お花とお菓子

個展をやると、花と菓子の舟がつく。毎度(と言っても3度めだけど) すごい量だ。今回はパウンドケーキだけで7本(個じゃないぞ、本だぞ。1本食いしても1週間かかる)、鉢植えに至っては(寄せ植えの4鉢を含めると) 6鉢。加えて花束と籠がえーと、7、かな。
花も菓子も大好きだし、リョーシンは嬉々として鉢植えを入れ替えたりしてたが、(名前がわからんものもあるのが残念。どっかで聞かなくては) “こんなに頂いちゃってどうしよう”と思う。それに見合うものを提供できているのか、とても疑問だ。来客が多いときはろくに話もできないし。

『お菓子は一度にそんなに食べられないし、お花は折角の飾りつけと合わないときもあるから困る。色が合わないときはすぐ抜いてしまう』
とある作家サンが言っていた。(合わない花を抜く、というのは考えたこともなかった…) まあ、ある意味正論ではある。この作家サンはもらって嬉しい差し入れを『干ししいたけとか昆布とか、保存のきく食べ物』と言ってた。わからなくもないが、個展のお祝いに相応しいかどうかは「んむむ」だ。ちと(いや、だいぶ) 彩りに欠けた贈り物で、「選ぶ楽しみがない」のではないかな。

「選ぶ楽しみ」って結構重要なポイントだと思う。人にあげるものでも、選んでる時間は楽しいし幸せな気分になれる。秋に個展をしたのは初めてだが、春の花と違ってちょっとシックだったり、ハロウィンを意識して全体をオレンジ色にまとめてたり(かぼちゃが刺してあったり)、コスモスもハゲイトウもすごーく秋らしくて素敵だった。いま、家の中はあっちもこっちも花だらけでどこにいても楽しめる。ある人が贈ってくれた花束には、1枚の葉(たぶんアイビーの一種)にホワイトペンで「原画展おめでとう」と入っていた。花屋さんがサービスしてくれるらしい。これは押し花(葉)にして大切にさせてもらうつもりだ。
花をもらって嫌だと思ったことはない(最終日に鉢植えはちょっと待ってくれだったが)。 お菓子もだ(いや、パウンドケーキ7本は…んん~、ごめん。でもそれぞれにとーっても美味しそうなんで人にあげるのも何だしってことで冷凍中)。花が枯れてくさまはやはり切ないが、だから造花がいいわけでは決してないし、むしろ個展の余韻がフェードアウトしてく形で“よし次は”って気分になる(よーに思える)

何が嬉しいかって、そりゃーもー「来てもらえただけで嬉しい」のだけど、あたしのために「何か」を選んでくれたその心遣いもやはり嬉しいものだ。『去年、お菓子がいっぱいと言ってたから』と言ってヤキトリくれたOMも、『何を買うか迷ったけど、ここでいろいろ買う方が嬉しいだろうと思って』と言ってくれたWBも、お菓子や花束と同じくらい感謝してる。

本当にたくさんの差し入れ、贈り物をありがとうございました。いつか、モノでなくキモチだけでない何か、をあなたにあげられたらいいなって思ってるとこです。

今日はプログを2本書いた…さすがにくたびれた。残務処理で1日が終わった感じ。これから千葉に送る絵本にサイン入れて(の方がいっかなーと思ってちぎり貼り)、梱包して、寝る。寝たい。でも「ちぎり貼り」は苦じゃないんだなー、これが。明日は…明日だ!
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# by yukimaru156 | 2006-10-05 01:57 | 我思う | Comments(2)

最終日

まずは原画展ご来場の方々、そして来られなくても応援しててくれた方々、本当にありがとうございました。おかげさまで無事、6日間を乗り切ることができました。とてもとても感謝しています。これを励みにまだまだ精進したいと思ってます。

という始まりのブログを書いて昨夜更新しよーとしたところ、どーやっても行かなくて発狂し、原因が「メンテナンスのため中断」とわかったときには既に遅く、1時間かけて書いた文章を宇宙の彼方(ってどこなの?!)にすっ飛ばしてた…きぃ~っ、折角の臨場感がぁ~っ!!!

