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07年 日本
とある作家さんのサイトに、こんな一文があった。
「感性を磨きたいなら、年間に少なくとも50本は映画館で映画を観、1本について1時間は語れるようになれ、と言われた」と。
映画館でなきゃダメなの?とかいう感想はちょっと置いておいて、まあ確かにそれもあるだろな、と思う。50本も観ればイイのも好みでないのもあるわけで、どちらにせよ1時間は語れる「語彙」を持ってなきゃイカンわけだから「表現する」という訓練にもなるし。

と、そんなことを考えながら観た映画ではなくて、単純に「タダ券」があったから観たのだけど、1時間語れるかなぁ…語れるか。良し悪しは別として。
筋は単純。舞妓マニア…なのかオタクなのか、とにっかく「舞妓大好き!」人間が(実際にいっぱいいるみたいだ)、「一緒に野球拳がしたい!」一念で奔走するコメディ。冒頭の10分で結構笑え、この映画アタリかも~と思わせてくれる。初主演のサダヲ君は何をやらせてもそれなりにハマっているように見えるとこが凄い(あのまんまで学ラン着て異和感ないのも凄い)。一介のサラリーマンが御茶屋遊び(あれ、置屋だっけ…忘れてもーた) できるはずもなく、「一見さんお断り」の店(芸妓さんたちのいる御茶屋に入れてもらうには札びら切ってもダメで、馴染みの客の紹介がなくては入れない) 社長に願うと『社で成果を出したまえ』とひとこと。これでホントに成果を出してくあたりもおもしろい。遊び慣れてるというより「荒し」に近い、年俸7億の野球選手への対抗意識も、振られた腹いせにOL辞めて舞妓修行に入る元カノもおかしい。

じゃ結構よかったんじゃん、と言われると「ん~む」なのがこの映画で(とある映画評によると、関西人には「すっごくおもしろい、本年度№1」で関東人には「笑うツボが微妙にズレてて…」になるんだそーだ。あたしは関東人なので後者)、何がイカンのかちょっと考えてしまった。
ギャグでもコメディでも、「ちょっとしんみりさせる」シーンが盛り込まれることはあたしは悪くないと思う。ただ、この映画ではそこがたるい。落としドコロ(の見せ方)がちと違う、と言うか。それと、「たぶん誰もあまり気にしないとこ」があたしには気になるのだ。
例えば(『ラストサムライ』のこーちゃんもだったんだけど)、着物の女性が正座するときは右手ですっと着物の裾を膝下に織り込む。(て表現で合ってるか?膝から脛までを着物の線に沿って手を這わせるってことだけど) これをやらないと正座したときに着物の裾が乱れてとっても見苦しい。のにこっちの映画のこーちゃんも(舞妓なのに!)やらないのだ。教える奴はおらんのか、こんな単純な所作を!

あれこれ考えて、決定的にひとつ欠けてるってことにあとで気づいた。
「粋な遊び人が登場しない」のだ、この映画は。
九鬼周造の『いきの構造』を読めとまでは言わないが、せめて浅田次郎の『天切り松 闇がたり』くらいは読んで「粋な遊び」とは何か、何が無粋で何が野暮なのか、そこんとこをもちょっときちっと描いて欲しかった…という感想を持つのは江戸っ子の血か?でも大抵のオトコが夢見る(らしい)「美女はべらせて豪快に笑う図」というのはちーっとも「粋」ではないのだ、ということを欠いて舞妓世界を描いてもしょーがないのではないかなぁ…札びら切って豪遊する高級クラブとの違いを見せてくれなきゃね。「へー、舞妓の世界ってそーなんだー」的な発見がなかったのもちと残念。

さて、これ書くのに1時間かかったけど、1時間語ったことにはならんかね。まだ書ける気もするけど…まいっか。
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by yukimaru156 | 2007-06-30 02:51 | 行った観た読んだ | Comments(3)

