック、シマック、そして大好きだった(こっちは創元文庫の)フレドリック・ブラウンは再読の可能性大なので手放さないにしても、ヴォネガットがねぇ…何となくあまり再読したい感じではないのだけど、どこの古本屋でも見かけなくなってしまったので“もし再読したくなったら…”と思うとねぇ。自分で買った記憶はないので、従兄弟からもらったのだと思うけど。う~ん。
連城三紀彦や泡坂妻夫も昔はよく読んで、これでも減らしたけどさらに減らすかと思い、書店カバーを外したら泡坂妻夫の本の表紙が智内兄助で手放せなくなってしまった…しくしく。こゆのも多いんだよねぇ。昔の本ほど手放せないかもしれない。古本屋ですら見かけないとゆーことは、「手放したら最後」てことだし。未読の本がこんだけあるんだから、再読してるヒマなんかないだろ、とも思うのだけど。
結局「ここからどれだけ減ったの?ホントに減ったの?」という程度にしかなっていないことが情けない。大掃除の甲斐もないやね。
そして片付けながら「これだけ探してもないということは間違えて捨ててしまったのだ」としか思えないこけしや小物の数々…思う度に泣けて、何に手をつけててもそのことが頭をよぎり、身が入らない。こんなにショックだったのって、昔ハハがまとめておいた全集を誤って捨てたとき以来だ。あんときはホントにショックで、思わずウチを飛び出して電車に乗って、気づいたら高尾だか八王子だかまで行ってたんだった…そんで喫茶店入って珈琲飲んで帰ったんだったな。
確か20巻くらいの「少年少女文学全集」で、「赤毛のアン」「小公女」「秘密の花園」「若草日記」あたりだったと思う。でも今回の方がダメージはでかい気がするなぁ。まだ“どっかに紛れてるんじゃないか”という淡い期待を捨てきれてないんだけど。