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09年 アメリカ
まずこのタイトルはちといかがだろか、と思う。わかりにくいし読みづらいとゆーか、映画館の窓口で「イングロ…」でちと詰まってしまった。関心の低さを物語るけど。タランティーノ監督はキライではないのだけど、近作はあまり見てなくて、結構久しぶり。(『フロムダスク・ティルドーン』以降、何を観たっけか、という感じだ) 直訳すると「名誉なき破壊者たち」になるんかな。『ゴーストバスターズ』だと(タイトルも内容も)わかりやすいのにねぇ。
ま、それはそれとして。

何故だかあまり期待はしてなくて、そのとーりの(つまり期待しないで正解、みたいな)映画だった。
1941年、ドイツ統治下のフランス。ユダヤ人虐殺の手を逃れて、いまは映画館の支配人となっている女性が、ひょんなことからドイツ人将校たちを招く上映会をすることになる。ナチスに家族を殺された彼女は、劇場で彼らに復讐する計画を立てる。
一方、ユダヤ系アメリカ人兵の特殊部隊は、各地で「SS狩り」をしていた。その残虐な手口から「バスターズ」と怖れられていた彼らは、ドイツ人女優になりすましたスパイと行動を供にし、ヒトラーがその上映会に現れることを知る。

要所要所の緊迫感とかは「さすが」と思わせる。例えばテーブルで談笑しつつ、その下では銃を向け合うSS将校に成りすました「バスターズ」と、居合わせるはずのなかったSS将校とのやり取りとか、あるいはSS将校のスパイ女優に対する尋問シーンとか。なのに「全体」として眺めるとどーにもちぐはぐで“何かちょっとな…”と思えるのは何故なんだろか。
ひとつには、バスターズ率いるブラピが精彩を欠き、いーとこなしで(悪いとこもないけど)、バスターズそのものが「果たして本当に将校たちを震わせてるのか?」と思わせるような、ただの寄せ集め兵たちにしか見えないことだ。むしろ出番は少なくても『祖国のために』と裏切りよりは死を選ぶSS将校の方がよほど「らしく」て、スパイを見抜く将校に至っては、穏やかな笑顔の下から覗く冷徹さと機転が不気味でもあり、他の役者がかすむほどの演技を見せる。

映画館の支配人女性と、バスターズ率いる中尉は同じ目的で動いている。が、双方はそれを知らないまま動くので“いつ接点が生まれるのか”と思いつつ観てるのだけど、平行線のまま終わる。それこそが問題なのでは、といま思った。事態は予想もしなかった展開を生むのだけど、の割には「意表を突かれた」という気分にもなれない。
上映後、ポスターに「全額払い戻し期間は終了しました」みたいな断りが書かれてあって、あぁ、そう言えば開始30分だかで「つまらない」と思って席を立った人にはお金を戻す、みたいなことやってたな、と思い出した。まぁ、タランティーノ監督だから(ってことに限らないと思うけど)、“最後に何かやらかしてくれるのでは”という期待感があるから、その制度を利用した人は少ないのではとも思ったけど。

アメリカから帰国してる友人にお土産を買った。あっちで買えないモノなんてそーそーはないはずだから道中ずっと悩んでたのだけど、映画のあと、靴下屋に直行した。天ぷらにするわけにはいかんしね。いつもあたしのグッズをあげてるのだけど(今回も何か見繕うつもりだけど)、毎回それでは芸がない気がしてさ。それに、ふと“5本指靴下ってあっちにはないのでは?”と思いついた、ってのもある。何かなさそでしょ?足袋靴下とかさ。ちょっと以前までは種類もそんなになかったし、コーナーでもほんの片隅にある程度だったけど、いまはすっかりメジャーになって可愛いモノもいっぱいあるしね。
で、楽しく選んでて、やっぱり(?)誘惑に負けて買っちまいました、自分用に。ムック靴下。ちょっともこもこしてる、5本指ではないフツーのやつ。同種のガチャピンは1つしかないのに、ムックは5つもあった…な~んでこーも差がつくのかねぇ。あたしゃあの「半目恐竜」のよさがわからんのだけど。
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by yukimaru156 | 2009-11-30 01:12 | 行った観た読んだ | Comments(0)

平日がこあい新メニュー

睡魔と闘いつつ、お布団干したり洗濯したり花に水やったりあれこれしてた。自分の部屋はあとまーしで、何だかなぁ~、な気分。ここんとこ「ン十年ぶり」の友人に会うことが続いてたので、ちと脳味噌の整理が追いついていない感じでもある。それでもってアメリカ在住の友人から『2年ぶりに東京に来てる、再来週には帰る』という電話がきて、来週末に会うことになった。旧友との再会はいつでも嬉しいが、ホントに続いてるなぁ。

そば屋へ向う直前にリョーシンが千葉某所より帰宅した。あれこれ話をしたいことがある、と思ってたのにどたばたでろくな会話も成立しないままで出かけた。“そもそも何を話したいんだったっけか”とか思いながら。

