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  植木屋が来る と納戸の掃除 と再読なのに結末がわからない

朝早くから、植木屋サンが来て仕事してくれた。もーあっちもこっちもぼーぼーこんもり、な状態だったので、終わったときは45リットル袋12個の山。今日は燃えるゴミの日だったので『間に合った分を合わせると19個』だったのだそーだ。たった1人でよくここまでやってくれました、ありがとう、KSさん。

彼はチチが通ってた農大成人学部での同期で年は9つ下。卒業したあとは、彼を含む4人で新宿御苑の庭園管理(ボランティアで樹木の剪定やら何やらをする)をしてた。そのうちチチはカラダを壊して辞めてしまったけど、残り3人はシルバーボランティアとして個人宅の植木にも(格安で)携わっている。御苑の方(こちらは無償)も続けてるんですか、と尋ねたら続けてると言ってた。この冬の大雪後は倒木や損壊で大変だったそうで、廃棄分は「トラック500台分」になったらしい。すげぇ~。(これで無償とは切なすぎるな…チチが参加してたときも『交通費くらい出せばいいのに』と遠方から来る人を思いやってた) 
にしてもKSさんは元気で闊達で、ハハは羨ましそうだった。ホントだったら、こういう「老後」をチチに望んでいたんだろうな、と思う。上を見ればキリはないけど、下を見てもキリはないんだよね。現状で「とりあえずよし」としていくしかない。

ちょっと思うことあって(詳しいことは17日深夜発のブログにて)、納戸の不要品の整理。まだまだ出てくるんですよ、ホントうんざりするくらい。自分の部屋のもすごいと思うけど。ホコリもすごくて、掃除機と雑巾がけで汗だく。喉はカラカラ。そんで明日は「チチが頭突きして破いた障子の張り替え」なので、障子紙を引っ張り出したのだけど、何本もあるので(何でだよぅ、ったく!)、これまたうんざり。替える度に買うから、こゆことになるのだよね。しかも色合いが微妙に違うので、丸ごと張り替えるわけではないから「どの紙が合ってるのか」見比べないといけないし。

夕方、バイトへ出勤するまでのちょっとの間、珈琲片手に、再読し始めてしまった『京伝怪異帳』を読む。何がびっくりって「結構忘れてる」ことにびっくりだ。もっとも、再読といっても最初に読んだのは新聞の連載でなので、毎日ちょっとづつしか読めなかったせいもあるかもだけど。(いいわけだわね、これは) 上下巻で、1冊に2つ3つの中編が入ってる構成なんだけど、筋に関係ない細かいことは覚えてても、その結末を覚えてないのだ。蘭陽という、若衆髷の元色子がいて、伝法な口きく江戸っ子で美人で腕も立つという、なかなかいい子なんだけど、彼が春画(男女の交わってる絵)の描かれた着物を着て京伝の家へ来るシーンがある。
『そんな服装(なり)で来たのか』『まさか。自宅に駕籠を呼んでここまで駕籠に乗りつけてきたのさ』『にしても雑な線だ。春郎(のちの北斎)にでも描かせりゃよかったのに。奴はいつも貧乏してるが腕はいい。あれは後世に名を残すぜ』
なーんて台詞のやり取りは覚えてるくせに、蘭陽が悪霊に取り憑かれてその後どうなったのか、がまるで記憶にない…あと数ページ、てところでバイトまであと6分、となってしまった。それで間に合うんだからありがたいことだわ。
とりあえずあと数ページ、読了してしまおう。
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by yukimaru156 | 2014-07-16 01:47 | そんな1日 | Comments(0)

ちぎり絵ざっか作家 さゆきの  雑記帳


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