生産者と消費者

最近ここで時事ネタに触れることが少なくなったなぁ~と思いつつ、果たしてこれまでいくつ触れたのか?とも思う。ま、それはそれとして。

ここ数年の傾向のように思うのだけど、「消費者がチェック不可能な問題」がやたらと多い気がする。狂牛病騒ぎや雪印がやけに昔に感じられるほど「食」に関しての問題も多い。食に限らないな。プールの吸水口とかエレベーターとかジェットコースターとかスパとか、日頃「安全であることを前提に使用されているもの」がちっとも安全ではなく、それが「管理を怠った人的要因」で「責任転嫁」のなすりつけあいになるというパターン。(このパターンがう~んざりするほど多い)
以前、国産牛か否かを目視で確認できる人が国内に数人しかいない、という記事を偽国産牛騒ぎの渦中に読んで、「これを教訓に企業も省庁も人材育成に努めるこった」と思ったのだけど、つまるところどこの管理責任者も人材育成どころではなく、保守安全にも金をかけられずにいる状態が続いてるわけだ。

この、「保守安全や人材育成に金をかけなかったからってその企業がウハウハと儲けてるかというと実際はそうでもないようだ」というのもちょっと問題だと思う。熾烈を極める価格競争とコスト削減号令。質のよさと安さを同時に求める消費者。いま騒動となってるミート社は論外だが、「消費者=被害者」ばかりとも言えないのでは、と思うことも少なくはない。あたしが購読してるY新聞の『モラルを問う』という連載記事を読んでいると、そう思う。「傍若無人なお客さま」という言葉の当てはまる人を、誰でも何人かは思い当たるのではないだろーか。
あたしみたいなチマチマした仕事をしてたっているのだ、そういう「お客さま」は。(『タダで入手したモノを使って作って金をとるのか』って、いったい何人に言われたかねぇ)

冷凍食品の輸入に関して、日本のチェックほど厳しいところはないらしい。「白身魚の場合、何センチ×何センチ、1片何グラム」と細かい。何故そんなに細かいかとゆーと、これらを仕入れるのがファストフードやファミレスで、大きさが均一でないと調理時間も異なり、結果お客さまを待たせることになってクレームになる、というのがその理由。輸出国である中国は(ここの質管理も問題だと思うけど)『そんなに細かいことを言うなら、もっと規制の緩い欧州に売る』とゴネ始めてるらしい。
サービスを「当然」と考え、便利さ、安価さに慣れすぎてしまった消費者は、不自由さや、値上げや、「問題はないが規格外」のものをどこまで受け入れることができるんだろか。

ん~、書きたいことがありすぎてうまくまとまんないや。でも生産者は絶対忘れちゃいけないことがある。それは「自分もまた消費者であり、その消費者としての立場でもものを考えなきゃいけない」ということだ。ミート社の社長は自分とこの工場で作ってたモノを食べてたのかね。
にしてもこの事件もまた、内部告発が発端なんだろか。こういうのって外部にはわかりにくいものだから「内部告発奨励制度」みたいなのを設けるといいかもな。
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by yukimaru156 | 2007-06-29 01:18 | 我思う | Comments(3)
ここで紹介するのに最終日に行くなんてなー、と思いつつも2つとも観たくて、日が重なるのは今日しかなかったので(交通費節約で)本日決行。
手織りの麻ひもバックを作る歌川サンとも長いお付き合いになる。相変わらず精力的に制作してて、頭はさがるばかり…ギャラリーに入ったらちょうど生徒サンに講習会してて、傍らでチャチャ入れながら(しつれ!)見学。誰でも(彼女が考案した単純な作りのキットさえあれば)手軽に出来るとあって、生徒サンもとても楽しんでいた。そういうのを見ると、ああ、いいなぁ~と思う。「教える」という行為は、それ自体が単純なことでも双方にある程度の信頼関係が(しかも短時間のうちに)生まれなければいけないわけで、そう考えるとやっぱり凄いことだよなぁ。

