クリスマスツリーと『ジャイアント・キリング』
ツリーはモノホンのはないので、例年のごとく、部屋に入れてるガジュマロの木に飾る。あと、卓上サイズのニセモノツリー。これ、むかーしオトート2号がクリスマスグッズ専門店でバイトしてたときのモライモノ。ケースが壊れただかないだかで貰ってきたのだけど、毎年活躍してくれてる。ツリーに飾るレイにしろオーナメントにしろ、10年も20年も(一番古いのはあたしが幼稚園のときのだ!)使いまわしてるのだけど、それでも飾るときは楽しくなれるから不思議だ。
それから(なぜか)折り紙を細く切ってレイを作ることになり、YGのママ、CHと3人で数珠のよーにひたすら繋げていった。これも楽しい。YGが幼稚園のときにさんざんこのテの作業をしてきたCHと違い、あたしは「いったい何十年ぶりに作るのだ」って感じでちょっと新鮮。色の選び方に個性が出るもんだな、これは。
結局、そば屋の出勤ギリギリまでこれらの作業に没頭してた。帰宅後(12時近く)はトーゼンYGは寝てたのだけど、『がんばって起きてる』と言ってたのでちょっとだけ残念だった。
オトート1号は、来るときにいつも何かマンガを持ってくる。“なぜそれを買ったんだ?”と思うモノから、浦沢直樹の新巻(手塚治虫の原作をよくあそこまで引っ張って掘り下げて描けるもんだとつくづく)とか、奴が帰るまでに読もうとすると結構しんどかったりもする。
でも『ジャイアント・キリング』はおもしろい。まだ3巻までらしいけど、イイ感じだ。サッカー選手ではなく、監督が主人公で、だからこその面白味、というのかな。(しかもこの監督、弱冠35歳ととても若い。にもかかわらず欧州(どこだか忘れた)で弱小チームを優勝に導いた実績を持つ)
個々の選手の特性と性癖、そして選手間の軋轢をどう見極めるか。ゲームとしての展開、他チームとの知恵比べという、それら全部をひっくるめて「監督の技量」が試される。一見、ボケらっとしてるこの達海監督が実は結構したたかで計算してて、「何かやらかしてくれそう」なとこが楽しめる。1号も同意見なので、これから来るたびに続巻を持参してくれるだろう。持つべきものは似た趣味を持つ兄弟、ってことか。奴の趣味ではわからんものも多いのだけど。でも映画や本では価値観が合うのだよな。『容疑者Xの献身』借りれたし、福井晴敏、大いに楽しんだよーだし。
今日の夕飯は、昨夜あたしがネットで調べた「ソウダガツオ」の立田揚げにしたそーだ。サバもイカもまだ食べきれなかったらしく、明日の昼は豪華だなぁ。1号の土産にはエビ天10本。他にもいろいろ持ち帰りたかったのだけど、意外に忙しくてダメだった、残念。