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このところ続けて「参加費ナシ、委託料のみでどうか」みたいな話を立て続けにもらってて、それはそれで“この波に乗っちゃってもいいかなぁ~”とも思うのだけど、一方で“果たしてどんなモンか”とも思って即答を避けてたりする。参加費いらないんなら赤字にはならんじゃん、乗っちゃえば、と思われると思うのだけど、意外にそーでもないんだな、これが。搬入出は行かねばと思うし、それすらも必要ないと言われても作品送料と着払い送料がかかり、結果としては「搬入出に行く交通費とさして変わらない出費」てことになる。つまり「カード数枚のみの販売でトータルで赤字」なんてことがザラだったりするのだ。まーね、たかがその程度、ではあるのだけどさ。でもそれが積もり積もってくと、在庫を余分に抱えることになるわ、結果としてマイナスな日々が続くわ、キモチ的にもよろしくないわで…てわけで考えちまうわけ。ふみゅぅ~。

出来れば月内に「透明豆本」も完成させて、岡山豆本展DM用写真を送りたいとこなのだけど、どーやら難しそうだ。「2枚」と言われてるのでねぇ。出来ればそっちもと思ってたのだけど。つーかさ、いいのかな、これ。昨日は(中身の詩つか文章)がさくっと出来たことで盛り上がっちゃったけどねぇ~。「試作の試作」にも入れない状態だし、いま。

全然カンケイないですが。
結構前に、恩田陸の『麦の海に沈む果実』て本を読みまして。なかなかおもしろかったんだけど、最近になってこの本を貸した友人が『前日譚としての「三月は深き紅の淵を」と後日譚としての『黄昏の百合の骨』を買ったよ』と貸してくれたのね。「三月~」は前日譚と呼ぶような感じの本でもなくて『麦の海~』を書こうとしてる作家の話とゆーか、物語が始まる前、みたいな話なんだけど、ただ最後の方で“あぁ、これは「麦の海」にあったなぁ”て文章に加えて“え、こんなのあったっけ?”てのがちょこちょこ出てきちゃってさー。こりゃもー一度「麦の海」を読まねば、と何か歯がゆい気分で再読、そんで読了。いやぁ、結構忘れてるのねぇ。読めば、そーだった、そーだった、と納得するんだけど。次々と読みたい本があるから、再読する時間も惜しい、と思ってたので読んでる時間はもどかしかった。「よいな」へ行く道中がちょっと長いから、往復でかなり消化できたけどね。そば屋だとこーはいかない。いま『黄昏の』を読書中だけど、往復でも3、40ページかそこらなんで逆にストレス溜まるわ。いっそのこと部屋で一気に読了しちまうか…いやいやDM用作品が先、みたいな。
しかしこの人、あたしと2つしか違わないのだけど、よくまぁここまで書けるよなぁと思う。何つーか「不穏な気配」を書くのが上手いんかな。だから先へ先へと急ぎたくなる。にしてもこの後日譚の方は、『麦の海』を読んでなかったら面白味も断然違ってただろな。危ないとこだった。

6月そば屋のシフトが出て、「3連勤、3連休、4連勤、3連休」という形。それも全て週末を外して。この週末が連勤の中に入るか入らないかで「疲れ具合」が全然違うのだけど(週末はヒマなのでそば屋前後に余力があるのだ)、6月シフトに週末は含まれてないのよぅ。賄いメシで「白ご飯が食べられない」てことも意味してるしさ。5月に会うつもりしてた友人らは(まるで申し合わせたかのよーに)「5月より6月初旬」希望してくるし。
ともかく「取りこぼし」のないよーに行くとしますわ。
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by yukimaru156 | 2012-05-31 01:54 | そんな1日 | Comments(0)
新作豆本が出来た。たぶん。表紙の木片は茶色い色を塗ってニス加工して、いちお完成させたんだけどね。どーっして、マグネットがうまくつかないかなぁ…結構凹んだわ。だって本の中身をはさんでマグネをつけたときはちゃんとついたんだよ?何度も確かめて「よし!」と思ったのに何でボンドで装着したらつかなくなるの?ふぇ~ん。4冊のうち2冊はかろーじで「アコーディオンを閉じたり拡げたり」な感じにはなるのだけど。いまさらどーこー出来ないので、見た目微妙だけどとりあえずOK、として進むことにした。

実は昨夜、ふっと思いついた豆本があるのだ。
表紙はアクリル板、中のページはOPPシールにちぎり絵をはさんだモノ。つまり「透明豆本」。すげくね?!だって絵も字も浮いてんだぜぃ。内容は「世界」と「透明」て言葉をふにゃふにゃ考えてたら3分で出来た。あたしってやっぱサイノーあんだ、きっと。(そー思うことにしないとやってけないと思ってるんで)
で、問題は装丁ね。表紙も中身も(頭ン中では)出来てるけど、いっそのことテグスで綴じる?とか思いつつ、でもその後の処理が問題だなぁ、と。ボンドで貼り付けてもいいけどねぇ。つか、それ以外にないか、方法は…やってみないことには何とも言えん。

