被災地を想いながら非常食を食べる と『さよならドビュッシー』を読了する

火曜日の早番では人数が4人てこともあって何もかもが目まぐるしかったのだけど、今日は余裕で平和だった。待合室で誰も待っていない、なんて時間もちょろっとあったしね。加えて5人だったし。
シャイン旅行は初島で、セグウェイ(だっけ?)に乗った~、なんて話も聞けたのだけど、あまりゆっくり聞いてる時間はなかった。せっせと薬包作ったり、検査結果をカルテに写したりとシゴトはそれなりにあったので。

午前の診療が終わり、そのまま経堂まで出た。ハラ減ったなぁ~と思いながらいつものにゃんこ飯を買う。レジではかならず領収書をもらうのだけど、何度か顔を合わせたことのある女性が『◯◯動物病院さんでしたよね?』と訊いてきたので、ついに覚えられたかー、と思う。で、にゃんこ飯の話なぞしたりして(これがどの猫も満遍なく好きらしいとか、病院食が味気ないらしいのは人と一緒ですよねー、とか)、領収書を受け取ったら、但し書きが「キャットフード」ではなく「キャットフット」になってた…猫の足もらってどーするとゆーのだ。おもしろいからそのままにしてきたけど。(毎度思うのだが、ここの領収書の但し書きスペースはえらく狭い。「お品代」としか書けないくらい狭いのだ。今度、「お品代では税理士が受け付けないので」と言ったところでスペースは拡張しないだろうなー)

朝食パンを買ったあと、このにゃんこ飯を置きにどーぶつ病院に戻る。帰宅したら1時をとーに廻ってた。昨夜はハハと夕飯を平らげてしまったので余りごはんがない、だから何か買う、と言ってたハハは何を買ってきてくれたのかなぁ~? と思いつつ台所に立つと、テーブルには何と非常食…何だ、これは。これが昼食なのか?
『テレビで震災の特集をやっててね、被災地のこと思いながらこれを食べるのもいいかと思って』
なるほどね。くしくも今、あたしは昨年集まった「震災支援くじ」の売り上げ金、5800円を振り込んできたばかり。(端数の14円は繰り越し。ご協力してくださったみなさま、感謝です。100円のくじでなぜ端数が出るのかとゆーと、「拾ったお金」も入れるからです。あたしはよく1円玉を拾います。今日も拾いました)

さてこの「非常食」、パウチになってて、お湯もしくは水を入れろとある。海老ピラフ、五目ごはん、白ごはん、ドライカレー、チキンピラフと数種あって、ハハは田舎ごはん(五目ごはんみたいなの)、あたしはチキンピラフにしてみた。お湯を注いできっちりパウチを閉めて、続きを読むと、
「お湯の場合は15分、水の場合は60分」待てとある。そんなに待たねばならんのか! つくづく、インスタントの3分に慣れてしまってることをハハと痛感した。待ってる間、空腹が募ってみたらし団子に手を出してしまった。
味の方はとゆーと…思ってたほど悪くなかった、かな。しっかりした味してたし。意外に分量があって、あたしもハハも食べきれずにちょっと残した。冷めたらたぶん、あまり美味しくないと思うのだけど、被災地だったらそんなことも言ってられないだろうね。てなこと思いながら。『もうそろそろ消費期限も切れるだろうし』とハハは言い訳がましく言ってたが、賞味期限は2019年6月まで。被災地のこと考えながら食べるというのは悪くない趣向(?)ではあったのだけど、いま消化してしまっていいのか? と思わなくもなかった。明日、とんでもない震災が降りかかる可能性だってゼロではないのだしさ。

夜、中山七里の『さよならドビュッシー』を読了した。第8回の「このミス」1位作品だそうだけど、んん~? そうかなぁ~? て気分。ピアノのシーンはいずれも圧巻で、楽譜なんて全然読めないから書かれてることはさっぱりわからないのだけど、鍵盤を弾く指や流れてくる旋律が映像として鮮やかに浮かぶ。最後の演奏シーンでは完全に聴衆の1人として活字に聴き惚れてた。
でも、ミステリとしては…どうなんだろう? と思ってしまう。冒頭の火事で「その可能性」を推察してしまったので、「大丼電返し(大どんでん返し、と書いたらこう出た!)」という謳い文句にちょっと肩透かしを食らった気分。登場する脇役たちの言葉遣いが年齢不詳にさせてるのも気になるし。演奏シーンの描写は素晴らしいけどねぇ。このシーンに限って言えば、『四日間の奇跡』を凌いでると思うのだけど。

今日は半日シゴト、半日読書、の1日だった。ちぎり屋の「ち」の字もない日だった。







(*´з`)
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by yukimaru156 | 2017-03-10 00:51 | そんな1日 | Comments(0)

ちぎり絵ざっか作家 さゆきの  雑記帳


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