えーと、現在は個展後の余韻に浸る間もなく半徹で横浜行きの梱包作業を終え、発送し、ついでに完売した時計のパーツを買いに行って帰ってきたとこです。『更新されてないじゃん!最終日に落としたなっ!』と思われた方、すみません。思い出しながら書きますが、もう忘れてるんだ、困ったことに…。

前夜の雨で搬出を心配してたものの、すかっと晴れて助かった。とは言え、開場3時間は来客ゼロ。やっぱちょっと凹む。「原画展と言ってもいつも売ってるのも原画なのだから新鮮味はないのだ」とか、「10月5本出店で来客が分散されたのだ」、「絵本購入者にはサインとお好きなくりくりを入れます、とするべきだったのだ」、「もっと多方面にアピールするべきだったのでは」とぐるぐるあれこれ考える。
とか何とか思ってるうちにお客さまが現れ、以降閉場まで途切れず。つまりはずっと「ちぎりっ放し」。ありがたき幸せ。

本日のお題も盛りだくさん。「人参とごぼうを持った侍くりげじー」から始まって、フラダンスしてるうさぎとか、ひつじとかアンモナイトとか。普段、自分からやろーたー思わない(発想しない) 絵なんで新鮮。6日間で50冊売れ、その全てに「ちぎり貼り」したわけで(あ、持参された方も何人かいたのでもっとだ) 人前でこれだけちぎったのは初めて。楽しかった。
何を貼るか注文を受けることで“あ、この人はこれが好きなんだ”という発見があるのも楽しい。意外や、最も多かったのがカエル。数年前『かえる展』という企画展に出品したとき、カードも額絵もさーっぱり売れず、“カエルファンにはこれはカエルには見えないのだ…”と落ち込んだのだけど、どうやら時代が追いついたらしい(なんてね)
もひとつ意外だったのが、くりくりのシンボルマーク(?)、帽子をかぶったくりのすけが殆ど出なかったこと。イヌのくりたろうもくりロボも、カードやしおりは出てるのに絵本にちぎり貼ったのはイヌが1点でロボはゼロ。ダントツはうさぎ。小さい女の子はこれを欲しがるからかな。猫を飼ってる人はネコを頼むからこれも多かった。ブチやトラ柄にも対応できるよう「毛皮大放出」なるチラシを持参したけど、これで依頼した人は皆無。ただ単に気づかなかっただけかもだけど。
50冊中、20冊は「くりくりではないもの」だったと思う。ちょっとチェックしておけばよかったか。ねずみ、カエル、ハムスター、にわとり、いのしし、かっぱ、くじら、ひつじetc。びびったのはあたしの「似顔絵」。最も難儀するであろーお題を宿題としていただいてしまったのが「赤ちゃん」……どうちぎろう…???

今回、目標金額なるものがあって、実は「やっと半分」というとこだった。赤字ではないが、豪遊どころか、「プリンターとスキャナーを買ってプログに画像を添付」野望は次回に繰越し。幸い(なのか何なのか) カード類は会期中に補充が出来たので横浜分としての作り置きを合わせると制作の必要は殆どないから、ミニ額と完売した時計作りに精を出そう。何せ「10月戦争」は始まったばかり。原画展感想もまだまだあるけど、それはおいおいってことで。
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# by yukimaru156 | 2006-10-04 16:54 | そんな1日 | Comments(2)

5日目

朝イチで(って、11時を朝イチと呼ぶのが正しいのかどーかちょっと疑問だけど)『土曜か日曜にまた来る』と言ってオーダーを頼まれた方が来てくれた。お名前をちょーだいしてあったので来られないようだったら送ることも可能だけど、やっぱり直接手渡せて嬉しい。またお話できたし、絵本を購入してくれたので必殺ちぎり技も披露できたし。まあ、見せたからどーということもないのだけど、(既に購入してくれてるわけだから、これ見て「やっぱりこれも」とはならんでしょ) 何となく“あ、この人はこの絵がいいのか”とかわかるのは楽しい。

続けて浦和のギャラリーの方とか、以前ちょっと世話になったカフェ・ギャラリーの従業員の方(面識はないけど、DMを置かせてもらったのでそれを見て訪ねてくれたらしい)がいらしてくれたりして、混みあうほどではないのでお喋りを楽しみつつちぎる。
浦和のギャラリーは、古い民家を日本茶の喫茶&ギャラリーに改造した「楽風(ラフ)」という店で、ご所望のちぎりは当然のように「急須」。ティーポットより楽だと思いきや、注ぎ口の角度とか持ち手の部分とか、どうあれば急須に見えるのかしばし悩む。形が単純だから難しいちぎり、というのもあるのだ。

で、この方は2冊購入してくれて、1冊はネズミ、もう1冊がいのしし…いのししいのししいのししいのしし…平仮名で書くとかわいい。ウリ坊もかわいい。それはわかってるのだが…。

『いのししって、しっぽはどうなってるんでしたっけ?』
『さあ…』
『なくはないですよね』
『そうですね』
(ちょっとメモに描いてみる)
『……何か、ハリネズミみたいになっちゃったんですけど…』
『でもこういう感じですよ』