で、OPPシールを切ってちぎり絵をはさんでぴったりくっ付ける、てことをしてみた。あのさー、セロテープにしてもそうなんだけど、「指紋をつけずにキレイな状態で使う」てどーすればいいの?常々疑問だったんだよねぇ。シールではなくただのOPP(ビニール)なら指紋はつかないと思うんだけど、この場合はよろしくないと思うし。(後々の処理がね)
確か映画「テキーラ・サンライズ」で、じゃなかった「キール・ロワイヤル」?あれ、違ったか…何か酒の名前だった気がするんだけど…ともかく冒頭で銀行強盗するのに、みんなしてマニキュアを指先に塗る、てことをしててさ。あぁ、なるほど~と思ったんだよね。あれしよーかと思ったけど、マニキュアもテーブにくっ付いちゃう気がしてやめた。それより「ちょっと大きめに切って、指紋部分をカットする」て方が(少々無駄にはするけど)イイみたいだし。
そーそ、かつては「ちぎりすぎて指紋がなくなった」とよく言ってたもんだけど、いまは復活しちまってるです。昔ほどちぎってないってことかなぁ。人より薄い気はしてるけども。

かつて「ガラスタイル豆本」で衝撃を与えた(らしい)ちぎり屋が、今度は透明のアクリル板豆本を引っさげて登場する、なんてなかなかよいではないの。とひとりほくそ笑んだりして。まぁ、上手く完成できたら、の話なんだけどさ。このアクリル板、3×5センチ程度で厚さが3ミリほど。1袋に10枚入ってて50円だった、確か。何か使うかなぁ~、と思って2、3年くらいほったらかしてたのだ。ここで上手く使えたら嬉しいなぁ。
しかし何だ、豆本作家の中ではホントに異端とゆーか、異質とゆーか、「キワモノ」だよなぁ。協会の会長さんが喜んでくれてるからこーしてお声もかけてもらえてるのだけど、果たしてどこまで通用するのやら。

本日はそば屋。3連勤初日。こないだ入ったハタチの新人クンが辞めたことを知った。募集かけて面接して厳選した結果が3日でおしまいかよ…なぁ~んだかなぁ。今月で1人辞めるし(こっちは半年くらいか)、どーなってくことやら、だわ。知ったこっちゃないけどさー。
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by yukimaru156 | 2012-05-30 01:18 | そんな1日 | Comments(0)
ハハの買い物に付き合って「荷物持ち」したあと、2時くらいに西新井のはんこやまなちゃんの店「よいな」に行った。
買い物のときはそりゃーいい天気で暑いくらいだったのに、池袋からバスに乗ってるうちにどんどん雲行きが怪しくなってきて、折り畳み傘持って正解だったなぁと眺めてたらあっちゅー間に土砂降り。何つーか、ここ数年の傾向だと思うけど、「いきなり雨」が増えた気がするなぁ。
西新井大師前に着いた頃は雷まで鳴ってて、バス停から「よいな」までは1、2分てとこなのだけど、靴も靴下もびしゃびしゃになってしまった。

で、ひとりぽつねんと店番兼お仕事中のまなちゃんにご挨拶。お店は通路の中にある形で、雨やら風やら吹き込んで大変だったらしい。前回訪ねたときはまだオープン前で、どんなお店になるかも知らなかったのでまずは拝見。いろんな作家さんの作品が所狭しと並べられてたけど、総じて小物が多かったかな。ま、あたしもこまいので人のこと言えないのだけど。
それから2人で珈琲飲みながらまったりとお喋り。話題は

「いま何が売れてるのか、これから何が売れるのか」

そんなん知ってたらとっくに作ってるわい!こっちが聞きたいやい!てわけで当然答えなんか出ないのだけど、お互い対面販売をしてるので「ここ最近の傾向」とか、「こういう人が増えた(気がする)」とか、そんな話になる。いろんな作家さんと話してることだけど、例えば人が来るイベントでも「だからって(どの作家サンも)売れてるとは限らない」、「これが欲しい、ではなくて、こうやって作ってるのか、自分も作ってみよう、という見方をしてる人が多い」、そしてそこから派生して「買いたいではなく売りたい」。作り手と買い手のボーダーはどんどんなくなってきてて(およそどんなモノでも「お手軽キット」が手に入る)、加えて「なるべくモノを買わないようにしよう」という抑止力が働いてる気がするのだ、ここ最近は。
『「断捨離」の影響じゃない?』とはまなちゃんの弁。なるほど、そういう見方もあるか。お互いに『まぁ、自分について考えれば、ほいほいとモノは買わないよね』と苦笑い。確かにそうなんだけどね。

「消費は美徳」は既にとっくに過去の話だけど、流行の目まぐるしさは拍車がかかってる気がする。「食べるラー油」がどこでも売り切れてたのはいつの話だっけ。いまじゃ商品を目にすることもなくなってしまったけど誰も気にしていない(よーに思う)し、「塩糀」だってそろそろじゃん?流行の仕掛け人て人がいて、「次はこれです!」とばばーんと出して宣伝してがっと売ってそれで終わる。続けない。すぐに「次」を仕掛ける。そういう具合に世の中を廻してるとしか思えない。つまるところ「生き残る」ことを考えない、てことなんかな。その方が「生きていける」てこと?ダメじゃん、ちぎり屋。つか、どの作家も難しいじゃん、それは。手作り作家に未来はあるのか?!て問題に関しては「活路はあると信じて続けたい」とゆーしかないやね。がっくりさせたらすみません、作家諸氏殿。でもみなさんだって漠然とはそう思ってるでしょ?「活路はない」と思って作り続けられる人はいないしね。

「よいな」に行ったのは、6月いっぱいまでの委託継続更新と「参加費(棚代)」の支払い。5月の売り上げはこの参加費がかろーじで出たくらいで、交通費は出てない。つまり数字に関して言えば赤。継続についてちょっと悩んだのだけど、ともかく出しておくことにしたのだ。真っ赤なら辞めたと思うけどねぇ。微妙だし。6月で好転してくれることを祈るばかり。

