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アクエリアンドルフィンズからの撤退

昨日のネタだけど、あれこれあったので今日書きます。おっとその前に、チチの容態を心配してくれたみなさん、ありがとうございます。詳しい検査の結果はまだわかりませんが、肺に溜まった水は少量なので薬治療ですむとか。自分で運転して行ったのに即入院となったことで“そんなに緊急性のあったものなのか?”と家族でもびびりましたが、「いまベットを確保しておかないといつ入れるか」という状況だったようなので、「ついでにいろいろ診よう」という担当医の心遣いだったようです。先生に感謝。

さて、思い起こせば9年前。横浜のアート縁日に出店したのがちぎり絵作家としての雪丸のデビュー。それまでもフリーマーケットに出店し、雑多な不用品と一緒に「ちょこっと」カードを並べてたりはしたのだけど、「ちぎり絵オンリー」はここが初。そしてそこで『うちのお店に置きませんか』と言ってくれたのがハンドメイド雑貨店の店長、WKさんだった。あたしはそこで初めて、「作品を委託して販売してもらい、売り上げから何%かの代金を支払って利益を得る」というシステムを知ったのだ。経済のシステムとしては当たり前なんだけど、その枠組みの中に自分(の作品)が入る、ということが信じられなくてびっくりしたのをよく覚えてる。あれから9年。月日が経つのは…(ババくさいので以下略)

市ヶ谷というなかなかよい所にあるのだけど、ちょっと入りづらい入り口の2階になるせいか景気よくばんばん売れる、というほどではなくて、それでも2、3ヶ月に一度は顔を出して新作を持参したり入れ替えてみたりしてた。当初の成績はそう悪くもなかったのだけど、だんだん市ヶ谷までの交通費が売り上げから出せなくなり、ここ数年の1年の売り上げはアートフリマ出店時の1日分以下。それでも続けていたのは、お店のHPに『雪丸の言いたい放題』という(あ~、書いてて何て懐かしいタイトルだ!と思ってしまった)月いちコラムを載せていたからで、これが出店(展)告知の役割もしてたからなのだ。HP終了に伴い、告知もできなくなって、この雑記長を始めた。それでも何となくグズグスしてたのだけど、お店の事情により金、土曜の週2日営業となってしまったのを機に撤退することにした。(週2日営業はだいぶ前かららしいけど)
WK店長にはいろんなことを教わった。納品書の書き方、手製糊の比率配分、コピー絵本の製本の仕方、そして訪ねる度に披露しあう雑学の数々はどれもおかしく楽しかった。そんな思い出が、いまぐるぐると廻り始めている。ありがとう、店長。本当にお世話になりました。

ところで昨日の訂正をひとつ。「心筋梗塞は2度やったら3度目はないと宣告された」というのは「脳梗塞」の間違いで(つまりこれを3度やってる)、心筋梗塞はハハいわく『5回じゃきかないわよ』。ハハはメモ魔なので(このあたりの血はあたしが受け継いでいる)、調べれば「いつ何をどのくらいの入院で」はすぐわかるのだけど、それはまあ置いとくとして、誤表現、失礼しました。そんで、もしご家族で脳梗塞を1度ないし2度やってる方がいたら、「3度目でもちゃんと生きて」ますんでご心配なきよう。まあ、本人はヨレヨレになるし、家族はハラハラになるけどね。ただ、「脳梗塞の後遺症」だと思っていたものが「違うかもしれない」と言うのが今度の先生の見解なので、やっぱメンテナンスは大事ということだな。
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by yukimaru156 | 2007-06-03 03:12 | そんな1日 | Comments(0)

ちぎり絵ざっか作家 さゆきの  雑記帳


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