そこにいてくれ、グリン号
身分証はともかく、「引き取り代金3000円」か…痛いな。キューリョー前なのに。
ここでも親切な対応してくれたので、悪くない気分で電話を切って、ふと隣の電話を見たら、テレカが入ったままになってた。あたしが来るまで利用してた小学生の男の子のだ、とはわかったのだけど、追い駆けるには時間がかかりすぎてる。試しにそのテレカを入れてみたら、残数が35もあった。感謝をこめて頂戴することにした。ありがとう、見知らぬ少年よ。ママによろしく言ってくれ。
しかしこの雨…またえらい降ってきたな。おかげでそば屋じゃかき揚げだのイカ天だの、山のよーに揚げたわ。しかもみんな閉店10分前に完売。やれやれ。
帰宅はひと駅先まで行って(こっちの方が近いのだけど、急行が停まらないのと、チャリ置き場が遠いのとでいつもはひとつ手前を利用してるのだ。20円違うしね。でも「交通費」として請求してるのはこっちの駅なのさ、ははは) そこからてくてくと雨の中を帰る。人っ子ひとりいない暗い雨の道を歩いてると、パトカーが走り去って行った。こゆとき、友人のねーちゃんの話を思い出す。
彼女は仕事帰りに酔っ払って終電で帰宅、やはり誰もいない暗い夜道を歩いてた。と、傍らをパトカーが走り去って行った。彼女は(かなり酔ってたらしく)、去ってくパトカーに大声で叫んだ。
『こんな暗い道を女がひとりで歩いてるんだぞっ、送ってけっ!』
と、走り去ったはずのパトカーが停車し、中から警官が降りてきて言った。
『失礼しました、お乗りください』
で、パトカーに自宅まで送ってもらったんだそーだ。『いままでお仕事ですか』とか『ご自宅はどちらですか』とか質問攻めにされ、帰宅した彼女は妹(あたしの友人)にぼやいたそーだ。
『いい気分で酔っ払ってたのに、すっかり醒めてしまった…』
パトカーに向って怒鳴ったりするからだ、説教されなかっただけよかったと思え、とあとで家族に怒られたそーだけど、夜道を歩いててパトカーに出くわすとと“ホントにパトカーを停められるかなぁ”とか思ってしまうな。度胸のある方、どーぞ試してください。
チャリを探すためにちょっと早くウチを出たので、本屋で時間を潰した。松本大洋の『竹光侍』の6巻を見つける。やったー!割と順当に5巻まで出てたのに6巻がなかなかだったから休載してんのかとドキドキしてたのだ。もちろんこれから読むのさ、うふふ。