帰る頃には雨もすっかりやんで、薄日が差してた。帰宅してからはせっせと新作豆本の表紙作り。そーそ、昨日書き忘れたけど、岡山の蟲文庫さんの企画展に参加したのはいつだったっけ、と「作家出納帳」を引っ張り出して探したのね。『おぼえとくこと』を売った記憶があって、てことは04年以降あたりかなぁと思って見てたら、06年1月だった。どこをどう経由してこの蟲文庫さんの話が来たのかすーっかり忘れてて、ちょっと焦る。にしても、当時はよくまーこんだけあちこち出展(店)してたなぁとつくづく思ってしまった。年間で30本くらい出してもんな。ノートにはいまはないギャラリーの名前もたくさんあった。よくここまで生き残ってきたよな、マジで。みなさんのおかげです、はい。
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by yukimaru156 | 2012-05-29 01:01 | 我思う | Comments(0)
あれこれやることがオセオセで、ほんとに大丈夫なんかな…と思いつつ、制作前にちょっくらチャリ仕事。天道虫のチャリベルの位置を付け替えるのと、こないだ100均で買った傘ホルダーの取り付け。チャリベルは、どーして左側にしてたかとゆーと、付けてたいと思う位置に、チチが以前取り付けたバックミラー(のいまは根元だけ)があって、これをどーにかしないことには付けられなかったのね。四苦八苦して外して付け替えて何とか完了。傘ホルダーも無事装着できて(但し書きに「付けられない自転車もある」とあって不安だったのだ)、よかったよかった。
そーいやこないだ、パン屋で買い物してるとき、店内から小学生の女の子たちが歩いてくるのが見えたんだけど、うちのひとりがあたしのチャリベルに気づいて、みんなで触ったりしてて、あたしの視線に気づき、照れつつも「チャリン」と1度だけ鳴らしてた。かーわいい。もっと鳴らしてもいいのにな。

ま、ともかく装着が済んで、ほっとひと息ついてそれから制作。これは8月に岡山で開催される豆本展の作品。(その後、10月の浅草橋での豆本フェスタにも出る…と思う。出来がよければ) 
途中までは作ってあって、あとはデコパッチによる彩色と組み立て、蛇腹本の中身だけ、なんだけど、どーもね、イメージと違ってて頓挫してたのよね。蛇腹(アコーディオン型と呼ぶんだっけか、豆本作家さんたちは)の本は、立てると横に僅かに広がってしまう。それをぴたりと付けたいと思って両サイドに粘土小物を付けたのだけど、それでも広がってしまうのよ。う~ん、困ったなぁ、「立てておく絵本」としてはやっぱりぴったり閉じてる方が見てくれがいいのは確かで、さてどーしよか、とずっと悩んでたわけ。
で、これってかなりの手間だよなー、料金に加算してもよいかなぁ~、と思いつつ、マグネットシートを本の表紙裏に付けることにした。表紙の木片は“いつか何かに使えるかな”と思って買ったまんまほったらかしてあったアーチ型なので、マグネットシートを付けられる部分はほんの僅か。2ミリ幅にカットして付けて、蛇腹を仕込んでみる。う~ん、50点が80点になったくらい?いまひとつ弱いんだけど、そもそもマグネットシートの磁力ってのが弱いんだからしょーがない。強いのはマグネット本体も厚くなるしねぇ。それならそれで使い方もあると思うんだけど、そゆことはまったく想定してないで作ってたからなぁ。

想定外と言えば、2ミリ×5ミリのマグネットシートを接着剤で貼り付けるのにピンセットを使うのだけど、シートがピンセットにくっ付いちまうのよ。もちろんそゆことのないピンセットもあるけどね、いま。でもマグネットを摑む、なんて用途は想定外だし。カットしてるときもカッターにくっ付くしさー。厚みが足りないので2枚重ねてから取り付けてるんだけど、それもずれたりして、むきぃ~っ!やっとどーにか1冊出来たけど、完成まではまだちょっと作業が必要で、DM用写真が撮影できるのはいつだ?て感じ…とほほ。

岡山行きは(作品だけね)、豆本協会の会長さんから直接『どうですか?』と言われたのだけど(会員でもないのにマジでありがたいことです)、岡山と聞いてまず頭に浮かんだのが「3月の個展のときに買ってくれたお客さまの住所が岡山だった」てのと、「すっごく前、岡山の蟲文庫さんの企画展に参加させてもらったことがあって(思えばこれが「豆本展参加」の第一弾。話があるまですっかり忘れてた)、直接関係ないけどDM出せるなぁ」てこと。この蟲文庫さん、『わたしの小さな古本屋』という本も出されて、それを借りる機会もあって、何かもー「岡山が呼んでるなーっ!」て気分。と、岡山の豆本展主催者さんから企画書と要綱が届いたお礼メールに追記したところ、えらく喜ばれてしまった。益々燃えるわぁ。根が単純だから。岡山の豆本展は総勢20名。うち、東京からは5名。気合いも入るわな。

あーねみぃー、でもまだやることが~!
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by yukimaru156 | 2012-05-28 02:03 | そんな1日 | Comments(0)

テルマエ・ロマエ

2012年 日本
日本人で、いわゆる「濃い顔」を「ソース顔」、淡白と言えば聞こえのいいのっぺり系(?)を「醤油顔」と呼んでたけど、どっちも死語に近いな。ともあれその「濃い」日本人を集めて「古代ローマ人」にしてしまうあたりがまずすごい。でもってさらにすごいのは、主演の阿部寛を始め、市村正親、北村一輝、宍戸開、と「誰ひとり負けてない」あたり。(何でここに平井堅がいないんだ?てな話もどっかで聞いたけども) 