本当かよぉぉぉぉ~?!毛並みがつんつん立ってるとハリネズミで、みんな後方になびいてるといのしし、に見えなくもないとゆーことが判明していざちぎり開始。終了。牙つけた茶色のハリネズミが疾走してるよーにしか見えない。『ちゃんといのししになったじゃないですか』って台詞は果たして本心なんだろーか…?ここに来るお客さんはみんな親切だからなぁ。やっぱ動物図鑑を持ち込むべきであった。ちなみにいのししは『いのしし年の友人へのプレゼント』だそう。干支くらいはちぎれるよーにしとけ!とゆーことなんだろな。はっ!干支には辰(龍)がいるじゃんか!避けて通れない道なのか、これは?あうー。

ムツカシお題はこれにて終了かと思いきや、出ました友人YKの「くじら」。
っはぁー。ともかくちぎる。口あけて、白に細い黒字のストライプが入ったチラシを歯に見立てるとそれなりにそー思えるが、「尾っぽが双葉型のナマズ」のよーにも見える。す、すまない、YK。よくこれでOKしてくれた。他の方々も、こんな拙いちぎりでよくOKしてくれたとつくづく思う。レアっちゃーレアだけど。

夕方あたりからずっとヒマでちょいとこの個展の反省なぞをしてみる。荷物満載で雨の中をずぶ濡れ帰宅。釣銭がぴったり1200円(絵本1冊分)多い。何度計算しても合わない。一番人のいなかった日になんで合わないんだか。2重取りされたと思われる方、申告してください。お詫びつけますので。
泣いても笑っても明日が最終日!まだまだちぎれるよ!雨の日サービスしよーかな。
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# by yukimaru156 | 2006-10-03 01:22 | そんな1日 | Comments(4)

4日目

昨日書いたmixtureのランチパンを買って10時56分に着いたら、向こうから来客1号が母上を伴って現れた。(ブログをチェックして午前中なら人がいないと判断して来られたらしい。ありがとう、M氏) 急いで看板出して灯り点けて態勢を整える。楽しくお喋りしてる間に雲行きが何やら怪しくなり、やがて本降り…でもお客さまは殆ど途切れることなく続き、ありがたいことこの上ない。ご家族で来てくれたり、友人を連れて来てくれたり、雨の休日は家でごろごろしていたいだろーに泣けてくる。ご来場の方々、ありがとうございました。

パン屋のmixtureとは全く関係ないのだが、昨日と今日の2日は毎年出店している亀戸の「mixture creaters net アートマーケット」の日でもあった。サンストリート広場という、周辺をいろんな店で囲まれた広場内でやる年2回のイベントで、ここに出るようになって4年は経つ。雨で流れたのは過去2回くらいかな。で、今日はきっと午後から中止だっただろう。雨は作家たちもつらいが、スタッフたちもつらい。雨は誰のせいでもないのにさ。ときどき、天候の不満をスタッフにぶつける作家がいるけど、はっきしゆってそれは「やっちゃいけないこと」のひとつだと思う。
今回の個展、メッセージ入りカードは全部で24種類あるが、新作の「キレる前にキリかえる」がダントツで売れてる。キレる要因が何であろーと、まずは切り替えてみろってこと。これは自分に言い聞かせてることでもある。(メッセージカードの文は自分に言ってることが多い) mixtureスタッフのみなさん、お疲れサマでした。フトドキ者がいてもへこたれないよーに。

今日もいろいろちぎった。楽しかった。どっかでお店借りて、ずーっとちぎって補充してを繰り返すのも悪かーないな、と思ったりしたのだが、ちぎってる間、お喋りは出来るけど来客には気づかない。今日もわからなかった。ふらりと入ってくれた方を半分無視してしまった格好で情けない…ホントはこういう人を逃してはいけないのに。それに来客に気づかないってことは「万引きも気づかない」ってことだ。これはまずい。お店でちぎり案、早々に却下。