麻ひもと言っても、本来の生成色だけでなく、彼女が染めたものもあり、それらを組み合わせることで素敵な色のものがいっぱいあった。新色と言ってた赤がとても素敵な色で、季節を問わず楽しめそう。んん~、欲しい~。本が再版されて印税が入ったら…とかマジで思ったりして。ああ、でもあの青も素敵だったんだよなぁ。形もいろいろでいざとなると迷いそうだ(の前に印税を夢見るのをやめろって)

あぢあぢ~な道中(JR武蔵境駅から1.3キロ!)は、日中ということもあってちょっとくじけそーになった。いつのまにこんなにヤワになったんだか。
で、吉祥寺に出て、3月にお世話になったモノギャラリーさんへ。出展作家さん8人(+1人)中、5人を知ってるという展示会で、梅ジャムひと瓶とクラッカーでは心許ないなぁと思いつつ、いろいろお喋りさせてもらう。久しぶりに会う作家さんもいて楽しかった。もちろん展示も。染色Tシャツのゆりりん姉さんはもちろん、シンプルなガラスのONIさんや銀細工の太田さん、くれよんなおみサンの絵も素敵な作品だったのだけど、初対面であるATELIER COFFRETさんの腕時計が何ともよくて、手作り時計は既に2つも持ってるのだけど、ウズウズしてしまった。こういう素敵な作品を作る人たちって、やっぱり基礎もきっちりしてるわけで…んーむ。

「友がみな 我より偉く見ゆる日は」
の下の句ってのが出てこないのだけど、この上の句ばかりが頭をぐるぐるして、ちょっと暑気あたり?な状態でふらふらとウチに帰宅したらハラの虫がぐー。朝食後、4時過ぎまで何も口にしてなかったのだ…『どっかで食べたんじゃないの~?何もないわよー』と言うので“働かざる者食うべからずだよなぁ”と思いつつ、インスタントラーメンを食べる。で、ひと休みしてチチに助手席に座ってもらって近所をドライブ。もちろん「仮免許練習中」のダンボール板を前後に貼り付けてね。はっずかしーんだよね、これ…とかゆってる場合ではなく!1時間のドライブ+車庫入れでくたびれた…ホントに何とかなるのかなぁ。

COLORFUL⇔MONOTONE SUMMER2007 
モノギャラリー 6/27(水)~7/2(月) 11時~19時(最終日18時) 
JR、井の頭線 吉祥寺駅中央口より5分 0422-22-8812
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by yukimaru156 | 2007-06-28 00:57 | 行った観た読んだ | Comments(4)

すっかり忘れてる。

午前中、いっちゃん好きな「ちぎり」をした。ジャンクシールに貼るような、こまいチラシを刷り上った名刺の右半分に貼る作業。くりくりは(いまのとこ)不在で、ランダムに、あるいは何らかの形のものを、数種のチラシを使って作る。すごい楽しくて、あっちゅー間に20枚作り、さらに延々とやっていたかったけど現実逃避に近くなるのでやめて、筆の里工房の応募作品を仕上げ、コピーに行って投函。このとき本も送ったのだけど、ココロミに郵便の書籍扱いでいくらかと聞いたら290円。メール便だと80円なのにこの差!あたしは本来切手を使いたい人だから、多少の差額なら手持ちの切手で、と思ってたのだけど、書籍扱いで210円も差が出るとはなぁ。ちょっとオドロキだ。

夕方、豪徳寺の煎餅屋にカードをちょびっと補充して、TMと立ち話。新しい名刺が出来たんだよー、もらうー?と聞いたらば『できたんだ~』のひとこと。てことはこのブログ読んでくれてるのね、さんきう~。
で、つらつらっと名刺を出して『好きなの選んで』と言ったら真剣に吟味し始めておかしかった。こういう反応をしてもらえると嬉しい。ランダムの方は、はっきり言って何の意味もない「ただ色味のいいものを並べただけ」だけど、ピンセットであちこち移動させてるだけで時間を忘れるくらい楽しい。で、これを人さまが見て楽しいのか?というと「全然わからない」なのだ。一度、でっっっっかい紙に「ただ並べてくだけ」ってのをやってみたいのだけど。
あ、何か考えただけでわくわくしてきた。