先日観た『宇宙兄弟』同様、これもまたマンガ原作。もーこの「マンガ原作」を抜かして邦画は成り立たないんではないかと思わせるねぇ。配給会社はみんな揃って仕事と称してマンガ読んでんじゃないのか?
前回と違うのは、あたしはこの原作を読んでる、てことだ。ファンではなく、どっちかってーと“悪くなかったけど、それで?”みたいな印象。オトート1号いわく『一発芸みたいなモンで、それが2巻、3巻と続いても…』。これ、まんま映画でも当てはまってしまった気がした、あたしは。何が悪い、てわけでもないんだけどねぇ…何だろな。

古代ローマでは、「大衆浴場」は庶民の楽しみのひとつ。なんだけど、当時を再現(?)した大浴場を見てると、ここは屋内プールかよ、みたいな賑やかさで「ゆったりゆっくり」には程遠い。浴場建築技師が、斬新なアイディアを求められて悩んでるうちに湯船の中からタイムスリップ。やって来たのは現代の日本、じっちゃんばっかのごくごくフツーの銭湯。そこで出会う、彼にとっては未知の数々。富士山の巨大壁画、風呂桶、脱衣籠、暖簾、そして極めつけのフルーツ牛乳。それらの「見たことも聞いたこともない斬新なアイディアの数々」をしっかり目に焼き付けて、彼は無事、再びローマへ。日本の銭湯を持ち込んだ、その革新的で新しい大衆浴場に人々は狂喜し、めでたしめでたしちゃんちゃん。では終わらず、新しい仕事に悩む度に2度3度と運よく(都合よく)タイムスリップして、シャワーハットだの垢擦りだの、果てはウォッシュレット(何と奴隷たちにぶくぶく泡を立てさせるのだ!)、露店風呂、そして戦場で負傷した兵士たちを癒す蒸し風呂まで作ることになるのだ。

現代日本の銭湯が古代ローマに影響を及ぼし、歴史を支えた、て発想は斬新でおもしろいと思う。(日本でもめっきり数が少なくなったとは思うけど、まだまだ存在してるこの銭湯、ローマでは生き残ってるんだろか…それともとっくにないのかなぁ。これがずーっと気になってた。「ローマ人は大の風呂好きだ」と言われてたけど、大浴場は昔の話?いまはもーないの?) 
テンポは悪くないし、何より「何を演じさせても自分の立ち位置を明確に理解してる稀有な俳優のひとり」となりつつある阿部寛は見事だし(真面目で堅物で笑わない、てことで笑える。銭湯グッズにいちいち過剰に反応するその表情もおかしい)、脚本だって悪くないと思うのに。たぶん、市村正親はもっと大げさでよかったし(実在の人物だけど名前忘れた…つか苦手なんだ、彼らの名前は)、北村一輝はもっとヤらしくてヤなヤツでよかったと思うし、宍戸開はもっとお人好しおぼっちゃんでよかったんだと思う。だってコメディじゃん。馬鹿馬鹿しいくらいに真面目に、自意識過剰な古代ローマの英雄たちを演じればよかったと思うんよ。見た目で全然引けをとってないんだからさ。上戸彩はもっとはっちゃけててよかったと思うしね。そゆ意味でちょっと残念だったかなぁ。最初のストレートがよかったから、ラストパンチが軽めのフックに見えて物足りない、みたいな?そんな感じ。
で、バナナの種ってあんなにはっきり見えるモンかよぅ、そんなにすぐ育つんか~?て突っ込みで減点。

終わってからそば屋へダッシュ。週末の街中を走る難儀さに加え、日頃の運動絵不足も祟ってぜーはーぜーはーして、マジでぎりちょんぱの滑り込みセーフ。助かった…1分遅刻は15分ただ働きだかんねぇ。週末そば屋はラクなんでいーんだけどさ。
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by yukimaru156 | 2012-05-27 02:32 | 行った観た読んだ | Comments(0)
昨夜寝てから、ブログを書いててどーっしても出てこなかった単語が「ブレザー」であることに気づいてよっぽど書き直そうかと思ったんだけどそれもアホなのでやめた。ので、いま訂正してきたところ。ったく何でこの程度の単語が出てこなかったんだ?!しょーがないので「ジャケット」とか書いたけどさー。
今日、オトート1号がこのブログを読んでることを知った。そういうこともある、と承知してて書いてるわけだけど、やっぱいまだにびびるね。身内に限らないけど「この人が読んでる」と知るってのは。日常的にブログしてる人ってどーなんだろ。やっぱそゆ気分になるんかな。
1号の誕生日に贈った、冷蔵庫に入れておく「喋るおもちゃ」(開ける度に反応して何か言うのだ)が不良品だったので後日レシートを送ったのだけど、無事メーカーから新しいのが届いたのだそーだ。聞かせてもらったら、意外におっさん声でちょっとがっかりした。もっと可愛い声で『元気ぃ~?』とか『どーお~?』とか『暑いねー』とか言ってくれるんだと思ってたのに。しかしこれが一児の父で単身赴任中の彼にプレゼントするよーなモンか?とも思ったけど、彼に合ってるっちゃ合ってるんでヨシ。てことにする。