4時半を過ぎた頃、ふと気づいて青くなる。絵本が残り5冊!やばいっ!初日に40冊持ち込んで、あとは様子見てまた持ってこよーと思ってたのだが、迂闊であった。リクエストに応えてちぎりながら、“友人のみになったらこの場を預けてチャリすっ飛ばして取りに帰るか、往復30分で戻れるか否か”を目まぐるしく考える。雨はざーざー。片道3本の坂。むむむ~。ちぎったり喋ったりしてるうちに5時半になり、ラストが売れてもお客さんがご所望であれば送るとか何とか考えよう、と思っていたら残り3冊で7時になって最後のお客さまが満足して帰られた。助かった。
このお客さまのリクエストは「にわとり」。ちぎったことなかったんで、『トサカってこんなふうですか』とか『ボディは…』とか、話を聞きながらちぎる。トサカと喉仏を付けなかったら鳩みたいだ。でも手を叩いて喜んでくれたのでよかった。小学生の頃、祭りの夜店で買ったヒヨコ(いまは見ないね) を育て立派なニワトリにしたのに、近所の「うるさい」という苦情で母親が勝手に農家に譲ってしまったのだそーだ。そんな話を聞きながらちぎるってのもいいもんだと思う。猫を飼ってるから猫、というリクエストも多く、愛猫の話を聞きながらとかさ。今日はそのパターンが多かった。

昨夜、11月の府中アートマートの案内がメールで来てて(ここは毎月末土曜のみ開催だが、あたしが出店するのは年に2、3回ほど) 1日午前零時から受付け開始で先着順。0時15分にはいっぱいになるという噂だったので、0時2分にメールを送る。今日、返事が来た。キャンセル待ち6番。この時間でこれってどーよ?
ま、いーや。明日もがんばってちぎろっと!
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# by yukimaru156 | 2006-10-02 01:15 | そんな1日 | Comments(3)

3日目

まさか、土曜に閑古鳥が鳴くたー思わなかった。さすがにちょいとへこたれた…糊練りながら(ちぎり貼りに使う糊はブレンドなのよ) ちょっとの間、舟漕いじまったし。あのスポットライトが実演台にモロに当たるよーになってるんで、眠気を誘いやがるんだわ。

昼から夕方にかけてお子様連れの友人が続けて来られて、おしゃまなお喋りを楽しむ。やっぱかあいいね~。2人とも甥と同じ5歳だったのだけど、甥よかよっぽどちゃんと喋る。2人ともピンク大好きで、絵本に貼るピンクのチラシを何枚か選んで、『みんなちょっとづつ違うピンクだけどどれがいい?』と言ったらすごく嬉しそうな顔で真剣に選んでた。もちろんそれでちぎったよん。

しかーし、古い友人とゆーのは遠慮、とゆーか容赦がない。せっかく彼女が『うさぎ!』と言ってるんだから素直にピンクのうさぎをちぎらせてくれりゃーいいのに、横から『もっと難しいのを頼みなよ』とのたまう。あたしが顔引きつらせて『難しいのって例えば?』と訊いたら

『ドラゴンとかさ』

何つーことを言いやがるのだ、この親は!!ドラゴンだとぉぉぉぉ~!定価1200円の絵本にゼロひとつつけるぞ!と口から火を吹きたくなるのをぐっとこらえる。YIちゃんは『ん~』と不本意な表情を見せたのですかさず『ピンクのうさぎでいいよねぇ~?ハートを持たせようか、それともお花がいい?』と訊きながら、問答無用でうさぎをちぎり始めた。
ドラゴンなんかちぎってたまるかってんだ。『三角のウロコをいっぱいつけて』とか、もー聞く耳持たず。でもうさぎをちぎりながら、いつかドラゴンをちぎることなんかあるんだろーか、と考えてしまった。うぅ~、想像したくない…。

6時前あたりから友人の作家サンがその友人を引き連れて、とゆーよりここを待ち合わせ場所にして来てくれたり、これまた古~い友人の旦那が奥方を差し置いて来場してくれたり、結構な人出になった。(分散して来てくれよぉ~) リクエストに応えてちぎってる間に初のお客さまがいらしたのに接客できないまま帰らせてしまう。あ~、バカだ、あたしは!
で、そのリクエストはさらにエスカレートしていき、よせばいいのに『さっきドラゴンとか言われて冷や汗かいたよ』なんつー話をしちまったもんだから、IKがこんなリクエストをしやがった。

『んじゃあ、雪丸の似顔絵』

くぅ~~~っ!これは「妄想劇場 その2」に登場させた仕返しか?!と思ったけど、どー考えてもこいつ、この回は読み飛ばしてんだよなー。
ともあれ四苦八苦しながらちぎり、いーのか悪いのかわかんないけど無事完成させた。なかなかヘビーな1日であった。

