夜香木の香り と隣家の野良猫
犀さんへの搬入を無事に終え、カード展があるけどとりあえず差し迫った出店(展)はなく、今日は友人に手紙を書こう、と思った。ダビングしたDVDも渡したいし。で、そのためにはまず机上だけでも片付けなくては、とせっせと手を動かすのだけど、とにかくあらゆるモノで散らかってるのですぐには片付かない。ちぎり屋の机なのだから、あるのはチラシの断片とか糊、ピンセットくらいなもんだろ、と思うのに、メモとか要不要のレシート、切手とかペンとかダンボールや厚紙の切れ端とかムックとかムックとかムックとか…だんだん身の回りが「赤く」なってきてるよーだ。もーどこぞの作家さん宅のシャチ群を笑えなくなる日も近そうだ。シャチは黒白で統一感があるしモダンな印象も受けるのだけど、この赤はどーなんだろか…と思いつつ、PCの壁紙もハートを散りばめたムック(とガチャピン)にしちゃったけど。ちなみにこれは「ケンタ」のHPで無料配布してる壁紙っす。(無料配布の壁紙って聞くけど、有料配布の壁紙ってどんなのなんだろー?やっぱ金払っても欲しくなるよな壁紙なのかなぁ…ちょっと見てみたいや。ムックのすっごいかあいい絵が有料だったら?買わないだろな、たぶん)
片付いたのは机の上だけで、そんでもゆっくり手紙を書く時間がなくなり、ゴージャスな封筒にしてあげようと思ってたのに、ごくフツーのノーマルなのにしてしまった…カレンダー封筒とか、帯に短し襷に長し、で。ちょっと悔しい。つーか、たかが机上整理に時間かかりすぎ。はーあ。
話変わって。
隣家では野良猫にエサをやるので、実はウチはあまりいい気分ではない。その猫どもは食事をしたあと、ウチの狭い庭で排泄したり椿の苗木でツメ研いで枯らしちまったり、とにかくそゆことをするので迷惑な印象しかなかったのだ。それでも多いときは10匹近くいたのに、エサをあげてたおじさんが亡くなってからは次第に数が減り、たまに娘さん(ってもあたしより年上)があげるくらいなので1、2匹になった。被害も減ったし、それでよしと思ってた。そしたらある日、そのうちの1匹が「何やら黒い物体」をその隣家の戸口に置くのをハハが目撃。
『あれはどうもネズミ…』
と言うことだったので、あ~、エサのお礼のつもりかねぇ、ホメてもらいたくて捕まえたりもするんだよねー、と話をしてたら、2日後くらいにまた置いてくのを目撃したそーだ。この近辺にはそんなにネズミがいるのか?いるんだよな、ウチにも出たくらいなんだし。ともかく立て続けにそんなことがあったので、我が家的には「初めて猫がいてくれてよかった」な雰囲気になってきてる。ネズミ置いてくのはウチじゃない、ってのもミソ。(あれ置いてかれても片付ける方は困るよなぁ。つーかヤだよな) まだ割と若い猫みたいだけど、これまでそんなことしてくれる猫はいなかったので嬉しい。(それとも気づかないだけでみんな置いたりしてたのだろか) がんばってくれたまえ、猫クン。エサはやらんけど。