キャプテンペンギンが無事に保護されて(本人にしたら「捕まって」かもだけど)、おおっ、元気だったかー、とんと話題にならなくなった頃に現れるとは憎いヤツめー、と朝からにまにました。何で「キャプテンペンギン」かとゆーと、逃走のニュースのとき、目撃してた男の子が『ペンギンのキャプテンだった。黄色い腕章つけてた』と言ってたから。いや、ただの認識票なんだけどね。でもってみんなつけてるんだけど。でも可愛いじゃん、キャプテンなんて。『これで保護されたらホントのキャプテンになるだろね、だって「オレはホントの海を知ってるぜ!」と威張れるんだから』とリョーシンと話題にしてたらホントにそーなったてわけだ。自分がどんだけ特別な体験してきたかわかってるかなぁ。(エサは不自由してなかったらしい。よかったよかった)

葉山に送る作品に値札つけて納品書書いてお手紙書いて、一緒に送る絵本で未読だった分を読む。『アタック!ひぃばあちゃん』はなかなかよかった。大地震で93歳のひぃばあちゃんと小学校5年生の女の子が入れ替わってしまう話だけど(絵本は被災地に贈るものだから、内容としてちょっと迷ったのだけど)、おもしろくて最後はちょっと味わい深くていい本だった。何がおかしいって5年生の女の子が『「冥土の土産に」と言えば大抵のことは許されることがわかった』と悟るあたり。んーむ、確かに93歳(外見は11歳)にこれ言われたら許してしまうかもだよねぇ。ま、それが遊園地だったりするんだけど。
月に1度、被災地に絵本を送るようになって(実際は葉山の「湘南ねこ美術館」の館長が持参してくれてるのだけど)、ちょうど1年になった。そして今回贈った分で101冊。もうそんなになるのかぁ、と絵本リストを見ながら思う。この本は泣けたよなぁ、やっぱ自分用にも欲しいなとか、今回贈った絵本の挿絵が半年以上前に贈った絵本の挿絵と同じ人だったことを発見したりとか、あれこれ感慨深い。101冊って結構な数だけど、毎月10冊前後ってそんなに負担ではなくて(何たってほぼ105円だし、発送は書籍扱いで590円だし)、しかも毎度楽しんで読んでるのだから充分モトを取ってる気がする。余力のある限り続けよっと。

日曜に西新井に納品に行くつもりでいたら、店主のまなちゃんから『ごめん、「流し」の予定が入ってた』とメールが来た、いまさっき。うっわー、だったらちょっと無理してでも今日行っちまうんだったなぁ~。何か「5月中にクリアしよう」と思ってた事柄がどんどん6月前半にシフトされてってる感じで、実はちょっとびびってる。大丈夫かな、あたし…豆本新作の写真も送らないといけないのに。
ちなみに「流しの予定」とは、店主のまなちゃんが「はんこ屋」で、カバン(彫刻刀とゴム印)ひとつでどこへでも出張実演してるから。「流しをやめて定住」して店を持ったんだけど、やっぱ流しも続けてるんだ。エライなぁ。「流しのちぎり屋」ってやってみたいけど、でもチラシを持ち歩くのはやっぱヤだな。
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by yukimaru156 | 2012-05-26 01:52 | そんな1日 | Comments(0)
「ねこの家」と「手ぢから よいな」に郵送もしくは持参する作品をまとめる。結局、「お手紙セット(何か「レターセット」よりかあいい感じがするな。何かのオマケみたいで)」は10セット作って振り分けた。雑誌の広告で作る封筒もそろそろストックが少なくなってきたなぁ。作るのは全然苦ではないのだけど、これやると半端チラシが山のよーに出来て、ただでさえ山になってるチラシ箱が溢れてしまうのよねぇ。また新たに箱を作るってのもアリだけど、そーすると箱の置き場が…「チラシストックがないなぁ」とか言ってみたい。

そーそ、チラシと言えば映画チラシ!なんだけど、手付かずのこのチラシも山になってて、でも映画館に入るとついつい手に取ってしまうのよねぇ。お、いーじゃんいーじゃん、この宇宙の色は!とこっそり「しんちゃん」3枚抜いたりしてね。(最近は「お一人様一枚でお願いします」と書かれてるんよ) 1枚限りで、ってのもわかるんだけど、欲しい色はちょびっとだったりするじゃん。特に俳優の顔がばばーん、と前面に出てたりするとさ。
ゲットしたチラシ眺めて、映画の予告観てて思ったんだけど、アメリカ(針森)って、「常にヒーローものをやってないと(上映してないと)暴動が起きる」とかあるんかな。え、またやるの、それ?!みたいなデジャプに襲われる。でもよく観ると俳優サン違うし、3Dだし、やたら金かけてるっぽいから新作なんだよな、てことはわかるんだけど。まぁ、需要がある、てことなんだろから(にしても…な気もするけど)、ヒーローものをやらなくなったらホントに暴動でも起きそうだな。それにCG制作者がいっぱい路頭に迷いそーだ。

陳列されてるチラシを見てたら、「009」があってびっくりした。しかもどのキャラもみんなやけにかっちょよくて、おまけにあのスーツ(?)を着ていない!フランソワは色っぽいし、好きだったアルベルト・ハインリヒは昔同様クールだけど、何よりびっくりが島村ジョーが学ランなのだ!(いわくありげだけど) 学ランだよ、学ラン!やっぱオトコは学ランだろ、とゆー想いを新たにしたのにはちとワケがある。
過日、電車ン中でおばさん2人の会話が耳に入って、あたしの母校の中学の話題だったので聞いてたら
『区内で唯一の学ランなのよね』
と言ってたのだ。ええっ、そーなの?そーいやここ最近、めっきり「学ラン」とゆーものを(長ランであれ短ランであれ)見かけなくなったとは思ってたけど、そこまで希少価値になってたとは…しばし絶句。あたしが在住する区にいくつ中学校があるのか知らないけど、区民数は88万人ですからね。そこで学ラン着てる奴がせいぜい2、300人程度?と思うと軽く眩暈さえしたよ。