ギャラリーの近所に「mixture」というパン屋がある。ここのパンがどれも美味しくて(木曜定休だったので、この日来場してくれた方に教えたけどダメだったのだ、ごめん) リョーシンが気に入ってしまい、ついでにハハがちゃっかりここの宣伝をし、ギャラリーを閉めたあと訪ねたら(何とここは11時までやってるのだ。しかも珈琲も飲める!)、あにさんがイイ人でつい長話。そんでここのDMを置いてくれることになった!わーい。あっしも宣伝させてもらいますねーっ!てことで明日はちょびっと早く行ってお店のチラシをもらってこよう。
今日は昨日よか2時間は早く寝られそうだ。らっきー。(なのか?)
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# by yukimaru156 | 2006-10-01 01:20 | そんな1日 | Comments(2)

2日目

寝坊した…わけではないのだが、(ちゃんと朝食とったし) 11時オープンで家を出たのが10時45分。チャリをすっ飛ばしてギャラリーを開けたのが10時59分。ぜーはーしてた。いくら何でももちょっと余裕を持たねば。忘れ物しちゃったし。

で、準備を整えてから1時過ぎにリョーシンが登場するまで来客はゼロ。そーゆー日もある。こんなことで凹みゃしないが、作る時間は妙にあるわけで(あれこれ持ち込んでるし)、ここで作れるんだったら先週シャカリキになることもなかったんだよな、とちと考えてしまった。ま、これは結果論だけど。きっと“当日作ればいいや”な気分でいるとてんで作るヒマがなかったりしただろーしさ。

昨日、常連サンから『カレンダーはいつできますか』と訊かれ、訊かれたからにゃ作らなきゃなんないだろな、と思う。『三茶で』とほぼ即答してしまったので、三茶(10/21、22)までには作らねば!
カレンダーって、結構きつい。去年は手帳タイプと卓上のカラーコピーと同じく卓上で原画のモノと大判(A4サイズで半年分づつの2枚組み)を作ったのだった。『カレンダー展』とゆーのに出たからね。で、こんだけ数を作ったのがきつかったというより、「残ること」がきついのだ。時期が過ぎるほど当然売れなくなるし、3月あたりには半額で出したと思うけどそれでも残り、あとは人にあげてしまった。今年も作るとしたら「20部限定」とか「10部限定」だな。でも年内に売るのはもー三茶くらいしか残ってないだろーと思うと、せいぜい1種もしくは2種。やっぱ横浜あたりから出せるように夏に作っておくべきだったか…あれこれ考え出すとキリがない。そーゆーもんだ。

実は今夜はちょっとしたパーティをしたのだ。オープニングパーティというよりは、出版記念(のつもり) 全員に告知してしまうととんでもなく集まりそうで、それはそれで悪くないと思うけどあまり知らない人や気が合わなさそうな人が顔を合わせるのもどーかと思ってちょっと悩んで、友人知人作家オンリーにさせてもらった。何人かからは『行けない、ごめん』という連絡を貰ってて、そーいやこの時期は作家サンたちはみんな忙しいのだ、ちと誤ったなと思ってた。時間も7時半からと遅いし。ま、お客さんがいたら「ラッキー」ということで一緒に楽しんでもらえればと思ってた。

結果として集まったのは6人。予想を下回ったことは否定しないけど、でも何だか楽しかった。それぞれに「作る人」なので話題はまずそちらから自己紹介を兼ねて。で、アルコールが入ると(あたしにゃ入らんし、あと2人も意外にも入らない人だった) 話題は稲作だの漆の家だの(そういうのを地方に建てた作家さんがいるのだ) 果ては天皇と皇室(一体何故だ!)まで多岐にわたり、あっちゅー間の2時間弱。1人が帰宅すると言って立ったら雨が降っててびっくりした~!すぐにやんでくれてよかったけど。
パーティはお隣のバーでやったので乾き物だけのよーな無粋な料理ではなく、食事も出来て満腹。ご参加のみなさん、ありがとうございました。絵本出したからって偉くなったわけでも何でもないんで、まだまだ精進して行きたいと思っております。今後ともお付き合いのほど、よろしく願いしますです。

さて寝るか!と言いたいとこだけど、オーダーがひとつあるんだった…ま、いいや。死にゃーしないだろー。明日(ってもー今日か) はいっぱい来ますよーに!
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# by yukimaru156 | 2006-09-30 01:56 | そんな1日 | Comments(2)

初日!