で、そば屋。(いい加減、このそば屋ネタも飽きられて当たり前かなと最近思うよーになった…「おもしろい」と言ってくれる御仁もいるので、とゆーよりは“他にこれといって何もなかったじゃん”と思うのでつい書いてしまうのだけど)
本日より新メニュー。「平日が怖い」と恐れおののく内容であった…しかも4種。代わりに4種なくなってるのでトータルとしては同数レシピになるのだけど、週末の、平日に比べると格段に楽ちんであるはずの土曜でこの有様、ってのがねぇ。レシピそのものは難しくもないのだけど、とにかく「追われる」のだ。土曜にエビ天30本揚げてるってことは、平日は60本は揚げる計算になる。(そのうち履歴書の特技に書けそーな気がする…) 別にあたしが揚げなくてはならない、という決まりごとはない。ないのだけど、ここを読んでる読者諸氏が「でもいつも揚げてるじゃん」と突っ込んでおられる(と思う)よーに、あたしが揚げてる。なぜかとゆーと。
 あたしが一番早いからだ。
シャインより早いってのも問題な気がするが、ぶっちゃけあたしの方が早い。だから消費されるスピードが早いときほど、あたしが揚げなくては追いつかない、とゆーのが現状…あたしには惨状。どうすれば早くなるかとゆーと、「もーただひたすら揚げて数をこなしてく」ことでしか早くはならない。と思う。だからそこから逃げる人は、いつまで経ーっても「早くはならない」のだ。均一にもできないし、キレイにも揚げられない。
ってことがわかってんのか、シャイン!あんたのことだってば!

と、キレかけた。もー毎度のことなんだけど。何でパートたちで「どうすれば彼を「教育」できるのか」なんつー話をせねばならんのかねぇ。フツーは逆だろに。
いつもなら余裕かまして比較的のんびりと仕事する週末だけど、今日に限ってはそゆ気分ではなかった。ま、新メニューのせいか、はたまた夜半にちょいと雨が降ったせいか、通常より売り上げがよかったってのもあるけどさ。昨日の金曜と20万しか違わないってのが物語ってるよな。(いつもなら平日とは40万くらい差があるのだ)

そんなこんなで今日は結構くたびれた…リョーシン不在のうちにいろいろ録画してたやつを観ようと思ってたのに、結局『ナルト疾風伝スペシャル』くらいしか観れなかったな。(しかもスペシャルとして1時間拡大にする必要もないほど間延びした出来の悪い内容だったのだ) 
もー寝たい気もするけど、それじゃあつまんない気もする。あ、そだ。『テガミバチ』でも観よっと。
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by yukimaru156 | 2009-11-29 01:48 | そんな1日 | Comments(0)

高校1年のぷち同窓会

本日は高校時代の友人(1年のときクラスが一緒だった子)たちとのプチ同窓会。同窓会、と言うほど立派なモノではなく、先月だったか偶然近所で会ったRKちゃんと、彼女がまだつながりを持ってる面々、10人ほどの集まり。
同窓会(つーかただの飲み会)までの半日、ちぎり仕事もないし(いや、やるべきことはあるのだけど)、有意義に過ごそう、と思ってたのに「思っただけ」で終わってしまった。本棚整理を始めようとしたとこで終わったとゆーか…やれやれ。

で、同窓会(と言う名のただの飲み会)。直前になって仕度にどたばたし、あたしと同じでこの集まりには初参加のIJ氏と待ち合わせて行った。途中の道すがら、彼が「1年のときは同じクラスではなかった」ということが判明し、あとでみんなに引き合わせたあともひたすら平謝り…ずーっと「3年間同じクラスだった」と思い込んでたのだった…ごめんなさい、関係者諸氏。
もっとも、彼は集まった男子たちと同じ部活だったので弾む会話に支障はなく、お酒も入ると異様なほどにみんなのテンションが上がり、誰がどーしたこーした、あいつはあーだったこーだった、こんなことあった、で盛り上がる。時間通りに集まれたのは女子ばかりで、男子はみんな(お勤め帰りなので)合流が遅くなったけど、男女は半々。いやぁ、凄かった…何が凄いって

こんなにシモネタ炸裂になるとは予想もしてなかった…。

とゆーこと。独身もバツイチも子持ちもいるのだけど、42歳のおっさんがそれ言ったら犯罪だろ、つーかそこで盛り上がるなよ、みたいなとこで「炸裂」とゆーよりは「暴走」って感じ。しかしある意味、「みんなして当時のガキに戻ってた」ってことだよな。仕事も家庭も離れて、バカ話に終始して腹よじらせて大笑いして、酔ってはいるけど乱れるまでは行かず、話は尽きず、終電まで時間を忘れて楽しんだ。
20代の頃に一度、やはり似たような集まりがあったのだけど、その頃はまだみんな社会人に成り立てというか(あたしはフリーターしてたと思う)、ちょっと硬さみたいなのもあり、将来への漠然とした不安みたいなのも抱えてた(のはあたしだけかもだけど)感じだったけど、40過ぎるとある程度の「基盤」みたいなのが出来てるから、「その上で楽しむ方法」がわかってる、ということか。
にしても「外見が変わっていない」人も多くてちょっと驚いた。そりゃ殿方は上が後退して真ん中が出て、みたいなのはあるけどさ。にしても変わってない。座の中に入ってきた瞬間に『あ、〇〇クンだっ!』ってわかるもんなぁ。(向こうもわかってくれて嬉しかった。特に親しくしてたわけではない、卒業してから会っていない人が殆どだったので) 

