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  チチに落語CDを買ってみる とチチの無呼吸症

チチの見舞いに行くには新宿経由なんだけど、今日は渋谷から。ハハが先日行った、この23日で閉店する東急ぷらざの中の店で買った「まほーのぱんつ(てのがあるのだ。美脚に見えるだとかめっちゃ履きやすいだとかそゆので、かつお値段もよろしい)」の引き取りに行かねばならんかったので。で、ついでにチチのCDも見ようと思って、まずはそちらから。西部劇ではなく、落語をね、買ってってみよーかと。何か音楽だと寝ちゃうみたいだし、チチは落語も好きだったみたいだし。(DVDはいくつかあるんだけど、通販とかでまとめて買ったくせに見てないので、ホントに好きなのかはちと怪しい) 
CD売り場は前回覗いたからわかってたけど、どの棚探しても「落語」がない…ないわけないと思うんたけどさー、大体量が多すぎるよ、ここ。店員に聞いたら『あるならここなんですが…』と言われた場所ではおっさんが立ちふさがってた。見落とすわけだ、これは。ま、あったからよし、なんだけど、意外にいー値段してる。先日亡くなった上方落語の桂米朝があったのにはびっくりだけど、2550円て「うひゃっ」だった…1250円もあったから、何となく(自分も聞きたいてのもあり)買ったけど。あと古今亭志ん生のも。こちらは950円だった。洋楽でも邦楽でも500円で買えるのも多いのに、落語は950円からとは…噺家によるのかなぁ。

そんで駅はさんで逆方向の東急ぷらざへ。明日で49年だか59年だかの幕が閉じるってんで、そりゃーもーすごい人で、おまけにカメラも廻ってて、裾上げされたぱんつを引き取るだけなのにくたびれた。まー、ここに限らず、休日の渋谷なんて歩くもんじゃないけどね。
新宿西口からバス停1つ分歩いて、まっくで珈琲買って病院へ。バスん中でちょっと飲んだ。なるほど100円の味だった。コンビニの100円とどっちがマシなんかねぇ。つってもないんだけどさ、このあたりには。
病院に着いたのは3時。チチはヘッドホンつけたまま大口開けて寝てた。起こしてもボケボケで、CD見せても反応が薄い。
『上方落語の第一人者でさ、桂米朝って知ってるでしょ。こないだ亡くなったんだよ』
『知らない』
『えっ、有名じゃん』
『知らない』
『じゃさ、志ん生はわかるでしょ、古今亭志ん生』
『わからない』
ぬぅわぁにぃ~?! あたしだって知ってるのに何で知らないんだよ、給料前だってのに2200円も出して買ってきたんだからな! とぷんすかしつつ、CDを替えた。ヘッドホンをつけたらまた寝てしまった…と思いきや、何かニヤニヤしてる。『おもしろい?』と尋ねたら、うんうんと頷いてる。よかったー。ま、果たしてどんだけ理解できてるか、ちゃんと最後まで聞けるのか、わかったもんじゃないけどね。

とりあえず、続きはあたしが帰るときに聴かせてあげるから、とヘッドホンを外して、顔とか身体とか拭いてあげたりして(週末だと人いなくてやってくれないみたいなのだ)、何度も会話を試みるのだけど、半分寝てるので話にならない。『◯◯てどう?』みたいな質問系だと、その答えを考えてるうちに寝ちゃうんよ。だから質問系はナシかなー、と思うんだけど、そーでなくても寝ちゃうしね。困ったもんだ。
看護師さんいわく、『心臓が弱ってる(常人の1/3程度しか働いてない)から、すぐ疲れてしまうんでしょうね』なんだけど、それにしてもねぇ。もっとも、今日の午前中は目ぇぱっちりで起きてたみたいで、CDを替えて欲しいとか言ってたようだから、マトモなときもあるよーだけど。
チチの無呼吸症はいまに始まったことではないのだけど、この「心臓1/3」に加えてこちらも先生や看護師さんたちの不安材料の1つらしく、『昨夜は1分半近くも止まってて…』と言われてしまった。あたしらは慣れっこなんだけど、こっちでは無呼吸になったらモニターがびーびー鳴ってしまうから大変なんだろな。それはわかるんだけど、でもそのせいで風呂とか車椅子とか(心臓に負担がかかるという理由で)やってもらえないのだとしたら、それはちょっとやめてと思う。毎日ベットに張り付いてて、両手はミトンで拘束されてて(寝ぼけて鼻管を抜かれると困る、という理由)、それでボケずにいろという方が無理。心臓に負担かかってもいいからやってあげてください、てのはダメかなぁ。先生としては首は縦に振れないか。
綿棒珈琲は、すぐ口をすぼめて(カップに口つけようとして)飲みたがるので、制止して綿棒浸してから飲ませる(舌にのせてあげる)のだけど、不満なのは明らか。諦めてる感じもするけどね。珈琲の味がすると言ったり、全然しないと言ったり。う~ん、やっぱりちゃんと「飲ませて」あげたいなぁ。

今朝、友人のご主人の訃報を知った。病状がすぐれないことは知ってたのだけど、やはりショックだった。ほんの挨拶程度だけど、2、3度お会いしたことがあるので、いまはただ冥福を祈るばかり。どうか天の高いところから、彼女や娘さんたちを見守ってあげてください。
Commented at 2015-03-24 07:40 x
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by yukimaru156 | 2015-03-23 01:53 | そんな1日 | Comments(1)

ちぎり絵ざっか作家 さゆきの  雑記帳


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