学科試験のときに便利した、教習所でもらったCDで問題を解く。すっっっっかり忘れてる。わかってたけどひどいもんだ。何せ単語からして「?」で、何を設問されてるのかわかんないんだもん。はふぅ~。

タイでお世話になった人にお礼と一緒に本を贈ったら、到着のメールが入ってた。現地で生活してる人にとっては「突っ込みドコロ満載」だろーと、実はちょびっと怖くもあったのだけど、『想像以上のいい出来』とホメられ恐縮&光栄至極。ココロからほっとした。ハハの友人からも『タイに行きたくなるわね』と言われ、そう思ってもらえることのありがたさをしみじみ。しんどい思いしたけど、それを感じさせない仕上がりになってるらしいことがよかったと思う。
手書きも手描きも楽しかったけど、やっぱちぎりで行きたい、というのは変わらないけど。
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by yukimaru156 | 2007-06-27 00:44 | そんな1日 | Comments(0)

いたた。

シジューになってからこっち、どーも自分の不甲斐無さとか情けなさとか情緒不安定気味なとことかが露呈して嫌気のさすことが多い。全部「身から出た錆」なわけで、誰に転化するつもりもないけど、「さてどーしたものか」から次に進めないのだ。ったく嫌になる。

未公認教習所で練習させてもらおうと思ったら、今週は既に予約がいっぱいと言われてしまった。なるべく早く(7月中には)取りたいと思っているけどヤバイかも…という気になってくる。さっさと予約だけしておけばよかったのだけど、周辺が落ち着かないとか制作がとか出店がとかいうのはみ~んな「言い訳」で、怖かったというのが真相。マジで公道を走るのが怖い、と思ってしまったから、次々に言い訳して「先延ばし」してたのだ。このていたらく、どうにかならないものか。

いま現在、今年の出店予定は皆無。予想される10月の出店ラッシュは自分から申し込まない限り埋まらないわけで、それはそのときとしても、「今後どうちぎってく(活動してく)のか」というヴィジョンが見えない。10年近くやっていれば自然に見えてくるものだと思っていた。
やりたいと思うことはあるし、やる価値もあると思う。ただ、そうやって日程を埋めて行くのはこれまでと何ら変わらず、てことは結局は「自転車操業」で堂々巡り…これからもちぎってくにせよ、何かを変えないことには何も変わらないのだが、その「何か」が見えてこない。またちょっと、ヤバイどつぼにハマりつつあるな。完全に無職な状態だし。

とか何とか考えながら梅干しを作ってたら、塩の分量を間違えた。これまでそんなミスを犯したことなかったのに!今年収穫した梅干し用の梅はわずかに25個。もしかしたらその貴重な梅干しをオシャカ…まではいかないにせよ、とんでもなくしょっぱい梅にしてしまうかもしれない。

学科の勉強を再開させようとしてたらオトート1号が本社(東京)なので今夜泊めてくれと言ってきて、深夜に来たなと思ったら2号だった。昨日、ウチで預かることになった荷物その他もろもろ(捨てるラックとかもらったりしたのだ)を運んできてくれて、そんなこんなしてる間に1号が到着。ひっさびさの「親子5人」が揃ったわけだけど、2号の帰宅と入れ替わりでロクな会話もなかった。

胃が痛むのは免許のことでだと思ってたが、賞味期限がとっくに切れたチーズケーキを食べたせいかもしれないと思い当たる…いたた…でも気のせいだ、きっと。たぶん。そう思うことにした。
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by yukimaru156 | 2007-06-26 02:51 | そんな1日 | Comments(0)
朝、赤じそを買いに行って、帰宅してからオトート2号の引越しの手伝いに所沢へ。荷物はまとまってるんだかまとまってないんだか…の状態で、何から手をつけていーのかよくわかんないまま始める。捨てるモノが可燃不燃その他でいっぱいで、その仕分けとキッチン内の仕分けもろもろであっちゅー間に時間が経った。モノとしては少ない方だと思うけど、それでも引越しって大変だ。あたしが越すことになったら、とんでもないだろーな、と思う。本だの画集だの、思いきれないモノいっぱいで。

