高円寺フェス my first kokeshi

実は「高円寺フェス」というものがあることを今日まで知らなかった。街をあげての催しみたいで、駅では冊子を配り、あっちではこれ、ここではこんな、と文化から食まで多彩な催しが開かれていた。あたしは友人のこけし好きSEちゃんに誘われ、だったらついでにDMを馴染みの店へ、と軽い気持ちで出かけたのだけど。

ともかく当初の目的に添って、まずは小学校の体育館で開催されてる「my first kokeshi」なる、こけしの展示会場へ。SEちゃんはもー「買う気まんまん」て感じで、入り口でさっと買い物カゴを取り上げ、あたしは後ろからついてくだけ。我が家にも多数のこけしがあるのだけど(たぶん大小含めて300体はあると思う)、あたし自身はさして造詣も深くなく、ただ馴染みがあるという程度。(集めてたのは主にハハなので) こけしが「11系統」だとゆーことも今日初めて知ったほどだ。津軽系や鳴子系はわかるけど(顔の区別がつくわけではない)、弥治郎系とか作並系なんて名称は初めて聞いた。

こけしで有名な「津軽こけし館」からの出品で、長机には系統別にずらりとこけしたち。いまは第3次こけしブームなんだそうで、好事家たちはみんなしてカゴを手にひとつひとつ丁寧に吟味してた。意外に小ぶりなものが多く、最大でも30センチ程度。まぁ、あんまり大きくても住宅事情で買えない人も多いだろうしね。いまのブームは「趣味雑貨としてのこけし」だそうだから、10~15センチが主流になるのもわかる。いろいろ眺めているとやっぱり何かひとつ欲しくなって、あたしよりハハが行きたがってたくらいだから土産にひとつ、と思ったものの、何を買えばいいのか全然わからない。ので、電話して何系がいいのか尋ねてしまった。
最近のこけしはわからないからいい、と言いつつ「鳴子系」と言ってたのに、独断で「作並系」に。でもあとで渡したら『かわいい!』と喜んでもらえた。よかったよかった。昨日から大変だったもんねぇ。

見てると“似たよーなのウチにあるな”というのばかりなんだけど、でもハハが集めてたころと代がわりしてるわけだからちょっとづつデザインや顔も変わってるんだよね。あ、この子いい顔してるなーとか、これちょっとおもしろいな、と見ていて飽きなかった。
午前中はまだ雨だったので、人もちょっとまばら。ワークショップ(こけしに色付けできる)の人もヒマそうで可哀想だった。ちょっとやってみたかったんだけどね、絵付け。
こけしを堪能したあと、「産直本市」という看板が目に入り、ちょっとやばいかも…と思いつつSEちゃんの好意に甘えて中に入る。思ってたのとちょっと違って、古本ではなく(「古本」とはどこにも書いてなかったのにね)、出版社がそれぞれのブースで自社本を紹介してるという形。『今年できたばかりの出版社でーす』とチラシなんかもらったりしてね。大手ではない分、独自色を出しててそれなりにおもしろかったけど、財布を開くことはなくてある意味ほっとした。

ランチのあとは「猫の額」と「たまごの工房」に付き合ってもらい、置きDMをお願いし(「猫の額」ではちょびっと出来たての作品の納品もし)、それから吉祥寺へ。SEちゃんが『行ってみたかった』という文房具屋へ行った。いやー、こんなビルの2階に文房具屋があるとは!間口が狭いし、店の看板もちっちゃいので、過去に何度も通ってるけどぜんっぜん気づかなかったわ。ちょっとレトロな雰囲気で、扱ってる文具も昭和レトロな香り。ここにもこけしの一筆箋とかあって、やっぱブームなのかぁ~、と思ったりもした。
武蔵野文庫という名の喫茶店で、SEちゃんが買ったこけしを見せてもらう。どのこけしもいい顔してた。こうやってちょっとづつ趣味のものを増やしてく楽しみっていいよなぁ。決して大きな買い物ではなくても、それだけのことで生活に彩りと潤いが生まれるもんね。

昨日の夜は3時くらいに寝たのだけど、5時前にチチに起こされてしまった。無理だ、と言ってるのに1人でトイレに行こうとしたらしく、廊下で動けなくなってから人のこと呼ぶので、ハハと2人でトイレまで担ぐ羽目に…もー重いの何のって!60キロくらいなはずだけど、動けるはずの左足までちーっとも動かしてくれないからねぇ。動かそうとはしてるのかもしれないけど。トイレが終わってから部屋に戻らせるのも大変で、何のために苦労してオムツ履いてもらったんだか…やーっと寝かせて自分も再び寝たんだけど、たかがこれだけのことで肩が痛いし疲れてるしで“介護のしんどさなんてこんなモンじゃないんだろなぁ~”と痛感してしまった。
朝は寝坊した上(時計を止めてしまったのに加え、ハハがギリギリまで寝かせておこーとしてくれたのだ)、出かける直前になってチチがトイレに行くと言いだし、手伝ってたらかなりまずい時間になってしまった。挙句、あろーことか「週末は高円寺には停まらない3番線」で、アナウンスがあるまで気づかずに待ってしまい、慌ててホーム階段を駆け下り、上るも無情にもドアが閉まり、このおかげで10分遅刻で済むはずが20分の大遅刻に…雨ン中、寒い中を20分も待たせてしまって痛恨の極み。申し訳なかったです、SEちゃん。

5時には帰宅して、ほんのちょびっと制作。ほんのちょびっとね。
チチは昨日よりはだいぶ落ち着いてきて、トイレに運ぶのも少しラクになった。よかった。トイレと風呂は自力で行けるようがんばってね。それまではいくらでも手伝うからさ!
[PR]
by yukimaru156 | 2013-10-27 02:28 | 行った観た読んだ | Comments(0)

ちぎり絵ざっか作家 さゆきの  雑記帳


by yukimaru156