だってさー、いーじゃん、学ランて。あの黒の詰襟のぱりっとしたとことか。「禁欲的えろてぃずむ」ってんですか?ぐっとくるわけですよ、アレ見ると。世のオトコたちはセーラーにご執心な方が多いですが、100歩譲って「良い」としても(あたし的には“そぉ~かぁ~?”なんですが)、そこに「禁欲的色香」はないっしょ?風情はあるのかもしれないけど、ヨーヨー持っててもギャグっぽいし。(あぁ、わかんない人いっぱいいるのかもぉ~) セーラーみたいにひらひらしてないで、「成熟前の肉体を黒一色で覆い隠す」とこに、私服みたいなチャラいジャケットやら少年合唱団みたいなズボンには絶対出せない色気があるのよ。バビル2世だって、もし学ランでなくジャケットにネクタイなんつー格好だったらイケてなかったでしょ、全然。黒豹のロデムと供に走っててもちっともかっちょよくなかっただろーと思うしさ。おっと、あたしの学ランコンの原点はここだったってことかしらね。

……やばい。これ以上語ると何を書き出すかわからん。つか、書いていま3行ほど消したとこ。どこ飛んでくかわかんないわ、この話。やめやめ、ごめんね。

「バンカラ」は既に死語だけど、「学ラン」も死語になる日は近いのかしら…ヤンキーマンガの世界だけになるのかもな。かなしー、さみしーい。いまだにひっそりと存在してるという噂の「制服向上委員会」、その中に学ランを入れてはくれないだろか。

あー、こんなこと書くつもりしてなかったのになぁ~。「009」のチラシが悪いんか。ジョーの学ランが。10月公開だそーだけど、行っちゃうかもなぁ。『攻殻機動隊』『東のエデン』の監督サンだしねぇ。
今日はそば屋でした。新人クン、いらっしゃい。ぴっちぴちのハタチ。人生初バイト。がんばれーい。
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by yukimaru156 | 2012-05-25 02:27 | 我思う | Comments(0)
制作に入る前に、まずは3ヶ所にオツカイ。豪徳寺、経堂、下高井戸。あっぢぃ~!と唸りつつ、チャリで廻ってきた。経堂では頼まれたモノの他、フードパックをひとつ。これ、めっちゃ消耗が激しいのだ、天ぷら詰めるから。大抵は浅草橋で「100P698円」だかで買っておくのだけど、ストックがなくなった上、残念なことに浅草橋へ出る予定がない…行ってもいーんだけどね、これ買いに。ただ、それだけだと勿体ないからついでに別の買い物(制作に必要と思われるモノ)も一緒に、と思うわけで、となると「どのストックが必要か、何が次の制作に必要か」とあれこれチェックしなくてはならない。んで、とりあえずのシノギとして100均に行ったわけ。

帰宅してハハと買い物の整理をしつつ、フードパックのMサイズ(深底)が16枚で105円だった、浅草橋では100枚で698円だ、とゆーとハハがおもむろに携帯を取り出した。あ、電話じゃなくて電卓にするのね。携帯不所持者のあたしにゃない発想だわ。ともかく計算したらば、100均だと1枚単価が6.25円?だかで、浅草橋よりちょっとお得らしいのにびっくり。(浅草橋がいくらだったのか忘れてしまったのだけど、たぶんそのくらいだったと思うのだ) サイズは一緒で、100均の方がちょっと深い。天ぷら詰めたらフタは閉まらないので深い方がありがたいし、お得ならばこっちで買う方がいいよなぁ。にしても以前は16枚も入ってなかったはずだ、確か。どーせならもっと買っておくんだった…携帯ないから計算できなかったと思うけど。

ま、ともかくそんなんで、でも浅草橋まで出向く必要がなくなったのはよかったと思いつつ、制作に入る。こないだはんこやまなちゃんに納品の件でメールしたらば、『これぞ!というものを持ってきてくださいね』とあった。そんなんあるなら教えて欲しいわ!何が「これぞ!」なのかいまだにわからんで困ってるとゆーのに!と思いつつ、やっぱ新作がいるかなぁと思い、以前から“どう作るのがいいかなぁ…”と思ってたレターセットに着手。いや、あるけどね、レターセット。便箋6枚、封筒3枚のやつが。それはそれでいいんだけど、何つーか「使いきりタイプ」みたいなのが欲しかったのね。でもさ、「便箋2枚、封筒1枚」って、OPPに入れるとへろへろとゆーか、やわやわとゆーか、紙が折れやすくなってしまうんよ。このためにいちいち厚紙入れるのもなぁ、便箋を折ってOPPに入れるってのもなぁ、と思ってたんだけど、発想を転換して、これまで使用してたレターセットの紙ではなく、メモ帳で作ることにした。