無事開けましたです、初日!
何だか(何故だか)シンゾーばくばくでした。昨日なんか早め…には寝れなくて午前2時ごろベットに入ったんだけど、眠れなくてさ~まいった。レイアウトとか考えてたら眠れなくなったので“こりゃイカン、違うこと考えよう”と思って“さぁ~て”と考えてたら余計眠れなくなってドツボ…だったらレイアウト考えてたって一緒だったじゃん!と恒例の自分突っ込み…虚しい。

「この時期はちょいヒマ」であると自己申告されたぴーどろねずみサンに搬入&設営のヘルプをお願いしてて、ハハと3人で下北へGO!10時前には着いてちょっと和みつつ待って、いざ設営。いやはや、こんなに彼女がいてくれて助かるとは…ちょっと情けないぞ自分、とも思ったりした。前回、前々回とひとりでやったんで、“大体こんな感じで”と頭でわかっていれば何とかなるかなと思ってたんだけど、8枚の額を並べて飾るだけでも結構な手間がかかるし、テーブルの配置からして悩みどころだったんで、彼女の何気ないアドバイスやさりげないレイアウトにはとてもとても感謝。ランチくらいじゃ足りないんで(このスペースの2階が火曜と木曜のみのお惣菜屋さんで、設営中にすごくいい匂いを撒き散らしてくれたので頼んでみたら正解だった。美味でございました) 今度何か改めて考えさせてもらおー。

初日の今日は1時からで、お客さま第一号が来られたのが1時半くらいかな。それからは殆ど途切れることなく来てもらえて、いろいろお喋りもでき、かつご要望に添っての「ちぎり」も披露。「ホントにホントのチラシなんだね」という台詞は実演にはツキモノらしく、みなさんチラシ箱を覗いて手に取って眺める。ホントにホントのチラシですって言っててもやっぱりどっかで違うよーに想像してるらしい。何を想像してんのかさーっぱりわかんないけど。(で、本人に訊いても本人もわかってないのだ。わかんないものをどー想像してるんだろー…???)

ねずみをちぎる、というのは想定内で(ついでのサッカーボールも想定内。あんなにデカイのをちぎるたー思ってなかったけど、こっちの方が楽)、麻紐バックも想定内とゆーか、こちらは「やってみよーか?」と言ってやってみて出来てよかった、というところ。ペン画職人であられるMS嬢の細いペンも「この程度でよいのであれば…」で出来たのだけど、想定外はハムスター。しかも「目をほそ~くして眠ってるところ」。ご所望の色はピンクと紫のグラデーション。(箱の中からいいのを選んで、で一発でキメた) あれが果たしてハムスターと呼べるのかどーかとーっても疑わしいと思うのだけど、2匹が11匹になっていまは6匹になったハム君たちを飼ってる本人が『これでいい!うちのにそっくり!!』とゆーのでいいのだろー、たぶん。次は自信ないけど。

ネットで既に買われた方も意外にいて、持参してもらえた場合は当然ちぎり貼るけど、持参されなければちとお手上げなわけで、やはりDMには「実演します」ではなく「ご購入の方にはちぎり貼ります」にした方がよかったのかな、としばし反省。でも要望にどこまで応えられるか見当もつかなかったのだ…絵本片手に長蛇の列、を想像しなくもなかったんで(ちょっと自信過剰)、そうなったら何でもちぎるわけにはいかんよな、とか思ったりしたのだ。まあ、今日はちょうど入れ替わり立ち代りに近く、お喋りを楽しみながらちぎりを披露できたのでよかった。

7時近くになったら突然睡魔が襲ってきて、やばい、電池切れだ!と思いつつ接客してたら、熱心に見ててくれた殿方が、実は3年前に三茶で『おぼえとくこと』を購入したのだと言う。今回のDMは2年くらい前まで遡って出したのだが、さすがに3年前はノーチェックに近い。訊くと、ネットで見つけて個展を知ったのだと言う。す、すごい!こういう方もいるのだ~、とちょいと身の引き締まる想いだった。(蛇足すると、当時1歳の娘サンに『おぼえとくこと』を買い与えるとゆーのもすごい。あれはオトナ用絵本で、「子供には難しいね」という多々のご意見から『ひともじえほん』が誕生したという経緯がある)

こういう出会いがまだまだあるだろう。そう思うとわくわくする。今日はいい夢が見られそうだ。と思ったけどまだやることがあるんでした。あぅー。『死ぬ気でやったらホントに死ぬからな』とはかつての友人の弁。だからこんな長ったらしいプログ書いてる場合じゃないんだって!
でもここ読んでくれてる方も結構いてくれてありがたき幸せ~こんな文字だけのブログなのにありがたいことだ。死ぬ気でやっても死なないぜ!
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# by yukimaru156 | 2006-09-29 01:55 | そんな1日 | Comments(4)

いよいよだ!

