「データ」が送れない と喫茶店に5時間 と星になったわんこを見送る

やばい。つかまずい。だいじょぶか、マジで。いや受けたからには立つけど。ちぎりまくるけど。う~ん…。
「豆本フェスタ」の新作豆本が(とりあえずサンプルはってことで)出来たのはホメてあげるとして、昨夜アタマ抱えてしまったのは「HearTokyo」の出品作品。昨夜メールが来て、パンフに記載する作家紹介や何かに加えて「計画」てヤツと「データ」てのを送らねばならん、てことがわかった。計画はまっさらの白紙だし、データてヤツは(あれこれ指示されてるのだけど)、言われてることがさっぱりわからん…まずい。撮った写真を画像として送る、てのは出来るんだけど(よーになったんだけど)、広告の紙だから光っちまってるし、ピクセルとかどういじれば指示どーりの「データ」となるのかわからんのだ。なので(代表全員が読む)返信で泣きを入れてみた。(みんな仕事としてやってる人が大半だろーから、こんなアホな質問する奴はいないだろう) 打ち合わせ時に手渡しでいい、という返信をもらった。ほっとした。と同時に「そんなことも出来ない自分」が情けなくなった…うう、申し訳ない。でも助かったです、TS氏。
けど、出品作品よか前に急遽、「データ」として送るべきはずだったモノを作らねばならなくなった。過去作品でもよいのだけど(こんなの作ってます、てヤツだから)、サイズがねぇ…てことで。たぶん、作った方が早いし。

父が亡くなってちょーど2週間が経った。まだ実感がないとも言えるし、もっと時間が経ったようにも感じるし、すぐ近くにいてくれてるから大丈夫、て気もする。自分でもよくわからない。確かなのは、あたしも父も「よくなることを信じて疑わなかった」、てことと、この1年半が「とても濃密だった」てことだ。特に入院してからの半年は、ほとんどまともな会話になってなかったのだけど、娘として認識されてなくても2人の間の空気はとても穏やかだったし、楽しかったし、ときに自分の子供を見守る親のようなあたたかな気分にさせてもらった。昔のことも、いまのことも、自分の名前すら忘れてしまったことを思わず『悲しいねぇ』と言ったとき、
『だーいじょうぶだよぅ』
と言った明るい声が忘れられない。何が大丈夫なのか、これから思い出せるのか、そんな問いかけすら引っ込んでしまうほどの、屈託ない笑顔と声だった。週3、4日、時間にしてほんの2、3時間の見舞いだったけど、あの時間は、交わした言葉は、紛れもなく財産だ。

午前中、町田で友人とランチしてきた。父が亡くなって、たくさんの人からお悔やみの言葉と「落ち着いたら会いましょう」というメールをもらったのだけど、正直な話、“いつ落ち着くんだろう? これから益々(ちぎり仕事で)忙しくなってくのに、いまじゃダメなのかな?”と素朴な疑問をぶつけたところ、『みんな気遣って遠慮してるんだよ、「いま」でいいなら会おうよ』と言ってくれたのだ。半年前にやはり父上を亡くした彼女は、自分はしばらく誰とも会う気がしなかった、と言いつつ、何をするでもなくただ「誰かと会いたい」と思うあたしの気持ちも汲んでくれた。
町田の喫茶店で会ったのは11時。ランチしてケーキ食べて珈琲2杯飲んで、立ち上がったのは16時。長々と付き合ってくれてありがとう。
『いろんな名言いっぱい残したお父さんだったよね』
と、ブログに書かれた数々の名言(迷言)について話してくれたりした。それだけでなく、互いの近況とか、仕事の話とかもしたけど。

帰宅して着替えて即バイト。朝からとんでもなく混んだらしく、その後始末に追われまくったる最中、入院中のわんこの容態が急変。しばらく付き添っていたのだけど、その甲斐なく旅立ってしまった。心電図の数値を見守りながら、どうしようもなく父の姿とだぶり、あやうく涙が溢れそうになった。飼い主さん夫婦が泣きながら、バスタオルにくるまれた彼女を抱いてタクシーに乗って去るのを見送る。傍らに立つセンセに『父と重なってしまって…』と言ったら、センセは何も言わずにただ頷いただけだった。この2週間でにゃんことわんこと2匹を見送ったことになる。何度体験しても切ない。
この話はハハには出来なかった。帰宅は軽く11時を廻った。
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by yukimaru156 | 2015-07-12 02:01 | そんな1日 | Comments(0)

ちぎり絵ざっか作家 さゆきの  雑記帳


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