先日の小学校の同級生たちとのランチでは「喋り疲れた」感じだけど、今日は「笑い疲れた」感じ。昔話に終始せず、互いの近況よりシモネタが多かったのは意外だったけど。しかし『娘は何歳まで父親と一緒に風呂に入れるか』という問題(?)はなかなか難しいなぁ。強要はできないけど、『(娘が)15になっても父親と風呂に入るのに抵抗はない、と言われてオレの方が「それはちょっと問題がある」と拒んだ』と話す人もいて、質問した彼は1歳の娘がいるので『自分から拒んだのか!20過ぎても一緒に入れると思ってた!』とショックを受けてた(のが可笑しかった) 拒んだ方の彼の言い分は『自分としても問題はないと思うが、20過ぎても父親と一緒に風呂に入ってたよ、と誰にでも気楽に言える風潮でもないから』ということで、それもまぁわかる。あたしが父親と一緒に風呂に入ってたのはいつくらいまでだったかなぁ、とか思ってしまった。が、思えばチチはそもそも「一緒に風呂に入れる時間に帰宅したことがなかった」から、記憶にないのも当然か。

ふぁー、もー2時半かぁ。考えたら今日は6時間も寝てないんだった…そんで明日はそば屋か。しかも新メニューだぁ~…そのへんはあまり深く考えないよーにして寝よっと。
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by yukimaru156 | 2009-11-28 02:27 | そんな1日 | Comments(0)
このブログを書く前に出展情報を書いてたのだけど、思い入れのせーか何なのか、異様に長くなってしまい、しかもその最中に宇宙の彼方へ放ってしまう、という愚かしいことをしたせーでとても疲れてしまった…はっきしゆってこっちの日記を書く余力が残っていない。あーあ。とか書きながら、結局いつもくらいは書くんだろーけど。

昨日、まさか「切手を買えなくなる時間」までお喋りに費やしてるとは思いもしなかったので、午前中、花の水やりやら洗濯やらを済ませたあと、郵便局へ出かけた。イイと思える記念切手がなくて残念。つーか、あとになって「年賀切手にしてもよかったのか」と思ってしまった。「カレンダー展」の告知でもあるのだし。
年賀切手って、いつ使ったらいいのかよくわからないでいる。だって賀状には必要ないじゃん。自作だったりプリンターで作ってる人は使うのだろーけど。年末に書く手紙には早すぎて合わない気がするしねぇ。「お年玉」の抽選でいつも1月中旬あたりに当たるけど、大体2シートくらいなのでそれは保管してある。(2シート以上当たった場合は使っちゃってるけど、それもせいぜい1月いっぱいのことだ。2月になってしまうと時期外れな気がして使いづらい) 昭和36年あたりからずっと持ってるけど(ばあーちゃんが集めてたのであたしが生まれる以前のモノもあるのだ)、これ持っててどーすんのかなぁ、とも思ったり。

ま、ともかくせっせとDMを書いた。ススギコージさんの絵で、カレンダー展と「ちいさいおうち展」の参加作家さんの名前が入ってるのだけど、カレンダーが61名、「ちいさいおうち」が56名。すごい数だ。どちらも1点モノだけど、ホントにあのギャラリーに飾れるんだろーか、と思ってしまった。壮観だろーなぁ。そんであたしの「ちいさいおうち」の絵は…あまり考えないようにしよう。ちとまだつらすぎる。せめて「浮いていない」よう祈るばかり。

そば屋で19のOD君とSK君と読書話。SK君が意外に読書家だったことを知って嬉しくなる。いま読んでいるのが真保裕一の『奪取』だと言うので『おもしろいよねー、あれ!』と盛り上がってしまった。あと40ページくらいで読了する、この作者のは初めて読んだのだけどハマる、と言うから『じゃ次は「ホワイトアウト」だね』と言ったら『あれもイイらしいっすね!』とにこにこしてた。彼の作品でちょいと外される(つまんなかった)本、というのを教えてあげようと思ったのに出てこず…最近とみに「思い出せないこと」が多い…まいった。
あとは何を読むのだと聞くと、宮部みゆきが出てきた。うーん、そーかー。彼女はあたしはあんまり読まんのだよねぇ。昔、1、2冊読んだけど、あとを引く、というか「他のも読みたい!」にならなかったのだ。もひとつかふたつくらいは読むか、とも思ってるけどそのまんまだ。あと司馬遼太郎、というのにはちょっとびっくり。何かこの2人が結びつかなかったのでね。『福井晴敏もいいよー、「亡国のイージス」サイコーだよ』と教えてあげたら目ぇキラキラさせて『あ、それも気になってたんです!』という返事。うわっ、嬉しいなぁ。そば屋で本読み仲間が出来ると楽しい。いろいろススメたくなった。