7時過ぎに夕食に彼の行きつけの店へ。飲み屋だけど魚料理が美味いというので『飲まないけどいいっすかぁ~?』てな調子で入る。オススメなら何でもと言ったら、オトート2号が大将とごにょごにょしてて、寿司盛りが出てきた。(メニューには載ってない…いいのか?) どれも美味で、ハラヘリもあり、ばくばく。秀逸は(何て呼ぶのかわかんないんだけど)、カニを甲羅ごと揚げたものとレタス、白ゴマの巻物で、これがめっちゃ美味かった。カニと言っても甲羅の柔らかい、小さなカニみたいで、ばりばり食べられるのだ。ん~、また食べたいけど、もう2度とここに来ることはないだろーなー。残念。

ハハと行ったので3人であれこれだべってたら、カウンター席にあるテレビで何やら試合をやってた。聞くとK-1だと言う。あたしが見てた頃はアンディ・フグの全盛期あたりだから、もー知ってる選手も少ないだろーと思ってたら、ボブ・サップ(ってとっくに引退してたと思ってた!)とピーター・アーツ(左に同じ!)の1戦が始まってびっくり。予想を口にする間もなく秒殺。ま、トーゼンの結果だわな。と、思わず感想をもらしたら、カウンターにいた兄さんが『もーすぐ9時って時間にこのカードを組むあたり、制作サイドも1Rもたないと踏んでたんでしょう』 そりゃそーだろな。
にしてもピーター・アーツは、まだあのボロいキャップとチェック柄のシャツで登場したんだろか。あたしが見たときはもう脱いでたのでわかんなかったけど。ちなみにあたしの好きな格闘家は角田師範。彼にくどかれたらどこでもついてくわ~。(結構マジ)

毎週見てた『ライアーゲーム』が終り、『プレ・ブリ2』もちょっと何だかな展開で、目下の楽しみは「好みのオトコ」とゆーだけで見始めたアニメ『黒の契約者』。ケーブルとテレビと両方でやってて、いちおどっちも観てるのだけど、2話完結のこのアニメ、まだ前編か後編のどっちかしか見れてないせいか、話が全然わからん。
「東京上空に突如現れた「地獄門(ヘルズゲート)」。それに呼応するようにして現れた、契約者と呼ばれる、超人的な技能を持つ代わりに感情を失った者たち。そして、契約者としての技能を持ちながら唯一、人としての感情も持つ男、BK201。ゲートの謎を巡って各国の諜報機関が「契約者」を利用して諜報戦を繰り広げる…」
って、公式サイトでも説明されてるよーでされてない。「対価」って言葉が出てくるあたり、『ハガレン』の「等価交換」を彷彿させるのだけど、これもわかりにくい。
んじゃ何で見てるかってーと、このBK201(通称「黒」)がイイ男だからだ。キリコと飯田響也を足して2で割った感じ…つってもわかる人にしかわからんね。(当然だけど、角田師範とは似てないわよ) ともあれこれから目の保養して疲れ癒して寝ます。
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by yukimaru156 | 2007-06-25 01:17 | そんな1日 | Comments(0)
ここ数日であちこちからDMが届く。個展とかグループ展とか企画展とか。そういうDMはカードホルダーに入れて持ち歩いてるのだけど、所用で近くまで行っておきながら忘れてて…なーんてことも多々あったりして、「持ってる意味ないじゃん!」とあとで凹む。DMを見ると“ああ、みんながんばってるなぁ”と我が身を反省することにもなる。なるべく行きたいと思ってるけど、行けなかったらごめんなさい。茅ヶ崎のNSさん、毎度ちょーだいして恐縮なのだけど、時間があっても交通費が出ないや、とほほ…申し訳ない。素敵な作品だとわかったるんだけどなぁ。

