2017年 08月 25日 ( 1 )

読了したのは2週間近くも前なのに、そー言えばこの本について書いてなかった、と思いだした。日本豆本協会会長さんの本である。懇意にしていただいているのに、過日の「豆本の宇宙展」で雑誌に掲載されてる田中さんの対談を読んでて、そこで初めて本を出してたことを知った。04年初版なので、かれこれ13年も前のことになる。(1年で4刷。すごい)

本、古本が好きで好きで好きで…てだけでなく、「本にまつわるモノすべて」が好き、なことがよく伝わってくる。ヒマさえあれば古本屋を巡り、蔵書印が作りたいがために篆刻習ったり、書皮(書店がつけてくれるブックカバー。あたしは会う度にプレゼントして感謝されてる)蒐集が高じて同士を集めたり、書店員勤めながら校正の学校へ行ったり(いまは校正の仕事をされてる)、そして自ら立ち上げた「豆本協会」の会長でもある。子供のころからこれだけ「好きなモノに一直線」に進んで来たら、それはそれは充実した、中身の濃い~ジンセイだと言えるのだろうなぁ、とふと思ったりした。

本書は、かつての同僚で、古本屋の主人となった彼と出会って結婚後、「セドリ」として全国各地の古本屋を巡ったその軌跡が書かれてる。(セドリというのは、「他店の本を自分の店で売るために買う行為」のことで、自分の店でつけようと考える売値より安い価格の古書があれば買い、自分の店で売る。その差額が儲けになるのだ)
すごく簡単そーだけど、古書についての知識、市場価格、在庫の有無、修復可能かどうかから何から、頭に入ってなければならないことが山盛りあるわけだから、ハンパなことでは勤まらない…と思う。そのあたり、さらりと書かれてるからまた逆にすごいと思ってしまうのだけど。
セドリとして、と言うより「子連れセドリ」としての苦労話でもある。セドリしてるだけで大変なのに、その上子連れときたらさらに大変だ。菓子を与えて黙らせておいてもすぐ食べ終わるとか、『わかった、もういなくならない』と言いながら手を振り払ってどこかへ消えるとか、笑えるけど当人としては「妊婦のころの方がどれだけマシだったか…」とぼやくのもわかる。にしても、ベビー用品しこたま持参の上、100冊以上の本まで持って遠方へ出かけてくそのパワー、本人を知ってるだけに(155cmのあたしよか小さい人なのだ)、なお驚く。「好き」の持つ力の凄まじさよ!

セドリしつつ、ちゃっかり(?)、自分の目当ての本も見つけてうはうはする気持ちはすごくわかるのだけど、そのコアなラインナップには嘆息するしかない。タイトル書かれてても、全然わかんないんだもん、その「凄さ」が。でもそゆとこも含めて楽しめたのも確か。
いまはセドリはしてなくて、とゆーのもご主人が経営してた古本屋がなくなってしまったからなのだけど、これはすごく残念。読み始めたころから"今度この古本屋の場所を訊いてぜひ訪ねよう!"と思ってたからだ。うむむ。でもこれだけ好きなんだから、またどこかで始めてくれるんではないかなぁ。ベビーカーで『またほんやぁ~?!』とグズってた子も、いまでは大学生だそーだしね。いまなら好きなだけ本を…てわけにもいかないか。いい話をめっきり聞かなくなった業界だし。

今日は早番で、暑すぎるせいでわんこにゃんこの来院も少なく、それでもシゴトはそれなりにあるのだけど、すんなり帰ることが出来た。
週末がまた千葉なので、週明けに荷物を発送するためにはやること山盛りで「もっと焦っていい」はずなのに何だ、このいい加減さは! いや、制作その他、してはいるんだよ? それが遅々として進まないのに、焦るキモチもあるはずなのに、進行がめったくそ遅い…やっぱね、この暑さがいけないんだと思うの。動き鈍くなって当たり前じゃん? 最高気温が何℃なのか知らないんだけど、もー朝からどんだけ水分補給してんだか! てくらい水(氷水道水だ、あたしの場合。もしくは熱いお茶か熱い珈琲)飲んでるのに、飲んだ先から乾いてるし。塩飴も良くない気がするね、あれ舐めると絶対水分欲しくなるよ。それがフツーなの? 塩飴ってあんまり舐めないから知らないんだけど。







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by yukimaru156 | 2017-08-25 00:24 | 行った観た読んだ | Comments(0)

ちぎり絵ざっか作家 さゆきの  雑記帳


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