OD君は、東野圭吾とか伊坂幸太郎を挙げてたけど、彼の方は読書歴がまだまだ浅い。どちらも1、2冊くらいみたいなのだ。鍛え甲斐(?)がある。あたし好みに育てるために、まずは「取っ掛かり」と「読後感」がイイのを見繕ってあげよう。うふふ。見てくれも大事だけど(前髪が気になるお年頃なのだ。服や靴にもそれなりに気を使ってるのがわかる)、それだけじゃあ「ぺらい」人間になるかんね。ジンセイ経験豊富であれば質も奥行きも拡がるけど、10代20代で「経験豊富」になるのは難しい。でも読書はその助けをしてくれるからさ。あたしも1若い頃もっと本を読めばよかったと思ってるし。

そば屋でちーとばかし楽しみが出来たかな、と思えてよかった。今日も忙しかったし。明日はゆっくり…できんのだな、そー言えば。でも『黒執事』の最新巻が出てたのでこれから読むつもり。小説もマンガも、あたしにはどちらも欠かせない娯楽なのでね。
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by yukimaru156 | 2009-11-27 02:30 | そんな1日 | Comments(0)
カフェ&ギャラリー ゑいじう
12/1(火)~12(土) 11時~19時 (期間中休みなし、最終日17時まで)
都営地下鉄線曙橋駅より3分、丸の内線四ツ谷三丁目より6分
03-3355-0098
http://www.eijiu.net/

第8回を数える、創作カレンダー展示即売と、併設して「ちいさいおうち」展を開催します。さゆきはどちらも出品しています。おそらくは今年最後の出品となりますので、お時間のある方はぜひ足を運んで見てください。

「ちいさいおうち」とは…
アメリカの絵本作家、バージニア・リー・バートンの名作です。ある田舎の丘の上に、とても丈夫で丁寧に作られたちいさいおうちがあります。木や花に囲まれ、太陽や月や星を眺め、季節を楽しみながら幸せに暮らしていました。丘のずっと向こうにある、夜になるときらきらしているのが「町」はどななところだろう、と思っていました。
やがておうちの前に馬車ではなく車が通るようになり、きれいな道が出来、ちいさいおうちの廻りに大きな家が建ち、それはビルになり、駅が出来てたくさんの人が忙しく行き来するようになります。太陽も月も星も見えなくなり、季節もわからなくなり、ちいさいおうちは「ここが町になってしまったのだ」とわかります。でも「町」は好きになれそうにありませんでした。木や花や太陽や月や星や季節が懐かしく、でもちいさいおうちにはどうすることもできません。
ある日、ひとりの夫人が『このおうちは昔、おばあさんが子供の頃住んでいた家にそっくりです』と言い、そのちいさいおうちを引越しさせることに決めます。そしておうちは、車につながれ、昔いた頃とそっくりの丘の上に引越します。ちいさいおうちは、もう二度と町へ行きたいとは思わずに、木や花や太陽や月や星を眺めて、静かに幸せに暮らしたのでした。

子供の頃、読んでとても悲しくなって、そして「家が引っ越す」というところで凄く驚いて、ちいさいおうちがまた元のように幸せに暮らす結末に心底“よかったぁ~”と思った、とても好きな絵本でした。今年は作者の生誕100年。それを記念した今回の企画展に参加できて、光栄に思っています。あたしが住みたいと思う、「ちいさいおうち」です。見て、共感してもらえたらとても嬉しいです。
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by yukimaru156 | 2009-11-27 01:39 | さゆき 出店(展)情報 | Comments(0)

31年ぶりの真実

リョーシンを千葉某所に送り出し、慌てて仕度をするも、11時半の友人との待ち合わせにはぎりぎり。
彼女たち(SUちゃんとMKちゃん)は、何と小学校の同級生。しかも中学は3人ともばらばら!なので、実に30年ぶり以上なわけだ。町で偶然再会しなければ、さらに2、30年は会わなかったかもしれない。だって住所変わらないままでも、ずーっと会わずにいたんだからさ。しかもMKちゃんと会ったのは近所ではなくて新宿なのだ。互いに数歩ほどすれ違ってから同時に振り向き、声をあげ、『今度ゆっくりゴハンしよう』と約束して(と言いつつかなり延び延びになってしまったけど)、本日となった次第。

まずは昔からあるパスタ屋で3人でゴハン。食べつつも喋りまくり。それぞれの近況は何となくわかってはいたのだけど(あたしはDM出したりしてたし)、それ以上のことはわからないので、とにかく猛烈に喋った。同級生で誰がどーしたとか誰はどこにいるとか、何とかかんとか。2人が結構すらすらと名前が出てくるのには驚いた。あたしなんか言われて初めて『あぁー、いたなぁ、そんな奴』とか記憶を辿るのが精一杯。
当時、女子たちが嫌っていたYDという悪ガキがいて、ある日、そのYDという奴を嫌ってた違うクラスの女の子が誰もいない黒板に「W」と「Y」の字を使って女性のハダカの絵を描いた。(何とまー他愛ない!) で、SUちゃんが『なぜそんなことをするのか』と尋ねたら、『こういう絵を描いておけば、担任はきっとYDのことを疑うはずだから、という返事。で、担任は(彼女の思惑通りに)、黒板を見ていきなりYDを名指しし、烈火のごとく怒ってYDが『ボクじゃありません』と泣き出したのだそーだ。あたしはそんな事件はすーっかり忘れてたが、MKちゃんは『いま明かされる31年前の真実!』と驚き、2人で爆笑した。彼もまだこの近所に住んでて、SUちゃんいわく『見かけると会う前に避ける』と言ってた。いま思い出してもヤな奴だけど、当時のことをどう思ってるのかちょっと聞きたい気もした。いじめっこって奴は、昔いじめた奴に対して悪かったとか思ったりするもんなのかなぁ。

