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終わらない少女マンガ

A2サイズ4段組み11コマの「くりくりマンガ」に、何だって1ミリの線が必要なんだ?と自分にキレつつ、昼からいま現在まで「ちぎりまくり」。だんだん“これっておもしろいのだろーか”とゆー複雑な気分になってくる。ギャグではなく、至極真っ当な話(のつもり)なんだけど、昨年が『あいさつとは「愛」と「お札」!』という、誰もが「へ?」と思った(らしい)コマからスタートしたので、今回の『うちゅー人のあいさつ』で、ひねりも何もなく、それよりさらにアクドイと思われる、『あくりえりあん星人はてれぱしーで話をする』『相手のことがすぐわかるのであいさつはない』ってどーよ?と思い始めた次第…もっとも、すでにちぎり貼り始めてるわけだから“うん、のっけからタイトルを否定するそれはないと思うよ”と突っ込まれてもどーしよーもないんだけどさ。

やっぱもっと練ればよかったかなぁと思ったり、いや考えたとこできっとこの程度だろ、あんたのオツムじゃ、と思ったり。発想の限界?つくづく、毎年このテーマで作り続けてる作家サンたちってすごいと思うわ。ま、思いっきりテーマから外れてるとしか思えない人もいたりするんだけどね。それはそれでアリかもしれないけど、そうやって「外す」ことも出来ない妙な生真面目さのあるとこがときどき自分でうっとーしかったりもするのだ。
現在(12時過ぎ)までで、7割弱の出来。迷いもなく突っ走れたらよいのだけど、やや煮詰まってる感があって困る。寝るまでも少し粘るけどね。

と、こんな話をぐたぐた書いててもしょーがないので、昨日の友人とのお喋りの話なぞ。
彼女は『昨年は本よりマンガを多く読んでた』と言い、結構な読書家でもあるので『へへー、でもあたしも本よりマンガだったかもなぁ』なんて話からマンガ談義へ。(そば屋に続きここでもか!あぁ、マジメに本も読みたい) 彼女は「少女マンガ」の人なのであたしがわかるのはタカが知れてるのだけど、話は「終わらない少女マンガ」になった。これで筆頭に挙げられるのが『ガラスの仮面』。もーこれに反論する人はいないでしょう。ついこないだ新巻が出たけど、43巻だっけか。あまりにも遅い…休載ばっかだからでもあるけど、学生時代から「実は作者は結末を用意していないのでは?」とゆー疑惑をかけられつつも、よくまー続けてると思う。かの友人の目下の心配事は「作者が死ぬまでに描き終わるのか」だった。……笑えない。あたしが高校のとき、すでに数巻は出てたので、当時20代で描いてたとしても50は軽く過ぎてる。「まだまだ」という年であったとしても、「死ぬまでに…」って懸念は否定できないよなぁ。

とは言え、こないだ立ち読みした雑誌の方では、どーやらかの「紅天女」(この主役を演じる権利、みたいなのを賭けて北嶋マヤと姫野亜弓って女優が競ってるわけだ)、マヤ班と亜弓班の2手に分かれて稽古してたから、そろそろホントに佳境なのかもしれない。
てゆーかさ、「2人のうちのどっちが演じるか」で続いてたわけだから、2人演じることになったらオチはどこへ持ってくのだろー?その年の「演劇賞」とかをマヤあたりがもらっておしまいちゃんちゃん、だったりするのかね。うわっ、つまんないオチだ…。

「終わらない少女マンガ」で次に挙げられるのが『王家の紋章』と『悪魔の花嫁』…もしこれらが「とっくに終わってるよ」と言うことであればごめんなさい。あたしはサワリしか読んでいないし、友人も『終わってないんじゃなーい?』って感じで喋ってたので。
しかし「人気があるから連載やめさせないぞ」と圧力かかることがしばしばある(らしい)少年マンガに対して、取材なのか病気なのかとどのつまりはよくわからない理由で休載連発しつつも「続ける漫画家」と「続けさせる出版社」ってすごいよな。ひと昔(を30年と区切るならばホントにひと昔になる)前の両者の関係だからこそ、なのかもしれない。いまそんなことしよーとする漫画家がいたら「休載じゃなくて打ち切り」でしょう。
余談だけど、「作者が死ぬまで続くんだろな」と誰もが思うのが『こちら亀有派出所前』だろね。ありゃすごいよ。全巻読んでないし、読破したいとも思ってないけど文句なしにすごいと思う。あのパワーはどっから出てくるんだろか。あやかりたいもんだ。
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by yukimaru156 | 2009-02-18 01:13 | 我思う | Comments(0)

ちぎり絵ざっか作家 さゆきの  雑記帳


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