やっぱ「予備日」なるものを設けておいて正解であった。この時間になっても終わってないし。何でかなー。“やっぱプロフィールっているよな”と思っちまったせいもある。こいつを書き上げたら作ります。出店(展)したもの全部書くととんでもないことになるので(職種も書くとさらにとんでもない) テキトーにはしょりつつ。
で、もひとつ終わってないのが「目玉作り」…これねぇ、つい先日嫌っつーほど作っておいたはずなんだけど、実演に持ってくにはちと足りない。そんだけ目玉をくっ付けたってことなんだろな。

新高円寺「猫の額」の『猫の絵本展』は無事終了しました。ご来場の方々、本当にありがとうござました。おかげさまでまた首の皮をつなぐことが出来ました。こうやって続けてくことができるのもみなさんのおかげです。今後もよろしくです。

釣銭作りにゲーセンでも行くかーっ!と思ってたのだけど、搬出で新高円寺まで行ったらいくらか出来て、普段いつでも出店できるよーに5千円分くらいのじゃり銭はあるのでOKにした。ゲーセンでちょっと遊んでみたかったけど、PCのスパイダーソリティアで我慢しよう。上級編での勝率が5%になったのでしばらくやってないし。つーか、これからプロフィール書きだって!

チラシ選別はどーにか終わったけど、「色をまんべんなく持つ」というのは何度やっても難しい。詰めてるうちにわかんなくなっちゃうのだ。で、きっと補充したりしてさらに重くなってあとで泣く。もーすでに結構な重量になってるので、明日はハハが一緒に行ってくれる。ありがたいことだ。この埋め合わせは…えーと、10月末ってことで許されたし、ハハよ。まさかそのお年でこういう荷物持つ羽目になるとは思わなかったよね~、あたしもなんだけどさ。

ともかく泣いても笑っても明日初日!こんなにドキドキしてるのは前回の個展でもなかったことで自分でもちょっとびっくりしてる。胃も何だかちらほら痛むし…開けてしまえばこっちのもの!ってことでがんばってきます!
ではでは、ご来場、お待ちしております。初日のみ1時からですのでお間違えのないように。
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# by yukimaru156 | 2006-09-28 00:34 | そんな1日 | Comments(0)

チラシ選別

午前6時頃、やっぱちょっとキテるわい、と思って風呂入って寝て11時に起きてまたちぎりまくり、3時過ぎくらいに完成した、「真昼の決闘」……してる場合ではなかった。「荒野の決闘」がイイ感じだったもんでちょっと調子こいてしまったよーだ。何事も「匙加減」が大事だ。

でもさ、言い訳すると「原画とグッズ」だけでは寂しい気がしたんだよ。「原画とカードだけ」という展示は何度も見てるし、それはそれで悪くないと思うんだけどね。何つーか、「自己満足とサービスを両立させた」と思ってください。
しかしこの2枚、絵本『おとなってなに?』の原画と並列させるには無理があるような…で、きっと感想ノートとか、こっちの感想の方が多いんだぜ。いーけどね。ギャラリーの企画展にはまず出せない代物だと思うし、次の個展なんていつになるかわかんないし、そもそも次出来るのかどーかすら怪しい…てことで、“かねてよりオヒロメしたかったアイディアを出した”次第。

他の作家さんたちがどうなのかは知りませんが、あたしは通常、搬入日の前日というのは、何もしないで済むよーに「仮の日程」を組む。あくまでも「仮」。絶対「不測(不足)の事態」が発生するからさ。ま、それをやっても夜にはひと心地つけてゆっくりできるよーにするわけ。いちお客商売とも思っているので、「朝までやったけど間に合わなくて~」なんつー言い訳を寝不足顔でしたくないからだけど、んじゃ明日はどーなのかっつーと、今夜、これからの出来による。ほぼ大丈夫、なのかなぁ…何せ明日は新高円寺に搬出もあるし、いまからやる2、3の仕事を除いて最難関(サイナンカンと入れたら「災難間」と出た…災難の間に何があるとゆーのだ!) のチラシ選別が待ってるのだ。

これがねぇ~、過去何度か経験してるけど、やたら時間がかかる。部屋にあるチラシをまんま持っていけりゃー楽だけどね、そゆわけにはいかないし、現場で“ちょっと、黄色系ってこれしかないの?!あの蜂蜜の広告はどこ?!”とか、“この緑はカードにはもったいないんだよなー”なんつー、たぶん誰にもわからない葛藤で唸りたかーない。唸らなきゃいいわけだけどさ。