はんこ屋のMNちゃんが10周年だそーだ。あたしも来年にはそーなる。そのための企画をそろそろ考えなきゃいけないのだけど、空白に近い…まずはギャラリー押さえて、「その気」を引っ張り出してモチベーションあげて「さすが10年ちぎってきただけある」と自分で思えるようにならねば!思え…るのかなぁ。いま、引き出しカラなんだけど。

名刺と格闘すること数時間…たかが名刺に!これだけでも「いったい何年作家やってるんだか」と思う。これまでの名刺は義妹とかに頼んでて、今回作ろうと思い立ったのは、ずーっと前に友人からもらい受けた名刺作成ソフトで「なるっべくシンプルないい名刺」を作って、1枚ずつ「ちょこっと何かちぎり貼ろう」と考えたから。
いや、以前からそう思ってはいたのだ。カードやレターセットから額絵まで「1点モノ」を売りにここまで来たのに、名刺だけ印刷、というのが許せなかったんだよね。許す許さないの問題じゃないんだけどさ。

シンプルな名刺って、簡単なようでいて難しい。字体だけでもいろ~んなのがもーありすぎて、見てるだけでわけわかんなくなるし、名刺1枚のサイズにどのくらいの割合だと見やすいのかとか、配色はどーだとか。たかが名刺、されど名刺、顔だもんな。あたしの名刺ホルダーにあるのは、手のこんだものが多い。このままトレーディングカードとして使えるんではないかと思うのもあるし、手描きのように鮮明でぐっとくるのもある。そういうのに対抗(?)するのに、ちぎり貼った名刺ってよいのではと思ったんだけど、刷り上った名刺を見てハハはひとこと。
『ちょっと読みづらい』
……そーかなーと思ったんだけどさ。PCの画面上では悪くないと思ったんだよ…ちっ。
かくして「たかが名刺」の格闘はまだまだ続くのでした。手書きでちぎり貼ってたらとっくに数十枚は作れてた気がする。

夜は『ライアーゲーム』の最終回。3時間すぺしゃる!いくら総集編と込みとはいえ、なかなか強気だ。んで、ここまでなかなか楽しませてもらったのだけど、感想はとゆーと、スカッとさわやかっ!ではなくて、どーせならさらにそのウラの黒幕も引っ張り出して決着つけろよ!と突っ込みたくなる出来。いや、悪かーなかったんだけど。
あたしは「正直者がバカを見る」世の中はゴメンだし、人を信じて傷ついた人を「バカだな」と笑うのも嫌だ。騙し騙され騙しあうこのゲーム、自分の醜い本性を暴くことにもなるのだけど、それが本性なんだからしょーがない。ひとつはっきり言えることは、『人を信じるなら、自分で責任の負える範疇においてにしましょーね』ってことだと思った。主人公の直ちゃん、あーたどー考えても他人を巻き込みすぎ。それはただの「無責任な信頼」だって。
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by yukimaru156 | 2007-06-24 01:13 | そんな1日 | Comments(0)

雨の日の迷子

タイ本余波(と呼ぶべきかどーかわかんないけど)で新宿まで行った。もちろんチャリで。もちろん降ってた。ちょっとどーかなーと思ってたのだけど、雨のせいか人通りが少なく、普段よりもすいすいチャリが進み(甲州街道沿いに上ってくのだけど、商店街とか進めないのだ)、予定より15分も早く着いてしまった。
で、ちょっと話をして帰り。キモチ的には「1本内側を走ってるだけ」な感じで爽快に走ってたのだけど、適当なところで折れないとわかんなくなるぞ、と思って甲州街道に出るつもりが何だか妙…住宅街に迷い込み、とりあえず車の往来の激しそうな通りを目指す。んが、そういう通りに出てもまず何通りなのかの案内がどこにもなくてあたふたし(つつもしっかりこぐので益々深入り…はいつものこと)、ちょっとやばいじゃん、このモスク見たことあるけど…と思ってたら代々木上原駅に出た。ああ~、やっぱりぃ~、と思いながらUターンして雨の上り坂をがしがしこぐ。

