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ほりごたつとエルビス

ウチは掘りごたつだ。ハハの実家も掘りごたつなので、初めて友人の家で「掘り炬燵でない炬燵」に足を入れたときは後ろに引っくり返りそーになり、驚いてハハに報告したのを覚えている。あれはとても便利なのに、普及どころかどんどん廃れている(らしい)のはとても残念。住宅事情によるものだと思うけど、フツーの炬燵は膝が痛くなったり熱くなったりとあまりじっとはしていられないから、次に生活する場(なんてのがあるのか?)にも掘りこたつがあって欲しいと思う。

で、今日はそのこたつの掃除。まあ、夏冬の入れ替えのときは結構手間だけどね。昔は全部収納して中央の掘りの部分にも畳を敷いていたのだけど、昨今はそれはやらず、中を掃除したあとは掛け布団を薄布に替えるだけ。それでも四足テーブルを持ち上げたり中の格子を外して掃除したりと手間はほとんど同じだけど。
しかし中から出てくるわ出てくるわ、甥のYGの忘れ物(?) ウルトラマンのガムの包み紙とか食玩のオマケとか飴とかが埃にまみれてる。(100円玉を見つけたらハハがすかさず『それ私の!』と叫んだ) 子供にとってこの場所は「周囲にみんないるけど孤独になれる」特別な場所で、あたしにも覚えがある。暗いけど明るいという不思議な空間の中にいるだけで何となく心地いいのだ。YGはここに絵本を持ち込んで汗かきながら読んでた。
そーいえば昔、ウチの中でかくれんぼをしてたとき、ここに隠れるとみんな発見できなかった。電気を入れてないと真っ暗で、隅に小さくなってるとちょっとめくったくらいでは発見できないのだ。そういう隠れスポットがウチにはいっぱいある。ばーちゃんが「とにかく収納スペースをいっぱい作って」と言って大工をキリキリさせたそーだから。

これでもかっ!というほどの量の冬の帽子を虫干ししたあと、エビのエルビスを見に行ったら、何かまたでかくなってた…しかも5尾もいる!こないだ2尾と書いたけど4尾の間違い、と思ってたらもー1尾いたとは…そんなに広い水槽じゃないのに…一番チビのエルビス1号は2センチちょっとだけど、5号は4センチ近い。もっとでかくなるのか、これ?

先日作った豚のスライスが半分残ってたので、夕飯はそれで「キムカツ」しよーと思い立つ。キムカツってのは(いまは「ゲンカツ」という名に変わったらしい)トンカツ屋で、ここのカツはまるでミルフィーユみたいに何層にも重ねた独特の形をしてる。なのでちょっ真似て(?)スライスをくるくる巻いて揚げようと思ったのだ。中にしその葉と梅の果肉(どっちも自家製!)をはさんでね。美味しかったっすー。ついでに茄子とピーマンも天ぷらにした。チチの糖尿以来じゃないかな、こういった揚げ物は。

深夜、これを書いてる最中に過日ここに「配達されなかった手紙」で紹介したイタリアに留学してた友人から電話が入った。夕方、実家に電話したら留守だったのだ。留守ってことは生きてるってことだとまず安心。40分ほど喋っていま切ったとこ。彼女の話はまた明日。
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by yukimaru156 | 2007-06-05 01:30 | そんな1日 | Comments(0)

ちぎり絵ざっか作家 さゆきの  雑記帳


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