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雨の日の迷子

タイ本余波(と呼ぶべきかどーかわかんないけど)で新宿まで行った。もちろんチャリで。もちろん降ってた。ちょっとどーかなーと思ってたのだけど、雨のせいか人通りが少なく、普段よりもすいすいチャリが進み(甲州街道沿いに上ってくのだけど、商店街とか進めないのだ)、予定より15分も早く着いてしまった。
で、ちょっと話をして帰り。キモチ的には「1本内側を走ってるだけ」な感じで爽快に走ってたのだけど、適当なところで折れないとわかんなくなるぞ、と思って甲州街道に出るつもりが何だか妙…住宅街に迷い込み、とりあえず車の往来の激しそうな通りを目指す。んが、そういう通りに出てもまず何通りなのかの案内がどこにもなくてあたふたし(つつもしっかりこぐので益々深入り…はいつものこと)、ちょっとやばいじゃん、このモスク見たことあるけど…と思ってたら代々木上原駅に出た。ああ~、やっぱりぃ~、と思いながらUターンして雨の上り坂をがしがしこぐ。

以前、代々木上原の先までチャリで行った記憶はあるのだけど、それがいつ、どこからどこへ行ったのかが思い出せない。あのときは渋谷に出ようとしたのだっけ、違うな、原宿か、とか何とか思いながら、今度は大通りが交差した地点で直角に折れてみる。相当行き当たりばったり。ここでちゃんと案内表示とか確認しないのがあたしって奴なのだ。でも見事に抜けて、無事帰宅。行きの所要時間45分。帰りは60分。何てこたーない。迷ったうちに入らん(嘘)

そもそもこーゆー方向音痴野郎が免許を取っていいのかと思うのだが(だからこれまで取得しよーとしなかったのだけど)、その話は置いといて。(あ、いまはカーナビがあるからいーじゃん、と思ったキミは間違いよ。案内表示見ない奴がカーナビ見るわけないじゃん)
あたしにはひとつ、特技というか特性がある。「道に迷っても絶対行き着く」というやつ。どこを通ったのか、なぜたどり着くことが出来たのか、説明できたタメシはないのだけど、ちゃんと着くのだ。
と書いて、フツーはそうだよな、と思った。永久に迷子になってる奴はいないのだから、誰でもいずれはちゃんと着くようになってるのだ。そもそも道はつながってるのだし。

先週、三茶で初オヒロメとなった『It’s not tears』という本のラストページにぴったりの言葉を思いつき、なぜそれを制作中に捻り出せなかったかと悔やむ。すっげー悔しい。初版20部はしょーがないとして(「くりくり」がいないのでどーかと思ってたけど、ぐっときた人が何人かいてくれてほっとした)、増刷分から…と思ったり、いやそれはまずいだろーと思ったり…購入者の身元は割れてるのでひっそり回収するか。何か隠蔽工作してるどこぞの企業みたいだ。
ホントにそれをやるかどーかは考え中。
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by yukimaru156 | 2007-06-23 00:26 | そんな1日 | Comments(0)

ちぎり絵ざっか作家 さゆきの  雑記帳


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