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梅シロップと梅ジャムと夫婦のバランス

朝10時に(それまでドタバタの挙句)無事チチをタクシーで病院へ送り出し、さぁ~て製本!と思ったのだけど、そーはいかず、まずは炊飯器に入れたままの梅シロップを瓶詰めにした。1.5キロの梅(と1.2キロの氷砂糖)の入る壜はないので2つに分ける。まだあと1.5キロは梅シロップ作るわけで、こいつはもーペットボトルしかない。
それから梅を洗って磨いて(今年はなぜか1キロ分くらい黒い梅がいくつかあって、よ~く洗えば落ちるのだけど、何だろか、これは。排気ガスなのかなぁ。これまでそんなことなかったのに)、2キロの梅ジャム作りに入った。道路に落ちたりして割れた梅は早いところシロップかジャムにしないと腐ってくるので。ぐつぐつ煮たり種を取ったりアクを取ったりしてたらあっちゅー間に1時。慌てた。ちゃちゃっと昼食を食べて、冷ましたジャムを容器に開けて製本に取り掛かる。正味1時間もなく、当然「やりかけ」のまま出勤。何かもーこの時点で疲れてて、どーでもよくなってきてた。ホントに疲れてるのは病院についていったハハの方だと思うけど。

庭の梅の木を見上げると、取り損ねた大粒でキレイな梅がまだちらほら…くぅ~、何とかして取りたい!と思うのだけど、高枝バサミがない以上、「木をゆすって落として取る」以外に方法はない。以前オトート2号が『工場のハイキ分から持ってきた』と言ってくれた1.5×3メートルのエアパッキンを道路に敷いて取るかな。アレ、額の梱包に使うはずだったのに、毎年梅を取るのに重宝してる。(額にはその1/4くらいのを切って使っててまだこっちに手を出さなくても大丈夫なのだ) これがクッションになってOKなときもあるけど、大抵はバウンドして道路に出て割れたりしちゃうんだけどさ。

病院からの電話では検査だの何だのとで時間がえらくかかるらしく、出勤までにハハは帰宅できなかった。(帰宅は7時過ぎだったらしい) 手術自体はどってことないモノらしいのだけど、何せ14度めの入院なので、その履歴を見ただけで担当医は引くらしい(当たり前だ)。この薬は止めてもらわなくてはとか、手術に耐える体力はあるのかとか。高齢だしねぇ。
今回、整形外科に入って、チチいわく
『これでここの病院に足を踏み入れてないのは産婦人科だけだ』
自慢にゃならんと思うが、自慢してもいいかもしれないなぁ。

チチのスーパーポジティブぶりはいまに始まったことではないのだけど、『これ(手術)やってリハビリしたら、パワーアップするし、道を行くときもさらに慎重に気をつけるようになるから大丈夫』と言うのには正直エライなぁと思ってしまった。以前ハハに『あの楽天ぶりに救われたり救われなかったりするよね』と言ったらば、『ホントにそうよねぇ~』としみじみ言ってた。何でも物事を前向きに考えるのはよいのだけど、ハハはどちらかと言うと「悲観的に物事を見て、そうなっても慌てないように心構えをしておく」タイプの人間なので、『またあんなこと言って、きぃーっ!』と時々キレかかるのだ。夫婦にバランスというものがあるのだとしたら、この夫婦、よくバランスが取れてると感心する。子供の頃、あまりのラブラブぶりに『とてもお見合いとは思えないね』と言ったらぱ『私たちはオミレン(お見合いして恋愛した)だもん』と平気で言ってたのだ。いまはハハがチチの病院履歴と体調に振り回されてる感があるけど。

くたびれたけど、ちーっとも制作が進んでないので、これからちょっとやるかな。とりあえず入院してくれたことでひと息ついたし。
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by yukimaru156 | 2008-06-19 01:51 | そんな1日 | Comments(0)

ちぎり絵ざっか作家 さゆきの  雑記帳


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