実演はただカードとかを作ってるだけでなくて、絵本を購入してくれた方には見返しにサインと一緒にお好きな「くりくり」をちぎり貼ります。「くりくり」でないものをご所望の方もいると思うけど、カエルやネズミあたりならまだしも、キリンとか象とか言われると激しく動揺すると思うのでどうかご勘弁を。このあたりの線引きって難しいんだけど。犀とかちぎって欲しい人が(あたしの知る限りでは) 約1名いるし、「個展会場で買わせてもらう」と言ってくれた某ギャラリーのオーナーに「好きなものちぎりますよ」と言ったら目を輝かせてたんだけど、戦車とか想像してたらどーしようとドキドキだし…ま、とにかくそゆことは現場で対処ってことで。

昨日、イラストレーターの山口マオさんがやっている千葉の海猫堂から「絵本数冊なら置ける」という連絡をちょうだいした。ありがたや~!送るのは個展後だと思うので、そのときにまた改めてご報告。
今日(?)は3時には寝たい…いや、寝るぞ!
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# by yukimaru156 | 2006-09-27 01:05 | そんな1日 | Comments(2)

「荒野の決闘」

昨日、やるかやんないか騒いでた(のはあたしだけだけど)絵は、やんないで後悔するよりやって後悔した方がよかろーと思ってやって後悔…嘘。やっぱやってよかった。何となくメドがついて寝たのが午前5時。10時過ぎに起きてまずは額磨きと梱包作業に入る。まだちゃんとではないけど、とりあえず形にして、それから仕上げに入った。その名も「荒野の決闘」。まずはお楽しみに。

昨夜、これを始めて楽しくてさくさく進んだのはいいけど、通常よりでかいサイズなので目玉のサイズも変わる。このでかいサイズで作るってのは、フツーだったら「小さいより楽だろう」と思われがちだけど、この目玉が難題。いつも作ってるのと同じ比率でないと、違う「くりくり」に見えるのだ。当然といやぁ当然だけど。ちょっと前これで困って、探した探した。白目部分は市販のシールだけど、1ミリ単位ではないのね。メーカーによって異なるけど、9ミリの次がいきなり14ミリになる。どこのメーカーも似たり寄ったりで、欲しいサイズがない。で、どーしたかとゆーと、何と革製品を扱う店に行って「革に穴を開けるパンチ」を購入し、白い紙をそのパンチで開けたのでした。んが!そのストックがない。しかも今回のはそのときのサイズとも微妙に異なって(こゆことを考えないで先に輪郭ちぎるからイカンのだ…)、30秒ほど悩んだ挙句、目玉もちぎることにした。やってやれないこたーないだろー、と。正解だった。やってみるもんだ。

普段の「くりくり」たちの目玉はシールだけど、だからこそ輪郭の「ちぎりによる柔らかさ」を引き締めてる(と言われたことがある)。でも何かさ、だんだん「ちぎり」もシャープになってきてちょっと見、ちぎったのかカッターで切ったのかわかんないときがあるんのだ。これってすごくない?!と威張るのは簡単だけど、描いたり切ったりしてる線とは違うことに「ちぎりや」としての本分があるわけで…んんー。ま、まだそう悩むほどうまかーないからいっか。今回ちぎったのは黒目の方ね。白目はシールっす。

夕方あたりに遂に伝家の宝刀を抜いた。CDの電源入れてかけたのは『アニメタル フルマラソン』。42分195秒のアニソンがなりっ放し、口ぱくで(声ナシで)歌いっ放し。
人によって「やる気になる歌」って違うと思うけど、あたしゃこれなのだ。何とでも言っとくれ。大体、どんなにテンポやノリがよかろーと、「愛のため」とか「君のため」とか「みんなのため」とか、そういう類で奮起なんざ出来るもんじゃない。「俺がやらなきゃ誰がやる」とか「戦えるのはお前しかいない」とか、ガッツで立ち上がれるのはこういう曲だろー。
♪おーれがやらなきゃ(ダンダダン!)だーれがやるのか(ダンダダン!) by鋼鉄ジーグ
つーノリで行かなきゃ!あたしがちぎらずに誰がちぎる!ってキャシャーンの台詞で行くわけよ。CD終わったあともひとりで口ぱくしててさ(キテるね、キテる)、出てきたのが♪王者の星がぁ~、俺を呼ぶ~ の「侍ジャイアンツ」。この歌詞のさ、♪鉄の左腕の折れるまで~、熱い血潮の燃え尽きるまで~ がやたら気に入ってリフレイン。アニソンについて語ると長くなるので今日はこのへんで。もちろん無事完成したよん!

で、いまは「真昼の決闘」をちぎってるんでした。も1回アニメタルかけてこよっと。
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# by yukimaru156 | 2006-09-26 01:54 | Comments(0)

ちぎり絵ざっか作家 さゆきの  雑記帳


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