ネンキン事務所での見事な手捌き と衝動買っちゃった と豆本脳内完成

午後、出先からハハと待ち合わせて、ニコタマ(二子玉川)の年金事務所へ行った。父の死による、諸々の手続きをするために。この事務所、つい最近(6/29)まではすぐ近所の上町にあったのだ。てっきりここで済むと思ってたら、過日、ギャラリーオークの夫人(父が最初に入院してた先でまさかの再会。ご主人はG.W中に亡くなった)が、『手続きは二子玉川になったのよ』と教えてくれた。でなかったら上町へ行ってしまうとこだった。

ホントは月曜あたりに行くつもりしてたのだけど、事務所に必要なモノの確認電話を入れたら(戸籍謄本とか住民票その他)、『必要書類を書いた紙を送るのでそれを待って』と言われた次第。午前中、あたしは渋谷へ出かけてたのでハハに電話を入れ、書類が揃ってるか確認してから三茶ホームで待ち合わせ。
事務所到着は2時半。渡された書類に書きこんでたら呼ばれたので、意外に早かった…が、そこからが長かった。びっくりした。担当者の手際が悪いわけではない。むしろ神業かと思うほどのテキパキぶりで、両手に印鑑持って書類に判を押してくサマにハハは思わず『すごい…』とつぶやいたほど。担当サンは手元を見ながら『1枚づつ押してたら時間がかかるので…』と苦笑してた。
何に時間かかってるかとゆーと、提出書類とここで書き込んだ書類と、パソコンに打ち込んで印字されてくる書類(誇張ではなく何十枚とある)を確認、押印、書き込み。書類が1枚足りないと言われたのが3時前。ハハがちゃんと確認したはずなのにと思ったら、提出に◯されてた「非課税証明書」(遺族年金をもらうために、受取人であるハハが年収850万以下であることを証明しないといけないらしい)かなかったのだ。近くに分室がある、そこで本人がもらってきて欲しい、と言われた。
『(時計見て)まだこの作業は小一時間かかりますから、いま行ってきてもらった方がいいです』
って、まだ1時間もかかるのー、ウソでしょー、と思って時計見たのが3時。徒歩5分程度のとこなのでハハはすぐ出て行き、あたしは再び担当者の「職人技の手捌き」を見守った。途中、何度も必要事項を書かされたりはしたけど、難しい内容ではなかった。

一度、担当者が引っかかったのが、父の履歴の「沖縄在住」の件。昭和36年から47年までの間に在住したことがあるか、て質問であたしは「ある」にしたのだ。父は報道記者だったため、沖縄返還前後の1年ばかり、沖縄に赴任してた。あたしら家族も同行した。あたしは幼稚園生だったが、このときの記憶は結構鮮明だ。て話はどーでもよくて。その何が問題なのかが問題。
『この時期、沖縄にいた方には「沖縄特例」というのが適用されて、遺族年金が少し高くなります』
すっっっげー、ンなものがあるのか! 知らなかった…つかあったことが不思議だ。何だ、沖縄特例って。昭和36年から沖縄が返還される昭和47年まで、あそこは「アメリカ」だった。(あたしらはドルを使ってた) だからその間にそこに移住した人は日本国籍を離れて、帰国してまた日本国籍に戻った、て扱いになるのだ。でも厚生年金はちゃんと支払ってたわけで、だから…何なんだろう…? まぁ、もらえるモノならありがたく…と思ってたら、辞書みたいに分厚い、そしてえらく使い込まれた「年金の手引き」なる本を手にしてた担当者が『これが適用されるのは昭和4年生まれまでのようです』と言った。父は昭和9年生まれだ。何だ、もらえないのか、ちぇっ。聞くと、どーも「厚生年金を何年分支払ってから行ったか」がひとつの基準になってるらしい。ふふーん。ま、いっけどね。タナボタがタナボタでなかった、てだけの話だし。

ハハが必要書類を持って大急ぎで戻ってきても、まだ作業続行中。あたしらへの丁寧な解説も含め、終了したのは4時。「これから小一時間」で、ぴったり1時間後に終わったわけだ。すごい。ざっと1時間半かかったことになるけど、これが『もっとも簡単で、もっとも短時間に終わることの出来た手続き』だそーだ。考えたらそーなのかもしれない。父が加入してたのは厚生年金のみだし、沖縄以外は転勤も転職もせずに定年まで勤めたのだし。それに提出書類も揃ってたしね。一部を除いて。
しかし感服しました、担当者殿。いかにも「真面目一徹公務員」て感じの人だったけど、あの手際の良さと簡潔な説明と押印の嵐。いいもの拝見させてもらいました。

ハハもあたしも昼食ヌキだったのでハラヘリヘリハラ。4時半近くだもんね。近くのビルのドリア専門店に入って昼だか夕だかわからないごはんを美味しく食べたあと、三茶でハハと別れた。はんずに行けてなかったのと、チャリで最寄り駅まで来てしまってたから、それを回収しないといけなくてね。
で、はんずの帰りにスゥオッチの店へ電池交換に入った。レジで会計を待ってたら、その横に10個ばかりいろんな種類のスゥオッチが並んでて、レジのおねーさんが言った。
『これは、電池交換された方のみ限定で3500円で販売されているもので、どれも1万~2万くらいの品です』
え、うそ、ほんと? これみんな? としげしげと見つめてしまう。可愛い系からメタリックなもの、ごついモノ、華奢なモノと種類はさまざま。あ、こういうの欲しかったんだー、と思わず手に取ってしまったら、「これを3500円で買える」ことに対する誘惑に打ち勝つことが不可能になってしまった。いわく『スゥオッチでは値下げということを一切しないので、代わりに正月と夏季の年2回のみ、こういう形で提供してるんです』…ここまで聞いてしまうとねぇ…いくら廃番なんでしょ、売れ残りでしょ、と意地悪くツッコミ入れたところで、欲しいと思う自分をねじ伏せられない。
買ったよ。がんばったし、がんばってるし、「豆本中身」脳内完成したからね。
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by yukimaru156 | 2015-07-09 00:05 | そんな1日 | Comments(0)

ちぎり絵ざっか作家 さゆきの  雑記帳


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