場所を変え、近くの喫茶店でまたお喋りの続き。MKちゃんが某歌手のファンであることはSUちゃんを通して知ってはいたのだけど、来年デビュー40周年を迎える彼のファン歴が『35年』とは!だって当時5歳じゃん!それでいまだに追っかけて地方のライブ行ったりファンとの交流会に顔出してんだから凄いをとーり越して鬼気迫るモノを感じるな。最前列のライブチケットを獲るためにかける電話は『東京から新横浜に向う電車の中が一番いい』とか、『国会図書館もすごく繋がりやすい、行くと「また?」とか言われる』とすました顔で言ってた。そんな情報はどこから入手したのかと尋ねると『NTTに勤めてる友人に調べてもらった』らしい。ファンてそこまでするもんなんだな。敬服するっす。あたしにゃーできましぇん。

喫茶店では3度も水を交換してもらうとゆー「500円の珈琲で粘りまくり喋りまくり」。 MKちゃんもあたしも実家で気楽な身だけど、SUちゃんはムスメ2人の主婦。そろそろ夕飯の仕度をしなきゃいけないのでは?と聞くと
『大丈夫、天ぷらがあるから!』
という返事。そーだった。あげたのはあたしだ。揚げたのも、だけど。家族分のイカ天、エビ天が余らなかったのが悔やまれるな。
喫茶店を出たのは6時過ぎ。何と5時間以上もくっちゃべってたわけだ!しょえぇぇぇ。オンナの口ってどーしてこーも動くよーに出来てんのかねぇ。オドロキ。しかしまぁ、31年ぶりの再会なわけだし、それまではお互いのことを全然知らずに過ごしてきたのだからヨシとしよーか。
SUちゃんと別れてMKちゃんと通りを歩いてたら、不意に彼女が『いますれ違ったの、YDだ』と言い、ぎょっとして振り返った。もー背中しか見えなかったけど、あの歩き方はそーだな、と思った。
『どうする?声かけてみる?』 と彼女。
『えぇっ、そんでどーすんの?』
『てゆーか、どんな顔するかねぇ』
『わかるかな、あたしたちのこと』
『でも何となくこっち見てたよ』
『へへぇ~』
いやはや、まさかついさっきまで話題に上ってた奴とすれ違うとか何という偶然だろか。こゆこともあるんだなぁ。ホントはこれまで何度かあって、ただあたしが気づかなかっただけかもだけど。

よく喋ったおかげでくたびれた。明日はそば屋か。そんで明後日は高校時代の友人と、これまた卒業以来の再会を果たすのだ。えらいこっちゃ。
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by yukimaru156 | 2009-11-26 01:12 | そんな1日 | Comments(0)
ドツボの迷宮を無事脱出したのは午前3時半。結局、また花瓶の色を替えたり(つまり違うチラシをちぎった)、花の形を変えたりした。つくづく、“左手親指の爪が伸びず、ちぎれないからチラシ選びに専念してた日々は何だったんだ…”と思わざるをえない。机横にうっちゃった「カーテン」は、11枚になってた…タメ息。地図柄(英国あたりの路面地図)とか、ピンクから紫のグラデーションとか、悪くないと思ったんだけどねぇ。全体として観るとまたちょっとイメージと違うのだ。難しい。それでも何とか落ち着いて、自分にOK出せたらアイスが食べたくなって、食べるついでに『テガミバチ』を観た。
観てたら、不意に視界の隅を何かが飛び跳ねた。驚いてよく見ると、でかいコオロギだった。テレビが終わってもまだ足元の方にいたので、そーっと立ち上がってまずは窓を開けに行き、それからそーっと近づいて(2度ほど逃げられつつも)捕まえ、庭に出してあげた。翌朝ハハに言ったらば『一昨日くらいに跳ねてるのを見たんだけど、それきりどこか行っちゃってたのよねぇ』という話だった。無事に外に出してあげられてよかった。何でも化けてくれていーから恩返ししておくれ。

そば屋出勤の1時間弱前にウチを出て、四ツ谷のギャラリーゑいじうへ。もちろん「カレンダー展」と「ちいさいおうち展」の作品を出すためだ。行ったらオーナー(の旦那さんなのか、実はいまだによくわかっていない…)がいらして、DMをいただき、作品を手渡す。まずは検品。カレンダーを出し、次いで「ちいさいおうち」の絵。今回のこの企画では「額装はギャラリーが行う」ということになってて、作家は作品をハダカで出す。(つまりみんな同じ土俵なわけだな。多分) 指定されてる紙の大きさはA6。
『これ、A6サイズですよね』 とオーナー(の旦那さん?)
『はい、そうです』
『きっちり?』
『はい』
『……うーん、こちらで用意してるマット(額と絵の間に入る、穴のあいた厚紙)がA6なので、できればA6より少し余裕のある部分が欲しかったんだけど…』