以前、代々木上原の先までチャリで行った記憶はあるのだけど、それがいつ、どこからどこへ行ったのかが思い出せない。あのときは渋谷に出ようとしたのだっけ、違うな、原宿か、とか何とか思いながら、今度は大通りが交差した地点で直角に折れてみる。相当行き当たりばったり。ここでちゃんと案内表示とか確認しないのがあたしって奴なのだ。でも見事に抜けて、無事帰宅。行きの所要時間45分。帰りは60分。何てこたーない。迷ったうちに入らん(嘘)

そもそもこーゆー方向音痴野郎が免許を取っていいのかと思うのだが(だからこれまで取得しよーとしなかったのだけど)、その話は置いといて。(あ、いまはカーナビがあるからいーじゃん、と思ったキミは間違いよ。案内表示見ない奴がカーナビ見るわけないじゃん)
あたしにはひとつ、特技というか特性がある。「道に迷っても絶対行き着く」というやつ。どこを通ったのか、なぜたどり着くことが出来たのか、説明できたタメシはないのだけど、ちゃんと着くのだ。
と書いて、フツーはそうだよな、と思った。永久に迷子になってる奴はいないのだから、誰でもいずれはちゃんと着くようになってるのだ。そもそも道はつながってるのだし。

先週、三茶で初オヒロメとなった『It’s not tears』という本のラストページにぴったりの言葉を思いつき、なぜそれを制作中に捻り出せなかったかと悔やむ。すっげー悔しい。初版20部はしょーがないとして(「くりくり」がいないのでどーかと思ってたけど、ぐっときた人が何人かいてくれてほっとした)、増刷分から…と思ったり、いやそれはまずいだろーと思ったり…購入者の身元は割れてるのでひっそり回収するか。何か隠蔽工作してるどこぞの企業みたいだ。
ホントにそれをやるかどーかは考え中。
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by yukimaru156 | 2007-06-23 00:26 | そんな1日 | Comments(0)

『イルマーレ』

00年 韓国
ある海辺の小さな家から越してく女性が、次の住人に宛てた手紙をポストに入れるところから始まる。『メリークリスマス 私宛てに届く手紙を再送してもらえませんか。お願いします』 ごく在り来たりな、短いメッセージを受け取った男性は訝しりながらも返事を書く。『何かの間違いではありませんか。この家は新築で、僕が最初の住人です』 2人の間にあるのは距離ではなく時間。彼がいるのは97年12月で、彼女がいるのは2000年12月。家の前にある小さな赤いポストだけが、この2年という時間を不思議な糸で結び、2人の手紙を往復させる。

ずーっと観たいと思ってた映画で、友人がDVDに入れてくれたのにゆっくり観る機会がなく(返さなくていい、と言われてしまうと観るのが遅れるんだな、これが…)、今日やっと観ることができた。
以前、誕生日に贈られた絵本『不思議な文通』を思い出す。(内容は違うよ。共通点は男女の文通というだけ) 手紙だから、そして見知らぬ相手だからこそ、伝えられる言葉があり、抱きしめられる言葉がある。失恋した彼女に彼は書く。
『持っていた愛を失った人は、何も失っていない人より美しいよ』
くじけそうなときの自分の励まし方を教えあい、手紙を書く時間を、返事を読む時間を「幸福」と思う2人は、例え実生活が孤独でもとても素敵に見える。そして改めて思うのだ。「手紙っていいなぁ」と。SF的な設定でも、すんなり入れ、人を想うやさしさが自然にこみあげてくる。そんな映画だ。