当然、これまでのレターセットより2回りほど小さくて(グリーティングカードを拡げたくらい)、しかも無地。さすがにそれじゃダメだろと思って、“捨ててない、どっかにあるはず…”と思って、昔の市販のレターセットには付いていた、罫線の入った厚紙を探し出した。(よーまー持ってたと思うよ、自分で) そいつを下敷きにして、カラーペンで罫線を引く。ほぼフリーハンドだから、途中で微妙に揺れてたりするんだけどさ。それも味?みたいな。この作業、なかなか楽しかった。好きなんだね、こゆことが。大方の人は「PCで印刷すれば?」と思うのだろーけど、あたしに言わせれば(ちぎり絵はがき同様)、「何でこんなに楽しいことをPCにやらせなければいけないわけ?」になるのよね。
つーわけで、ただひたすら罫線引いて、途中から「何も同じカラーペンでやることなかったんだ!どーせなら3本ごとに色を変えるとか、ランダムに何種類か使うとかすればもっと可愛くなったのに!」と後悔した。5組中、それをやれたのは2組だけ。何でもっと早く思いつかなかったんだろ、ちきしゃーう!次回は忘れないようにしよう。次回があれば、だけど。(売れなかったら次回はないってことですぜぃ) 罫線の色と雑誌から作った手作り封筒の色を見ながら「ちぎり貼り」して完成。1セット300円。どう?どーっすか?一筆箋以上、B5レターセット未満の「使いきりお手紙セット」。小さいけど写真くらい入るし、もちろん定型内。イイと思うんだけど、こればっかりはねぇ…あたしがイイと言ったところで売れるかどーかは別なのよねぇ。ふぅ。

完成したところで珈琲と一服、読書。昨日書いた、ルース・チュウの「魔女の本棚シリーズ」の『さかさま魔女』を読む。やっぱりおもしろかった。魔女の好物が「パイナップルの皮」なんて!しかも珈琲の出がらしが混じってて最高だなんておかしーい。
それから椋鳩十。そーそー、「残雪」だった、飛び切り頭のいいガンの名前は!この名前からしてかっちょいーよねぇ~。表題作の他13編。未読は3編。を読んでから寝よっと。

あ、カンケイないですが小ネタをひとつ。
東京タワー、東京ドーム、ディズニーランド、USJ、そしてスカイツリー。これらの共通点は何でしょう?答えは「オープン初日が雨」なんだって。それって吉兆なんかな。
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by yukimaru156 | 2012-05-24 01:28 | そんな1日 | Comments(0)
葉山にある「ねこの家美術館」と、西新井の「手ぢから よいな」にそれぞれ納品予定のモノを作り始めた。どっちも売れてるわけじゃないんだけどさー。こと「ねこの家」に関しては、昨年末の「クリスマス展」での売り上げがホントに厳しくて泣けたのだけど、「季節ものではなく、通年販売できるものを置いてみてはどうか」というお話を頂戴したので、とりあえず再挑戦てことで行くか!と思って。毎月、被災地宛の絵本を送ってるから一緒に入れてしまえばよいしね。

そーそ、この「被災地用絵本」、10冊ばかり買ったうちの3冊くらいしか読んでいないんだった…送るためには読まなくては…いや送るためには作らねば!てジレンマでひりひりしてる。別に読まなくてもいーんだけどさー、ただ単にあたしが読みたいだけなんよ。全部105円なんだけど、中に椋鳩十の『大造じいさんとガン』があって、もーこの名前を読むこと自体が何年ぶり?!てくらい懐かしくてねぇ。小学校の国語や道徳の教科書には必ずあったと思うのだけど、いまでも使われてるのかしらん。この『大造じいさん』も読んだ記憶はあるけど、内容はすっぽり抜けてて、ちょっと歯がゆいのだよね。そういう絵本、いっぱいあるのだろーなぁと思うねぇ。

それと、まだ味読だけど“送っていいものか…”とちょっと悩んでるのが『アタック!ひぃばあちゃん』。ひぃばあちゃんと女の子が入れ替わってしまう騒動を書いた小学校低学年向きの話なのだけど、何を迷ってるかと言うと、その入れ替わりのきっかけが「大地震のせい」だから。震災から1年とちょっと。まだまだ心に傷を抱えた子も多いのではと思うから、いくらおもしろそーな話でもこれはちょっと微妙かなぁ…と思って。どーだろ。考えすぎかなぁ。だといいんだけど。
送った本はタイトルと挿絵、作家名をノートに書いてある。もー随分溜まった。何冊かわからないけど、100冊は超えた…かな。今度ちょっと数えてみよう。おもしろかった本には☆マークをつけてるのだけど、これも少なくなくて、完全なボランティアだけど結構楽しんでるよなぁ、と思ったり。

しかし前回105円で買っのとまったく同じ絵本で、状態もたいして変わらないものが550円だったのにはちょっとびっくり。『かいけつゾロリ』とか(甥が大好きなので、じゃ同年代の子は好きなのだろなと判断して)買ってるのだけど、250円か105円で、その差がどこにあるのかさっぱりわからん。しかしよくまーこんだけシリーズ化してると思うわ。他愛のない話ではあるのだけどね。絵の方が主流だから、マンガ感覚で読めるのかな。
以前、「絵本より児童書の方がいい」みたいなことを言われたので、「挿絵の入った本」て感じで選んでるのだけど、絵本のように簡単には読めず、いつのまにかどっぷり浸ってしまってる自分がいる。どってことないっちゃーないけど、それなりにわくわくしたりどきどきしたり。こないだ読了した『水曜日の魔女』とかおもしろかった。箒じゃなくて掃除機に乗ってて、ホースを首にかけて、行きたい方向に吸い取り口を向けるのよ。ホコリをいっぱい吸い込んでしまうと途端にスピードが落ちて、中のゴミを始末してあげなきゃいけなかったりしてね。ちなみに何で「水曜日」かとゆーと、「水曜日生まれの魔女は水曜日に一番魔力が効く」から。これ、シリーズで3冊出てるみたいだけど、2冊しか入手できなかった。残念。アメリカで70年代から80年代にかけてすごく売れた児童書らしい。絵も可愛いのだ、シンプルで。

そば屋行くまで作ってたけど、ちょっと終わらなかった。本にはさむ栞って、本好きの人によると「なるべく薄い方がいい」ということだから、革栞でもなるべく薄いのを、と思って作ってるのね。でもさ、これを袋に入れると、何つーか「ぺらぺらすぎて高級感(?)がない」んだよねぇ…もともとないっちゃないんだけども。
そば屋ではずーっと揚げ物。も、カンベンして!てくらい揚げまくり。ずっと降ってるくせに、傘の忘れ物が4本、5本、6本、7本…駅に着いたらどーするんでしょか、みなさん。また買うの?

