風呂敷その他で日が暮れる

いろいろとウチん中を片付けてるつもりではいるのだけど、まだまだ、まーだまだ、一体どこを片したの?てな状態だ。滅入る。でもやらねば。ま、長丁場になることは覚悟してたので、このカオスもやがてはすっきりするのでしょう。あたしの部屋が、ではないあたりがちょっと悔しいけどさ。

ばーちゃんが使ってた桐の箪笥の中身、着物は出したのだけど、引き戸の中の小物がほとんど手付かずで、見ると箱ばっかり。よくまぁこれだけ詰め込んでたよな、てもんで、とりあえず(箪笥を買い取ってもらうつもりなので)中身を出した。箱のほとんどが「風呂敷」。桐の箱からただの紙箱、百貨店のもの(昔はここの包装紙はこんな絵柄だったよねー、みたいなのとか)、そして内祝い、快気祝い、粗品等々の書かれた、つまりは未使用品。ちょっと高価そーなちりめんから、どこぞの呉服店(祖母は和装の人だったので懇意にしてた店なんだと思う)なんかのどってことない綿のモノまで多種多様。絵柄も立派だったり、何の変哲もない無地だったり。ちょっと硬い会社名の入ったモノまであって、これは何だとハハに訊くと
『おじいちゃんでしょう、株主総会とかでもらったんじゃないの』
とゆー答え。なるほど。昔は「ちょっとした粗品」は「風呂敷」が主流だったんだよね。何枚あってもよくて、かさばらなくて、用途に融通が利く。いまのエコバックの比じゃあないよね。あたしもエコバックやめて風呂敷派に転向しよーかなーとちらりと思ったんだけど、すぐ無理だと気づいた。買い物して、さっと風呂敷拡げて、てスペースがどこにあるとゆーのだ。レジでやろーもんならヒンシュクだし、道端で拡げるわけにもいかない。ちょっと出したいときもいちいち結び目をほどかないといけない…風呂敷を使えるのは訪問時くらいだよね。

箱に入った、つまりは未使用の風呂敷はざっと数えただけで30はあった。これらは着物を出すときに(和装小物も引きとる、ということなので)一緒に出すか、あるいはまたフリマ用として福祉センターに出すかするつもりだけど、ウチの名前の入ったものもいくつかあるんだよね。これはどーしたもんだろね。わざわざ名入りで作ってくれたんだろうけど、使わないだろうしなぁ。放出を決めたとは言え、やっぱちょっと惜しいかなと思う絵柄や立派なのもあって、いくつかは残すことにした。使う機会があるといいのだけど。
そしてそれらの箱に混じって、おおっと!とゆーものを発見。箱書きには堂々と「皇国旗」。そう、いわゆる「旗日」てやつ(国民の祝日ね)に掲げる国旗のことよ。昔は建国記念日とか天皇誕生日とか、はたまた文化の日、敬老の日までそれぞれの門前に国旗を掲げてたもんだけど、久しく見ないよね。知らない人も多いんじゃないのかなぁ。かれこれ20年は見てない気がするもんね。黒い旗(と呼んでいいのかどーかわからんが)も一緒に入ってて、これは偉いサン(皇族の人とか)が亡くなったときの弔意を表すもの。国旗の上にこれを掲げたのよね。いやぁ、さすがにこれらは捨てられないねぇ…使うこともないと思うけど、これ捨てたら「非国民」でしょう。てことで残しておくけど。

そー言えば以前、Jリーグ発足時の話で、「国旗はどこで買えるのか」と一時期話題になったことがあった。百貨店で扱ってるけど、問題はその売り場。国旗がどんな扱いに入るのか、てことで「〇〇店は××売り場」とそれぞれ違ってたんだけど、覚えてるのが「三越は呉服売り場」てことだけ。おっとさすがだ、と思った記憶があるので。いまはどこもフツーにスポーツ用品の売り場にあるらしいけどね。

そしてちょっと感慨深かったのが、「引き揚げ証明書」。じーちゃんが満州から本国へ戻ってくる際に必要だった書類(ただの紙切れだけど)だ。セルロイドの小箱には指貫?と思いきや、琴の爪(?いまで言うピック?)だったり、世田谷線の回数券(1組20円!)があったり、そして「1円?」と思った銀貨は「一銭」だった。数字が「1」ではなくて「一」なんだよ。ぱっと見ではわからなかったけど。(ちなみに1円玉より2回りくらい小さい)
いやぁ、こんだけいろいろ出てきたら、あっちゅー間に夕方になるのも当然だよねぇ。慌てて買い物に出かけて、チチのリハビリ体操に付き合って、バイトへ出かけた。狂犬病予防接種でへろへろになってるセンセなのに、夜8時から手術…そして麻酔から覚めたにゃんこが点滴管つけたまま暴れるとゆー一幕もあり、あたしのことより(つかあたしは何もしていない)ご自分を労わってください、て感じだった。予防接種週間は明日まで。みなさん本当にご苦労さまでした。
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by yukimaru156 | 2014-04-13 02:40 | そんな1日 | Comments(0)

ちぎり絵ざっか作家 さゆきの  雑記帳


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