5日め
昨日に続き、“週末なのに……”という状況で、これは一体どういう意味なのかと考える。まあ、考えたところでしょーがないのだけど。夕方近くになってから来客がちらほら伸びてきて、まずはほっと一息。夕方から閉場の8時まではホントにあっという間だ。
monoギャラリーさんはその名に相応しく、というか、名前に気持ちをこめてるというか、「絵を飾るギャラリー」というより、クラフト作品向きの設えになっているギャラリーだ。白い棚はとてもレイアウトしやすく、余計な什器や布などを必要としない所で、例えば棚に2つ3つしか作品がなくてもそれはそれで“イイ感じ”になる。絵を飾る際には白いパネルで棚をふさいで壁を作ることが出来(あたしはそうして計10枚の絵をかけている)、点数としては少なくてもスカスカな印象にはならない。6畳ほどの白い空間はとても居心地がよく、窓がなくても圧迫感がない。
そういう空間で展示できたことはとてもよかったと思う反面、同時に「この空間に映えるクラフト作品を作れなかった」反省でいっぱいなのだ、いま。もっといいモノを作れたはずだし、いい演出が出来たはずだと思う。そしてそれは時間とか体力の問題ではなく、能力の問題だ、とも。
『これまでと違う大人の雰囲気だね』と常連の方や友人らに言われたけど、大人の、洗練されたデザインとするにはまだまだま~だ、遠い。でもだからって「くりくり」だけの世界に戻るのではなく、これはこれで続けて行きたいと思う。
赤い時計と黒いコルクボード(黒く塗ったんだぜぃ)付きの時計は真っ先に売れると思ったんだけどなぁ。(実はアレが一番オトナっぽいかと思ってた…)
始まってしまえばホントにあっと言う間の展示も明日が最終日。気を抜かずがんばってきまーす。