明日、「手ぢから よいな」へ行こうかと思ってたんだけど、確認したら水曜定休だとゆーので、改めることにして、制作&読書、としよーかな。
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by yukimaru156 | 2012-05-23 02:09 | そんな1日 | Comments(4)

宇宙兄弟

2012年 日本
子供のころの夢って、すごく苦い経験とか挫折とか、何度試みてもダメだったとか、そういうことではなしに「何となく消滅」してしまう人も結構いると思う。どうして諦めたのかなんて自分でもよくわからないまま大人になって、“憧れだけで相応の努力はしなかったしな”とか“自分の身の丈はわかってるし”とか、ふと自分の年齢から“いや、もー無理だろ”とか思うのだ。
子供の頃、一緒にUFOを見た衝撃の体験から、兄弟で宇宙を目指すことを決めた2人。やがて兄(ムッタ:小栗旬)はごく普通のサラリーマン(自動車メーカーのデザイナー)になり、弟(ヒビト:岡田将生)はそんな兄を責めることなくただひたすら努力して宇宙飛行士への切符を手に入れる。いつでも弟の一歩先を行くつもりが、いつのまにか先を越されてたムッタと、「一緒に宇宙へ行く」ことを諦めていないヒビト。

夢を実現するために努力した弟、ヒビトに対するムッタの想いは複雑だ。それでも心底応援したい気持ちは変わらず、ヒビトをバカにした上司をぶん殴って(の方がイイと思ったけど頭突き)、会社をクビになる。そこへ届いた、宇宙飛行士一般公募の一次選考通過の通知。ヒビトが勝手に応募してたのだ。迷いつつも、そして“31歳になってから宇宙飛行士を目指すなんて”と思いつつもヒビトの熱い想いに触れたムッタは受けることを決意する。一次通過者は789名。厳しい選考試験の中、ヒビトは初の「月を歩く日本人」として宇宙へ旅立つ。

この物語の舞台は2025年。つまり「ほんのちょびっと」未来の話。「いま」と置き換えても何の差障りもないけど、NASAと日本の「月面居住計画」の一環となるわけだから、やっぱりこの「ちょびっと」は大事なのかもしれない。
いろいろ盛り込んだおかげでやや散漫気味であることは否定できないけど、それでも2人の想いは充分に伝わる。兄弟の話ではあるけど、視点は兄のムッタなので、ヒビトの胸中はあまり語られない。それでも階間見える(読める)、ヒビトの想いの方にあたしはちょっと感動してしまった。
周囲からすれば「兄よりずっと優れてる弟」「夢を諦めた兄に代わって夢を実現した弟」であるけど、ヒビトはムッタより優位に立っているとは思っていない。優越感を抱いても不思議ではない立場になったのに、そんな影さえ見せない。いまから宇宙飛行士を目指すことに躊躇するムッタに対して『だって一緒に行こうって約束したじゃないか!』と責めることも出来るが、それもしない。だからこそ、ムッタがヒビトの部屋で偶然見つけた、『NASAの慣例に従って書くことにした』から始まる短い遺書に泣けるのだ。あぁ、何て純粋でいい子なんだ!もしかしたら死出の旅かもしれない宇宙へ発つのに、最後に兄へ残す言葉がこれなんて!

あたしは原作であるマンガを知らないので(最初はギャグかと思ってた。ムッタ、すげー頭してるし)、物語がどう展開してて、この映画がどこまでを描いてるのか知らないのだけど、“ムッタは管制塔にでも勤めてヒビトをサポートするのかしらん”という予想は外れた。原作愛読者にすれば穴だらけなのだろーし、不満もあるかもしれないけど、悪くない映画だった。(ただ、ラストはもーちょっと丁寧に描いて欲しかったかな) ヒビトが月のクレーターの中から仰ぎ見る地球の何と壮絶に美しいことよ!それを見たヒビトがまず口にするのが兄の名前だもんねぇ。あたしは岡田将生をちゃんと見たのはこれが初めてなんだけど、いい役者になってくだろな、と思った。(ちなみに子役2人もそっくりでいい味してた) しかし何で名前が「ムッタ(六太)」と「ヒビト(日々人)」なんだろ。兄弟につける名前としてどーなんだ?何かすごいイミでもあるのか?と思ってしまうな。

さて、今朝は日本中が湧いた「金環食」の日。朝、起こしてくれるよーにハハに頼んだのだけど、『曇ってて見えなかったから起こさなかった』と言われ、ちょっと(いやだいぶ)ショックだった…見えても見えなくても、ベランダでちょっとまったり過ごすのも悪くないなと思ってたからさー。ちっ。
金環食は見れなかったので、てわけでもないけど、我が家の庭に出来た、たった3粒の金柑を食べた。(何で毎年こんくらいしか取れないのかなぁ。肥料かなぁ、日光かなぁ…) 甘さはかなり控えめだけど美味しかった。あ、今日はちゃんと「ちぎり屋」の仕事もしましたぜ。
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by yukimaru156 | 2012-05-22 01:52 | 行った観た読んだ | Comments(0)

ちぎり絵ざっか作家 さゆきの  雑記帳


by yukimaru156