がしゃん!と緞帳が落ちた気がした。暗転、真っ暗、みたいな。
マットの穴がA6なら、絵本体には最低でも5ミリ~1センチの余白(もしくはマットに隠れても差障りのない部分)が必要になる。そーしないと絵をウラから止めることが出来ないからだ。理屈はわかる。わかるけど、穴はA6よりやや小さいのだ、と思い込んでたのだ。だから上下左右の5ミリは「隠れてしまうもの」として考えてたし、サインも「左下、やや上」あたりに書いた。
平身低頭、恐縮、平謝り。情けなさと恥ずかしさで泣き出しそうになった。『普通はこうして描いてるはずだ』みたいな話をされ、でもだからどーしたらいいのかわからず、頭を下げるしかない。いまさら作り直すことは出来ないのだし。
あたしが悪いのだ、絵を描く人にとっては当たり前のことをあたしは知らないのだ、と思い知らされて激しく落ち込み、2階のギャラリーで開催中のどなたかの個展(コラージュだった)を拝見したものの、てんで頭にもココロにも入らず、ギャラリーをあとにしてそば屋に向った。期間中、一度は観に行くつもりだけど、怖くて見られないかもしれない…そう思うと余計沈んでしまった。

ココロここに在らずの凹みでも、元気なくてもかき揚げは揚げる。夜半から雨という予報だったのでエビ天イカ天季節天を揚げまくる。落ち込んでてもカラダは勝手に動いてくれる、というのはありがたいことだ、と思った。それが可能な仕事もしてる、ということは。
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by yukimaru156 | 2009-11-25 01:32 | そんな1日 | Comments(0)

ドツボの迷宮

昨日、ハハが(「ちいさいおうち展」の絵を見て)『このカーテン、黄八丈みたいね』と言い、あたしもそーだなーと思ったので、「あとは貼るだけ」だった絵のカーテンだけ替えることにした。苦心してちぎったモノだけど(形ではなく、チラシがぎりぎりしかなかったのでね)、それはそれでほかしといて、再びチラシ箱をひっくり返した。黄色いチェック柄も気に入ってたのだけど、江戸時代の町娘っぽいのだよねぇ。って、時代が合ってるのかよーわからんけど。
午前中からきりきり探し、午後になってもきりきりしてた。(ま、起きたのが10時だからちょっといじってればすぐ午前中が終わるってことだけど) 水玉とかストライプとか別のチェック柄とか、なくはない。ないけど、幅1センチ、長さ4センチくらいのカーテンだとほんのちょびっとしか使わないから、柄も細かくないとダメだし、よいかなと思ってちぎってみても全体の雰囲気に合わなかったりして、「むきーっ!」となる。(おかげでいま、机の上は「ちぎってみたけど合わなかったカーテン」が散乱してる)

もーいーや、これでっ!と、青空カーテン(水色の空と小さい白い雲)にしたときは、1時をとーに廻ってた。これでばっちりなら、当初の予定どーり、そば屋出勤前には無事完成となる。なるのだけど、カーテンはよくなったが、そのカーテンと椅子の色が合わない。つーか、合わなくはないのだけど、画面の印象がちと暗くなる。うーうーうーと唸り、“この木目調の青が気に入ってどんぴしゃだと思ったのにぃ~!”と自分を恨みながら、その椅子もまたほかすことにした。

あたしはこれを「ドツボの迷宮」と呼んでいる。

つまりそーやって椅子を替えると、今度は花瓶の色から花の色まで気に入らなくなり、どんどんどんどん「模様替え」されてって、そのうち「ちぎった中から別の組み合わせではどうか」となり、椅子をこれにするならカーテンはこっちでもよかったんじゃないかとか、更なるドツボにはまってくのだ。ピンセットでつまんじゃーほかし、つまんじゃーほかし、“も少し色調を落とせばいいか?”とまたちぎり、またほかす。を延々と繰り返す…これが「ドツボの迷宮」でなくて何だと言うのだろう?そーこーしてるうちにあっちゅー間に2時半過ぎ。10分足らずで昼ごはんをかっこんで、そば屋の仕度をしてウチを出た。ちと泣けた。ホントは余裕のよっちゃんで完成予定で、明日はそば屋前にギャラリーを訪ねて手渡ししてちゃんちゃん!のはずだったのに…くっそぅ~!こーなりゃ意地でも今夜終わらせちゃるわい。幸い、今日は祭日で1時間早く帰宅したし。って、既にこんな時間だけどさ。

ほかしたカーテンとか椅子とか花とか、それはそれでもったいないのでもー1枚(つーか2,3枚)は出来るなぁ、と思う。何かPCで絵を描いてて、色違いの別バージョンをいっぱい作ってしまう人の心境がよくわかる。あれと同じことしてみよっか…と思ったけど、考えたらドアとかテーブルとかはもーチラシがあれしかないわけで、やるとしたらまた別バージョンだな、と思った。ま、そー考えて「結局使わない」、完成形のチラシがいっぱいあるわけだけど。

ともかくそゆことで、これからまた制作に入ります。「ドツボの迷宮」から無事脱出できるよう、祈っててくださいまし。
あー、今夜こそ「ナルトスペシャル」と「テガミバチ」が観れると思ってたのにぃ~!
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by yukimaru156 | 2009-11-24 01:05 | そんな1日 | Comments(0)
高円寺にあるギャラリーたまごの工房へ行って来た。ここでは毎年(確か夏)に「ポストカード300人展」というのをやってて、そこで人気投票があり、見事1位を取ると何とゴホウビとしてこのギャラリーで個展ができる。そして今年のその1位は「ともだの白い紙」さんだったのだ。おめでたーう!