今日、手紙をもらった。5月に出展した浦和のギャラリー楽風のオーナーからで、ギャラリーでの展示風景の写真と、会場でのお客さまたちの様子がつづられた手紙が入っていた。いろんな人がちぎり絵を楽しんでくれたこと、カードのメッセージに見入ってた人たち、贈り物に最適だと喜んで額絵を購入してくれた方のこと…実際にあたしも足を運んだので、そのときのことは知っていたのだけど、手紙に書いてもらうことでまた嬉しさが蘇った。
手紙がPCのメールと違うのは、「自分に宛てて書いてくれた文字を読む」ということだと思う。宛名を見、差出人を見、開封し、手紙を開く。そのひとつひとつの過程が、ボタンひとつで開封されて表れる文字と違う色を放ち、気分を高揚させ、思いを巡らせてくれる。
今日は洗濯をし、布団を干し、掃除をして手紙を書いた。手紙って素敵だ、やっぱり。
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by yukimaru156 | 2007-06-22 03:05 | 行った観た読んだ | Comments(2)

6月の花嫁展

昨夜、絵封筒(2通目)を作ってたら案の定遅くなって、寝たのは4時過ぎ…もう既に明るくなり始めてて、さわやか~な天気になる模様。寝るのがもったいない気がしたけど無論睡魔には勝てず。10時まで熟睡した。

午後、チャリを爽快に走らせ、三鷹に行く。ギャラリー犀まではホント、この交通手段に限られるようになってしまった。あぢーかなーと思いつつだったけど、風も涼やかで快適。お金使わないで済むし、健康にもよさげだけど、浮いたお金でタバコ買うわけで、プラマイゼロ。カラダにいーんだか悪いんだか。

出展作家さんのADさんに会うつもりで行ったのだけど、最終日ならいると勝手に決めつけてたあたしのミス。事前に知らせておくべきだったか…でも思いついたのが昨夜だしなぁ。
で、作家のBSサンと「初めまして」。すっと出された名刺に対して、中央のテープルでせっせと手描きする奴…なさけなっ! 
この御仁、描いてる絵よりキャラが勝ってる。いや、絵も「戦慄のウェディング」と称してるあたり、「好きな人は好き~」な絵(例えば「財閥次男、容姿端麗、高学歴高収入セレブ」の看板背負った女が高笑いしてゴージャスな指輪を突き出し、周囲の女友達がメラメラと嫉妬の炎を燃やしてる図、とか) で、ギャグっつーか一発芸的な絵なんだけど。
で、BSさん。おにぃなのかおねぇなのか判断つきがたし…漫画家の山ナントカトオルとやけにかぶる。最初はお互い敬語してたのだけど、『やっだぁ~、そーなのぉ?』『だってこーゆーことよぉ~?』『嘘、ちぎってるの?全部?うわぁぁぁ』『んもー、ここに来てこんなに収穫あると思わなかったわぁ』etc。オーナーのSI氏と3人でだべってたのだけど、妙に楽しかった。このキャラでこの企画展は美味しすぎるかも。

そーそ、午前中に三茶で知り合ったHYさんと電話で少し話をした。仕事の話…になるのかなってないのか微妙な線なんだけど、こちらも話をしてて楽しかった。仕事が絡む絡まないは別にして、こういう出会いがあるというのは素敵だ。作家してなければ出会わなかった人たちなわけで、「作家やっててよかった~」と思える。

昨日、このブログの全体の訪問者数が5000人を超えた。ご来場の方々、本当に感謝です。こんなグレーの地味な、文字ばっかのサイトでね~ありがたいことですわ。読みやすいとかおもしろいとか言ってもらえるとホントに嬉しい。くっっっだんないことしか書いてない気がするけど。の割には長いし。7月末の1周年で、カウントがいくつになってるかなぁ。ま、カウントがいくつになっても変わらない調子で行くと思うんで、今後もよろしく。
にしても「6月の花嫁」でなくていーからヨメってのになってみたいもんだわ。
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by yukimaru156 | 2007-06-21 01:30 | 行った観た読んだ | Comments(4)

ちぎり絵ざっか作家 さゆきの  雑記帳


by yukimaru156