フリュウギャラリーと『SP』
ガラス作家の方とかとちょっとおしゃべりしたあと、『これから新年会』と言うのを断って(クリスマス会も辞退したのだ…すみません、KNさん) 一度帰宅して夕飯の買い物を済ませ、参宮橋へ。小田急線ですぐだけど、実は未踏の地。染色・テキスタイルのゆりりん姉さんが出展しているのと、オープン1年目のギャラリー「フリュウ」さんがどんなギャラリーなのか見てみたかったからなのだ。姉さん不在はわかってたのだけど、オーナーも不在とはついてない。やっぱアポとってから行くべきだったか~、と反省しつつ拝見。
築2、30年くらいの一軒家を改装した感じで、靴を脱いであがる。古い木の梁と白い漆喰の壁がいい具合で、駅から歩いて5分もかからないのに住宅街の中のせいかとても落ち着いてる。ギャラリーとしてはまだ定着しきってない印象はあるけど、企画展とかおもしろいかもしれない。ちょっと余裕がないのが残念だ。
夕飯を作るついでに明日の昼の分も作ったはずが、気づいたら全部平らげてた。そー言えば昼食を食べ損ねたのだった。オークさんでサンドイッチをひとつふたつご馳走になったのだけど。
明日はそば屋なので、丸1日空いてる今日は有意義に使わねばならなかったのに、結局「ちぎりの前々段階」で終わってしまった。ここをきっちりしておかないと全体のバランスが崩れるので、できれば「前段階」くらいまで一気に進めたかった…まだまだツメが甘い。タメ息。
ところで『SP』。昨日で最終回、のはずだけど、当初からそのつもりで動いてるなとの思惑通り(?)4月に特番があり、きっちりした幕切れではなかった。(『SP』のスペシャルは『SPSP』か?)
決して退屈ではないし、役者も製作陣もリキ入ってるのはよぉ~くわかるのだけど、何が“う~んん”と唸ってしまうのかすごーく考えてしまうドラマだった。(つまり本筋とは関係ないとこで考えてしまってるわけだ) こないだTMに『何が悪いのか』と訊かれてつい口走ったのだけど(ご不快に思われた方がいたらご容赦)、アクションがとても「段取り的」な感じがしてしまう。右手を出す、防ぐ、足を払う、かわす、1、2、3、て感じ?呼吸を合わせてます、みたいな。ちょっと言いすぎか。
最終回で仲間のSPが次々と倒され、主役1人が孤軍奮闘しなくてはならない状況下に追い込まれるのだけど、で、そういう状況を作りたいのはとてもわかるのだけど、その前に『訓練受けてる精鋭たちが反撃も出来ずにばたばたと倒れるんじゃねーよ、みっともない』と突っ込んでしまうのだ。そっち逃げてもしょーがないだろ、とか。
主人公の「特殊能力」(超能力ではない)も、それなりに説明されてるのだけどわかりづらい上、「それってどんな?」と訊かれると説明しづらい。なくてもよかった気もするし。緊迫感を漂わせつつ間延びしてるとゆーか、あぁ、うまく言えんっ!とにかくあたし的には「悪くないけどよくもない」ドラマだったんでした。
今夜はかぼちゃプリンを食べながら溜まってるビデオでも~と思ってたんだけど、食べるだけにしとくかな。