てなわけで高円寺。オミヤゲは書くまでもなく(?)天ぷら。(でもいちお、メールでちゃんと尋ねたのだ、欲しいかどーか。そしたら『いつもブログ読んだり人から聞いたりしてて欲しいと思ってた』という返事だったので持ってった。あんまり期待されるのもどーかと思う今日この頃なのだけどね。別にすっげー美味いってほどじゃないし…何たって「立ち食いそば」の天ぷらだかんねぇ)
結構、いやかなり寒くて天気も怪しくてんむむだった。でも行ったら今日が最終日というせいもあってか、入れ替わり人が入ってくる盛況ぶり。お見事。

天井から5、6個の手作りモビールがぶら下がってて、彼女らしい「ゆるさ」に頬が緩む。それと壁面いっぱいの絵。中央には特大の模造紙に描かれた300人!ホントに300人いるそうだ。すげぇ。1位になったカードというのが300人(人、と書くのが相応しくない人たちもいっぱいいるけど…ブタとかカエルとか星とかプリンとか冷蔵庫とか)が白いポストカードを持ってる、という絵だったので、こちらのその特大版は『その白いハガキを出して温泉旅行に当たった人たち、という続き絵』なんだそーだ。(つまり全プレってやつ?) しかもよく見ると、みんな(タオル代わりに)白いカード(?)カラダに巻きつけてるし。おっかしー。見れば見るほどいろんなことがわかってさらにおもしろい。色は塗ってなくて黒のサインペン1色なんだけどね。でも味がある。だからこそ、か。

でもって秀逸は、彼女の絵本「ビスコッティ屋のエンドーニ」に音楽つけたアニメ!絵が動いてるわけではないから電動紙芝居か。マジでブロの人たちが作ってるのかと思った。妹さんやその友人たちが作ったらしいのだけど(絵はもちろん彼女の絵)、♪開店前のエンドーニ 胸毛がちらり いい男~なんてかあいさとおかしさでつい見入ってしまう。素晴らしい出来。CDにしたら売れるんではないだろか。
「ともだの白い紙」さんの「白い紙」の由来は、子供の頃から絵を描くのが好きで、いーっつもチラシの裏の白い部分に描いてたから。ギャラリーにはあれこれとダンボールで作ったモノがあるのだけど、『ウチにあるもので作ろうと思って』という姿勢もよいよい。あたしも基本はそこなのだ。たまに妙なのが紛れてるけど。

天ぷらを渡したとき、『かき揚げはあたしが揚げたんだけど、イカ天はヘタなシャインが作ったので…』と言ったらば間髪をいれず『社員なのに?』と聞かれた。その話題はスルーしたかったので用件だけ続けたかったんだけど、『うん、だからね…』と言うと再び『社員なのにヘタなの?』とその話題からそれてくれない。えーい、もう!

そーなんだよ、シャインのくせにドヘタレなんだよ、10個下だけど13年そば屋にいるくせにてめぇふざけんじゃねーぞ甘ったれんのもいーかげんにしやがれいま1時間に80枚のかき揚げが消化されてんだろ1時間に40枚しか出来なかったら追いつかれんのくらいガキだってわかんだよ何がむかつくって「どけ」と言われるのを待ってるその態度がむかつくんだいつか後ろから蹴り飛ばしてやるからなっ!
と言いそうになった。かなり省略したけど。彼に悪気はない。だが同時に根気と持続力と「何くそ」な負けん気もない。だからいつまで経っても上達せず、あたしらがキリキリする羽目になるのだ…あぅ。こゆこと書くつもりではなかったのに、昨日そば屋でYDちゃんがいきり立ってた(あたしが休みの金曜はひどかったらしい)のが移っちまったか。
えー、つまり「コロモが脱げてるイカ天でごめんね」と言いたかったのだ、ともだちゃん。ちなみにコレはチンすると爆発するからね。ってもー遅かったりして。

帰りにウォンカのチョコレート(「チャーリーとチョコレート工場」に出てきたやつ)を買った。そかれら「ちいさいおうち展」の続き。ハハにひとこと『この黄色いカーテン、田舎っぺみたい』と言われる。………あたしもそー追い始めてた頃なのだ、実は。明日また考えるさ。

   ともだの白い紙 http://tomoda-no2.2.269g.net/
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by yukimaru156 | 2009-11-23 01:20 | 行った観た読んだ | Comments(2)
左手親指爪はだいぶ伸びてはきたが(つっても2ミリ以下)、深夜に突然焦燥感に駆られてちぎちぎしたらやっぱり「ダメだこりゃ!」で思いタメ息…そんでもそこでやめはせずに構わずちぎちぎ。今回の絵はちぎりの「量」ではなてく「チラシ選択」(って質のことになるのか?いやそれも違うような…でも何と書けばいーのかわからん)。あらかじめチョイスはしてあったものの、実際に置いて見たら違うということは多々あるので、ともかくちぎって置いてく。

