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ムットーニ・シアター と 送別会

以前、世田谷文学館で観た『ムットーニのからくり箱』で(「行った観た読んだ」参照)、DM希望に名前を書いてきたら、銀座松屋でやってる『ムットーニ・シアター』の招待状が来たので行ってきた。(9/12(水)~24(月) 松屋銀座8階 大催場 10時~20時 入場料1000円) 聞いた話ではDMが送られてくるのは「前回行った人だけ」だから、一度逃すともー送られてはこないらしい。いまはPCが普及してるからいつでもさっと調べられるけど、偶然街中でポスターとかチラシとか見ない限りは忘れてるモンだからDMって大事だと改めて思う。
あたしは過去1年分の芳名帳にある人に出してしまうのだけど、回収率(実際に回収してるわけではなくて、DM出したうちの何人が来てくれたか、という率)は1割~2割かなぁ。ムットーニ氏は多いだろーな。いーなー。

話がそれた。
ともかく、この日は同じ銀座で送別会もあったのでちょっと早めに出て見学。すごい人だった。テレビの取材とかも入ってて、DMには書かれていなかったのだけど本人が来てた!でもって本人が彼の作った「からくり箱」(自動電気ミニチュア芝居)を動かして解説。人だかりでよく見えない…でも昔の紙芝居のおじさんみたいに流暢に喋り、しかも『ここがシステム上の見所、照明がつくと同時に扉が開き、人形が振り向いて演奏が始まるので最初に動かしたときはヒューズが飛びました』とか、裏話的な話も披露。『この女性の乳房ではなく、その間のロザリオに目をやった者だけが救われます』などと言われると、どーしたって両方目に入るので笑ってしまう。人の多さと、動かしていないときは照明が暗すぎて人形の造作や表情がちゃんと見えなかったのが残念だけど、楽しかった。
ホントはもっとゆっくりじっくり時間をとるはずが、ぎりぎりまで作ってたので遅くなって失敗。とゆーのもあるけど、普段身なりに構わない奴が、そば屋のバイト始めてさらに構わなくなって(装身具は一切禁止で制服の上着があるのでTシャツにジーンズという格好)、今日くらいはきちんとしよう、と思ってたら着るものに困って遅くなった、のが本当。あと3、40分は早く出るべきだった。やれやれ。

送別会は、昨年秋まで一緒に働いてたハケン仲間のひとりが辞めることになったので集まったのだけど、とっくに辞めてるあたしにまで声をかけてもらえて嬉しい。職場の状況はいろいろ変わってて、その大変さはもうわからないけど、会えばお喋りのネタは尽きず、リーズナブルな料金の割には「銀座の料亭」な匂いがぷんぷんしてて、あ~、ひさしぶりにこういう場所に来たな~と妙なとこでも感慨深かった。かつてのハケン仲間だけでなく、社員さんも来て、総勢10人ほど。女の子ばっかでにぎやか。昨年の秋、あたしの送別会でヘベレケになったARは反省して禁酒を誓ってたけど3ヶ月で解禁したらしく、昨夜は梅酒を飲むために氷を入れよーとしたら固まっててくっついてたので膝で割って青あざを作ったのだそーだ…格闘家じゃないんだから台か何かで割れ、と言われ、そこに気づかなかった自分にショック受けてるあたりが全然変わってなくておかしかった。

いちお、読みたいだろーな、と思って拙著『タイへ行きたい!』を持参し、あれこれおホメの言葉をいただく。『絵がうまい』とか『センスがいい』とか、とーっても嬉しいのだけど、それで『自分とは違う』と距離を置かれてしまうとしたら、それはとても悲しい。どんな人とでもだけど、本を出したことでそれまでの関係に歪みができるのがつらいと思う。いまはそば屋のねーちゃんだからね、稼ぎはキミらの半分以下だぞ、と言いたい。てことでこれからも変わらずによろしくね、みんな。
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by yukimaru156 | 2007-09-19 01:43 | 行った観た読んだ | Comments(0)

ちぎり絵ざっか作家 さゆきの  雑記帳


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