昨日はブログ中、ひざ掛けしてないとさみぃーよな日だったのに(おまけにすごい風!)、今日の暑さと言ったらまったく! て感じだったあね。こんなんじゃホントに調子がおかしくなるわ。とは言え、台風被害のすごさを思うと、そんなことも言ってらんない気がする。各地で「何万人が避難」とか言ってるけど、実際にそれだけの人が避難できてるのか? とか思うし。体育館だって、せいぜい数百人程度しか避難できないよねぇ?
暑い最中に買い物行って、帰宅してカレンダー…ではなく、我が家の秘境探検。と書くとちょいと大げさではあるけど、実はあながち間違いでもない。だってあたしは「その中」を一度も見たことがないんだから。まぁ、「秘境」てのは大げさだけどさ。
台所の壁面のひとつは、「壁くり抜いて食器棚」になってる。当時(50年前)の大工に『こんなに収納ばかり作らせて、絶対あまるに決まってる!』と言われた「収納棚」は、すべて埋まってるどころか足りなくて「食器棚」も追加されてる有り様。
50年前とゆーとみんな、"そーか、50年分か、それはすごいな"と思われると思うけど、さにあらず。我が家は築51年だけど、その前から「家」はあったのだ、平屋の木造家屋がここに。で、そのとき使ってたモノは向かいのアパートに一時的に越され、新築されて戻ってきた。つまり正確には「ざっと70年分」のモノが詰まってるわけだ。
さて、「壁くり抜かれて作られた収納棚」は、幅180cmで3段ある。一番上は扉、2段目がガラスの引き戸(ここに普段使いの食器が収まってる。ちなみに一番上は…まだ手つかずだが土鍋とかお重とかの類)、そしてその下の3段目が今日の「探検先」。ハハは見る前から『全部いらない』と言い切ってるのだけど、それならそれで見ないわけにはいかないじゃん。
まずは椅子どけて、それから古新聞を入れてるダン箱どけて、その下をざっと掃除機かけて、そんでやっと「御開帳」。
ま~、大体想像はついてたんだけど、やっぱりすごかった…「職人さんたちが来たとき用」の湯呑が1ダース、なんてのはかあいい方で、陶器の皿や茶碗、湯呑、急須類が山のようにあって、正体不明のモノも多数。
『これはテーブルの上に置く「ターンテーブル」ね、くるくる廻すのよ』『あぁ、昔おじいちゃんが使ってた薬湯入れね』『この器は紅白揃ってたと思うけど…』といちいち解説してもらいながら、可燃不燃に分けてった。ラベルが左読みのモノまであったりしてね。もー骨董の領域よね。
「全部いらない」とは言っても、やっぱり"捨てるには惜しいんじゃない?"てのも結構あって、そりゃウチではもう使うこともないだろうけど洗えばそれなりのモンだよ? と並べてった。なるみのマグカップとかさ、漂白したらキレイになって、まだまだイケるっしょ、だったし。5つ揃ったガラスの器とかさ。
そーそ、昭和35年のラベルが貼ってある自家製梅酒も出てきたよ! いちご酒と一緒に! 真っ黒だったよ、ドロドロだったよ。飲めたのか、あれ? 捨てたけど。
これらのモノが整然とキレイに詰まってたかとゆーとそうでもなく、ホント雑多にただ「詰め込まれてた」だけで、しかも探検に付き物のゴミホコリに混じってゴッキーのフンだかネズ公のフンだかもいっぱい…触るのもイヤだけど、こゆことになってるであろうことは想定内なので、掃除機かけて食器出してまた掃除機かけて、を何度も繰り返した。
可燃(木製やプラ製品とか)は45ℓ袋1つ、不燃(ガラス、陶器、アルミなどの金属)は2つ、そして「0円に出すかバザーに寄付」が妥当と思われる、洗えば立派に現役となりうる食器が衣装ケース1つ分、という結果になった。
『……何もしてないのにくたびれた…』とはハハの弁。「しなくていい」と言ったけど、結局次々と出される食器を移したり洗ったりさせてしまったからねぇ。それに夕飯の仕度する約束が、シゴト行く時間となってしまったのでできなかったし。そこんとこはちと申し訳なかった。でもこれで「3段目はカラ」にすることが出来たからね。ヨシとして欲しいわ。見た目、ぜーんぜん変わってないどころか、むしろ『あったもこっちもモノだらけで落ち着かない…』状態になっちゃったけど。とりあえず廊下の古着の山は週末片付く、てことで。
そーそ、整理してたら昔あたしやオトートたちが使ってたアルミの弁当箱が出てきたんよ! あたしは「アタック№1」、オトート1号は「ゴレンジャー」、2号は…何だっけ、ナントカ魔人だったような…。これ、売れるかもと思ってとってあるんだけど、どーだろう? キレイっちゃキレイだけど、しっかり使ってた記憶あるから無理かな~?
祝日なのでどーぶつ病院のシゴトはささっと終わったけど(でも入院中のレトリバーはちと大変だったか。遊びたい、構って欲しいお年頃で)、そんでもくたびれた…まだまだあるんだよなー、「秘境」。楽しいっちゃ楽しいんだけどさ。
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