墓前でトルティーア と007 と100円セーター とゴッキー

昨日は帰宅が遅かったので寝るのも遅くなり、とーぜんの帰結として起きるのも遅くなって慌てた。オフだけど父の月命日で墓参りだからね。お山の方(高尾)なので早く行って早く帰らないと寒いし。
にしてもいい天気でびっくりだ。よさそう、という話は聞いてたけど、九州あたりじゃ32万戸が断水(防寒の心配のない地域で水道管の凍結、破裂が相次いだらしい)、沖縄ではあまりの寒さに魚が仮死状態になって浜辺に打ち上げられてるとゆーのに。今日は「3月上旬並みの暖かさ」だってさ。

車中で読む本で薄いのを、と一度手にしたのが大岡昇平の『野火』で、「お」と思ったのだけど墓参りにこれってどーだ? と思って手放し、父の蔵書のひとつ「007」にした。創元推理新社の文庫で1963年初版、『007号の冒険』。「冒険」てあたりがまた…と苦笑いしつつ読む。冒頭、任務失敗でトホホ気分で帰国に向かう007にまた唖然。イアン・フレミングの007て、超絶技巧駆使のスーパースパイではなくて、何つーかフツーのリーマンぽいスパイだったのねぇ。フランスに立ち寄ったとき「17のとき、ここで童貞と財布を捨てた」なんて回想があったりして、女性口説くにしても何かお茶目だし。

乗り換えもスムーズで、1時過ぎには駅に到着。先月、今度はここでそばを食べよう、と言ってた店が閉まってて、他に店もないしなと思ってたらハハが『天気がいいからお弁当を買ってくのでもいい』と言うのでそーした。コンビニでトルティーア(ハハが食べたことないと言うので即決)と肉まんと珈琲を買い、バスで霊園へ。いい天気ではあったけど、やはり空気はちょっと冷たかった。霊園内では雪も結構残ってたしね。風は無風かと思いきや意外にあるのか、なっかなか線香に火がつかなくて難儀する。チャッカマンでもかぐ火が消えちゃうんだもん。親指痛くなるしさ。ロウソクにつけてもすぐ消えちゃうし。やっぱこゆときはジッポなのかなー、とか思ったりした。1個だけ持ってるんだよな、確か。

まぁ、ちょいと苦労はしたけど無事に火もついて(ついたら今度は燃え尽きるまでがホントにあっちゅー間…びっくりだ)、父の好きだった「甘い菓子」のひとつ、月餅と珈琲を供える。で、ハハと並んで昼食。コンビニトルティーア、なかなかイケた。肉まんはダメだったけど。コンビニ肉まんて当たった試しがない気がするな、そー言えば。
今回は墓石にたっぷりと珈琲をかけてあげた。(もちろん最後には水で流したよ)

しばらくのんびりしたけど、風も冷たくなってきたので帰路につき、最寄り駅で夕飯の買い物。今夜は(大根があるので)ぶり大根ね! とか言ってたのに魚屋はまさかのお休み…えぇ~、今日だっけー、どーしよっかー、と言い合いながら豆腐屋を覗き、「湯豆腐」に決定。が、別の(普段入らない店で)アンコウがあったので急遽「アンコウ鍋」になった。どっちにしても豆腐は入れるしね。
週替わりのレンタルスペースで古着を売っていて、ハハと覗いてみた。
『ねぇ、これってホントに100円だと思う?』
『ん? そーなんじゃない』
『何で?』
『古着だから』
『………』
ハハは古着に対していいイメージを持ってないので、イヤなら買わなければいーじゃんと思うのだけど、それでも100円には迷うらしい。あたしは赤と臙脂の中間のような色合いのセーター(これまた100円)に決め、『買うなら買ったげるよ』と言うと素直に差し出したので買った。どーせならもっと高いの(せいぜい1000円だけど)を選べばいいのに。

夕飯はアンコウ鍋。いつ食べてもアン肝の美味さってのは格別だぁねぇ。
そして事件はその片付けの最中に起きた! 鍋洗ってたらシンクの中で視界にさっと黒いモノが横ぎったのだ! 思わずぎゃっと叫んでしまい、慌てて鍋を持ちあげたらヤツがいた。そう、ゴッキーが! しかもそれなりにでかい。うっわ、ムカつく! とまず鍋を降ろそうとしたらすかさず横にいたハハがシンクの網を外し、ボールの水を一気にあけてヤツを下水に流した。瞬殺。一瞬の早業だ。素晴らしきかな、連携。
にしてもまだ1月だぞ? いくらあったかいと言ってももー出てくんのかよ。ネズミといい、まったくハラたつわー。
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by yukimaru156 | 2016-01-28 00:07 | そんな1日 | Comments(0)

ちぎり絵ざっか作家 さゆきの  雑記帳


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