三茶アート楽市の事務局からハガキが来て、何ごとかと思ったら「期日前投票の会場となる都合で荷物を預けることができなくなった」とある。アート楽市は2日間なので、初日は荷物を預けて帰れるのだけど、もしかしてお持ち帰り?! と思いきや、保管所移動のお知らせだった。よかった…あんな荷物持ち帰ってまた持って行くなんてこと、したくないもんね。かと言ってロッカーに預けられる大きさでもないしさ。
この、「よくわかんない解散」のおかげで、子供たちが楽しみにしてたドッヂボール大会ができなくなったとか、あちこちでドタバタしてて、余計な出費のかかる自治体もあるだろうし、大変だよねぇ。まさかそのアオリを喰らうとは思わなかったけど、こんなのはまだ「かわいい方」だろね。
朝からずーっと、引きこもり状態で「ちぎり貼り」。バカかな自分、と思いながら、タイトル「てがみをかきに」も全文字ちぎったよ。7cm幅の中に7文字入れるなんて「限界ちぎり」に近い。まぁ、中のページを貼り終えて、ちょびっとだけ余裕があったからできたよーなもんで、そうでなかったらちぎらずに書いてただろーね。(そんで「これもちぎった方が…」とか言われちまうんだぜ、きっと)
以前、あたしの絵本をよく買ってくれた作家さんから
『雪丸の絵本は、必ず「ことばのないページ」があるよね。そこがいいね』
と言われたことがあって、そこんとこはちょっびっと意識してたので気づいてくれて嬉しかった。でも今回は、そいつをちょいと意識しすぎてしまったかもしれない。何たって全16ページ中(中表紙と奥付けを除くと14ページ)、台詞もト書きもないページが11ページもあるのだ。さすがにこれは「手抜き」と思われても仕方ないかもしれない…この、半分以上が白紙となる「間」がイイのだ、あたしが描きたかった間なのだ、とも思うのだけどね、それをどう読むかはその人次第だしね。
夜になってやっと完成し(やっとと書いたけど、思いついてからちぎり貼りが終わるまで2日だからね、早い方だ)、試作品として1枚づつコピーして製本し、表紙はまだの状態だけどハハに見せた。『わー、できたのぅ~』と喜んで読んでくれたハハであったが…読了後、イミがわかったようなわかんないような顔をしてたので、え、わかんないかな、こういう話だよ、と説明が必要であった。「説明が必要」て時点でダメだよね、絵本としては。
そもそもくりくり(のくりのすけ)がリュックを担いでるってこと自体が無理なんだけど、これはまぁ何とかわかってもらえる(?)としても、会話の位置とか、背景が白過ぎることとかがNGな理由かなぁ。それに『どこへいくの』『てがみをかきに』て会話、実は会話として成立してないよね…これはちぎりながらふと思ったのだけど。「どこ」て訊いてんだから、海とか山とか野っ原とか、応えは「場所」でなきゃあねぇ。
あ~、何かがっつり凹んでしまって、いまはもー何もやる気になれない…。仕上がったのが夜でよかった、て感じだ。いまさらこれをどうにかすることもできないので(台詞の位置を変えたくてもスペースがない)、このままGOするしかないのだけど。
夕飯はカジキマグロとキノコとトマトのパスタにした。安かったらしいアサリも少し入れたので、なかなか豪勢になったのだけど、パスタがどーもねぇ…これ、頂き物の茶色いパスタなんだけど(外国産なんだけど茶そばみたいな色してる)、何の味なのかよくわかんない上、主張し過ぎてて合わない感じ。前回も何パスタだったか忘れたけど"これには合わないな"と思った記憶があって、こっちならどーだ、と思ったけどダメだった。ふーむ。あとまだ200gくらいあるんだよなぁ~。早くフツーのパスタの方に行きたい。あと1回、試すとしたら何パスタだろう…?
(>_<)