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  星になった黒川クン と枝豆 と無事帰国何より

バイト行ったら、真っ先ににゃんこの黒川クンのゲージを覗き、そして彼が昨夜亡くなったことを知った。予感はしてたのでがっくりとまではいかなかったけど、これまで接してきたいくつかのわんこにゃんこの死より堪えた。昨日、もっとちゃんとお別れを言ってけばよかったとか、こないだごはんあげたときにもっとサービスしてあげればよかったとか(細いけどよく食べる子だったのだ)、あのタテガミが好きだったなーとか(後頭部あたりの毛がちょっと逆毛のようなっててタテガミみたいだった)、いろいろ想うことがあってつらかった。

とは言え、そんな感傷に浸ってる間はなくて、朝から小雨であるにもかかわらず、病院の待合室には人(とわんこにゃんこ)が入りきらない状況。次から次へとやることあって、早ければ11時半には上がれるのに13時近くまで引っ張られた。それ自体はどうということもないのだけど、昨夜シフトに入ってた人とは喋る機会がなく(一緒に働いててもそんな会話をする余裕は皆無)、黒川クンの最期がわからなかったことが残念だった。苦しまないでくれたらよかったのだけど、昨日、一昨日とひどい痙攣を2度3度と繰り返してたからなぁ。
黒川クンというのは元は野良で、見つけた人の名前が黒川さんだからその名で呼ばれてたのだけど(いちお下の名前もちゃんとある。「チビ」というのだけど、あたしは先日初めて知った)、その黒川さん、飼い主でも何でもないのに毎月のエサ代を払ってたのだそうだ。知らなかった…何の得にもならないのに保護して避妊手術をする人もいるし、そういう奇特な人たちには感心する。殺処分される何百万のわんこにゃんこたちのことを考えると、救われる命は本当に一握りなのだけどね。

注射とか検診とかトリミングとかで、センセの傍らで彼らを抱いたり支えたりしてるとき、腕から伝わる鼓動と温もりに不思議な感動を覚えることがある。生きてるから「鼓動」があって「温もり」があるわけだから、不思議でも何でもないのだけど、「自分の腕の中に命がある」てことに感動するのかなぁ。中にはさ、もー怖くて怖くてがたがた震えてる子もいるわけよ。パパママ(飼い主さんのことはそう呼んでる)がすぐそばにいるのに、びびりまくりで心臓がばくばくしてる。そんな子たちに『大丈夫、大丈夫』と話しかけながら、彼らが人と変わらない感情を持って「生きてる」ことに感動してんのかもしれないな。

帰宅して、ぐーたらしてるわけにはいかーん!と思いつつも、やることと言ったら(ウチの中のこと以外では)、封筒作り…笑っちまうね。でもけっこー「安定剤」っぽいんだよね、これ。無心になれるし、脳みそいらないし、ストックになるし、次のアイデアが生まれる…こともある。(これがただの色紙だったらそゆこともないかもだけど、いちおチラシを選ぶからね。見てて「あ」とか思うわけさ)
一昨日、スタッフの1人が『実家が作ってる』という枝豆を(1人1袋!)持ってきてくれた。毎年のことらしく、みんな大喜び。当然あたしは初なんだけど、いやー美味しかったー。さすが「出荷」してるだけある。実家はどこ?と尋ねたら、『狛江』という返事…申し訳ないことにすごく「田舎」を想像していたのでちょっとびっくりした。狛江なんて「すぐそこ」てイメージだからさ。

W杯はまだ続いてるけど(現在2時48分。ハハはドイツ-フランス戦観戦中…)、ブラジル行ってた友人から無事帰国の知らせが届いた。トラプルに巻き込まれることなく、大いに楽しんできたらしい。よかったよかった。暴動とかも怖いけど、今日なんか試合会場へ向かう、まだ建設中の(!)高速道路が壊れたもんね。(どーすんだ、試合は。観客は集まれるのか?) ともあれ無事で何より、ほっとした。
おっとドイツが勝ったよーだね。やっぱ強いねぇ。
Commented by 汐汐. at 2014-07-05 22:54 x
日々お疲れさまです☆
むかし、ハムスターと暮らしていた折、彼の晩年は獣医さんに
たいへんお世話になりました。

なかなかどうも大変な職であります。
汐は待合室から診察室を眺めたにすぎませんが。
命と向き合うその意味では、ヒトのお医者さんとなんら
変わりないわけですし。
重ねて頭を下げました。

後日、副業を通して別の獣医さんの、とある心の変遷も
耳にしました。
野良ちゃんの難儀を無償で助けていた某先生が、なにゆえ
思いを改めてしまったのか、とか。
その後。医院の前には、院長先生名義の外車が並ぶように
なった、とか。
なんとも・・・業の重なる職でもあります。

雪丸さん。
この経験を通して、後日ひとつ小説を書いてくださいな。
きっと描けるようになる。(^^)
Commented by 雪丸 at 2014-07-06 02:19 x
汐さん、こんにちはです。いつもありがとうです。
野良ちゃんの世話を無償でしてたという先生は、どんなココロの変化があったのでしょう?その外車も謎ですねぇ。

病院に勤めてる以上、死と向き合うのは日常にもなるわけですが、それに慣れてしまうのはちょっと怖い気もするです。「慣れなきゃ日々の業務をこなしていけない」てのも事実かもですが。

この経験で小説、ですか…むつかしー(^_^;) 
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by yukimaru156 | 2014-07-05 02:58 | そんな1日 | Comments(2)

ちぎり絵ざっか作家 さゆきの  雑記帳


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