チチのひよこの話

さて。昨日のお約束、「ひよこ」の話から。
あたしはいま、大体午前4時前後まで起きてるのね。チチの見張り兼ねて。(でないと何が起こるかわからんので) そんで寝るときハハに声かけて、以降はハハが階下の音に耳を澄ませつつ寝てて、何かあったら起きる。もしくは自分が起きる7時までに1、2度様子を見に行く。
事件(?)は一昨日の午前5時半過ぎ。ハハが様子を見に行ったら、チチが(ここ最近はやってなかったんだけど)、パジャマのズボンとリハパンと脱いでベットの隅に押しやってたそうで(つまり下半身すっぽんぽん)、ハハが思わず『どうしてこういうことするの?!』と尋ねたときのチチの言い分。
『ひよこが寒そうだったから』
『だからぱんつまで脱いだの?』
『そう。すごく寒そうだったし、いっぱいいたんだよ』
……。何なんだ、その言い訳は。つか、言い訳ではなくどうやら本気でそう思ってたみたいで(『怒るより先に笑ってしまって怒れなかった』とハハは言ってた)、あとであたしが『それでそのひよこたちはぱんつの中に入ってあったまったわけ?』と訊くと、
『…いや、入らなかったな。ただ、みんな集まってきてた』
だってさ。これって夢? 幻覚? 幻覚見るほどニンチ進んでないと思うのだけど。

この「ひよこ」の話、実は伏線がある。それこそン十年昔の、ハハでさえ『初耳だわ』という話が。
チチは昔、小学生のころ、ひよこをいっぱい飼ってたのだ。田舎育ちじゃないよ、十年以上前に生徒数が集まらなくて廃校となった「赤坂小学校」出身なんだぜ。(当時都会だったのかどーか知らんけど) で、寒い夜は箱の中に裸電球を1つ入れて暖を取らせてたらしいのだけど、ある日この電球を入れ忘れてしまった。翌朝、箱を覗くとひよこたちがみんなで団子状に固まってて、1羽1羽剥がしていったのだけど、最後の1羽まで凍死していたのだそうだ。
『あんなにつらくて悲しかったことはない、1羽離す度に“次の子は”と思うのだけどダメで、泣きながらお墓を作ったよ』
その話を聞いたとき、あたしもまた小学生で、チチでも泣くことがあったってのも衝撃だったし(そゆもんじゃない?)、たった1度の過失でひよこたちがみんな死んでしまった、てのも正直怖かった。生き物を育てるってことがいかに責任重大かってことを思い知らされた感じがして。
そんな話を思い出したせいで、唐突に思えるチチのひよこ話もすんなり受け入れられたのだけど、いちお『何でパジャマの上着じゃなくてスボンとぱんつなんだよ』とは突っ込んでおいた。

昨日、どーぶつ病院のセンセに『雪丸はわんもにゃんも(わんこにゃんこのことをセンセはこう呼ぶ)抱き方がうまくて助かる』と言われた。あたしとしては“まだまだだなぁ~、どーしたらうまく抱けるんかなー”とそればっか反省してる気がするのだけど。何せこれまで飼ったことあるのはメダカ金魚とハムスターだけだしさ。でもセンセにそう言われて嬉しかった。センセが診察しやすいように抱くのが一番だからね。
彼、彼女たちを腕の中に入れて抱くとき、何つーか「生命を預かってる」て感じがひしひしとして、守ってあげなきゃ、という使命感みたいなモノまで覚える。実際には何かできるわけではなく、診察中に抱いてたり、ごはんあげたりした子が『亡くなった』て話を聞くと(そう珍しいことではない)、いい子だったのになぁ、とちょっと泣けるのだけど、だから世話するの嫌だ、にはならない。ならなくてよかったと思う。
この病院に来るまで、あたしは実は「断然犬派」だったのだけど(猫嫌いってんではなく)、いまは「どっちも捨てがたい派」。個性いろいろだもん、どっちなんて言えないよ。

今日は明日のための仕込みでせっせとちぎりまくり。こんだけちぎりゃー大丈夫だろと思いたいけど、全然足りなかったりするのがこの「ちぎり」のこあいとこなんだよなー。
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by yukimaru156 | 2014-11-12 02:06 | そんな1日 | Comments(0)

ちぎり絵ざっか作家 さゆきの  雑記帳


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