11年ちぎりをやってても、いまだに緊張するのが、“このチラシのこの部分はぴったりだ!”と思うところがぎりぎりしか取れない場合。失敗したら次がない。候補としてはいくつかあっても、もー頭ン中は「これっきゃない」って気分でいるから失敗がこあいのね。失敗と言っても、ちぎりすぎたとかちょっと歪んだとかではなくて(多分よく聞かれる『失敗したりしますか』という質問はこれを指すのだと思うのだけど)、実際に置いてから“もうひと回り大きくてもよかったんだ”とか“形はこれではない方が収まりがよかった”とか、「置いて全体を眺めてから失敗(そこに合わなかった)と気づくこと」だったりする。
で、まぁ結構緊張はしたのだけど(爪もこんなんだし)、それはとりあえずクリア。「ここは黄色いチェックのカーテンだ!」と決めてた部分が、ほんのちょびっとしか使わないのに手元にあるのもほんのちょびっとでかなり際どかったけど何とかクリア。も、ゲームでもやってるかのよーな気分。クリアする度に達成感があって、はふーとひと息。カーテンなんて幅1センチにも満たないのだけど、その黄色いチェック柄の部分は1センチジャストしかないのだ。自分にOK出せるときの快感たらないわ。

まだも少しクリアしなければならないけど、午前3時を廻ってしまったので風呂入って寝…ずに『エマ』の7巻を読んだ。10巻あるけど、本編は7巻で終了。助かった。でなければホントに10巻まで読んでたかもしれない。しかしまぁ、感想とゆーと、何だかな…「正統派英国メイド物語」なわけで、萌えてる兄さんたちが好む展開ではないのだろーけど(いや、正統派ゆえに萌えてる人たちもいると見受けられるが)、雪丸嗜好からはちょいと外れてたかなぁ。つーか、主人公のメイド、エマと相思相愛の仲になるウィリアムってのがあたしからすると紳士でも何でもないので、メイドより紳士に萌えたいあたしとしては物足りなかったかな、と。そこがちょっと残念。あたしは少女マンガ、少年マンガを問わずに読むけど、基本、イイ男(あ、外見でなく中身ね)が出てこないと不満なのだよね。

ところでメイド関連てわけでもないけど、先月だか今月初めだかに起きた事件のことでちょっと書かせてもらおう。34歳女性の「婚カツ詐欺」のこと。(彼女はまだ容疑者段階だけど、かなりクロに近いと言われてる) ネットのお見合いサイトなどで知り合った複数の男性に対し、結婚を前提に付き合ってお金を貢がせてただけでなく、練炭自殺に見せかけて殺した疑いが持たれてる。(ネットで大量に練炭を購入してたりしたのだ) そのあたりはおいおい明らかになるだろーし興味があるわけでもないので置いといて、「自殺させられた」形になった、41歳男性会社員のこと。
彼はプロ並のブロモデラーだったらしく(大会で何度も優勝したりしてる)、ブログに作品を発表したりしてた。最後のブログは「自殺」の前日。『明日、婚約者の両親に初めて会いに行きます。どきどきしてます』みたいな内容で、『手土産に何がいいかと思い、地元ということでこんなのを買いました』と写真がついてた。いっかにも「アキバで買いました」的な、メイド服を着たかあいい女の子が横座りしてるイラストの入った「メイドクッキー」。1箱1000円を2箱。

何かものすごーく、何つーか、何とも形容できない妙な気分になった。「41歳の会社員」が「婚約者の両親に初めて会う」のに持参するのが「1箱1000円のメイドクッキー2箱」って、痛くないか?あたしは痛い。かなり痛い。別にもっと高価なもの買えよとか言うつもりはない。彼は彼女に既に450万も貸してたから、そいつを割り引くと(?)、そんなモンかもしれないとも思う。でもさ、自分の両親とさして違わないであろう大人2人に渡す手土産手だよ?しかも初対面だよ?それで「メイドクッキー」なのかよ…と頭痛がした。土産にしろプレゼントにしろ、誰かに何かを贈るという行為は、「自分が欲しい物」か「もらう人が喜ぶであろう物」のどちらかになる。でも自分より目上の初対面の人に対する場合は前者ではなく後者でなくてはダメだと思うのだ。そして、あたしと1つしか違わない男性会社員が『これでいいかなぁ』と恥ずかしげもなく(とあたしには思えた)、この品を選んだことに眩暈と異和感を覚えたのでした。死者にムチ打つつもりは毛頭ないのだけど。
このブログ、当日は「おめでとう」コメントがいっぱいで、翌日には「あの女許せん!」「かわいそうすぎる」というコメントが殺到してた。これはH新聞で読んだんだけどね。

何か「短く書こう、まとめよう」と思ってるのにこの長さになっちまうなぁ。今日のそば屋でもあれこれあったんだけどさ。書いたらさらに長くなるのでまたそのうちー。
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by yukimaru156 | 2009-11-22 01:55 | そんな1日 | Comments(0)

ちぎり絵ざっか作家 さゆきの  雑記帳


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