統一性のあるよなないよな本の山に思う
そんなこんなであっちゅー間に時間は過ぎていき、ついでにその他の袋モノの整理も始めてしまったので部屋はまたえらいことになってしまった…で、そゆときに友人のOKサンからどどん!と荷物が到着。貸してたマンガが返ってきたのかと思いきや、ダンボール1箱分、丸々彼女の蔵書だった…しばし絶句。そりゃさ、読了した本は知人経由で被災地に送ってるとは言ったよ?何だったらついでに送ったげるとも言ったけど、こんだけ大量にあるんなら、彼女が直接送ればよかったのに。
うーん、うーんと唸りながらその本を全部出してみた。ほとんどが文庫で、あーこれ読んだー、でもって売っ払ったなー、てのが結構ある。森博嗣とか高野和明とか雫井侑介とか。(まだ持ってるのもあるけど、これはいいや、と思って売ったモノが入ってた。ちょっと笑えた) 逆に、ちょっと読みたいかなと思ってた誉田哲也の本とかもいくつか入ってて(しかしどーせならシリーズ1巻から欲しかった…あとで来たメールには『JKさんと半分づつにしたから』とあったから、あっちに行ってしまったよーだ…どういう分け方なんだ)、読んでから送らせてもらうことにする。
今日はハハが友人らとランチで、帰宅したハハにかくかくしかじかでと廊下のダンボールの説明をし、読みたいのがあればここからどうぞ、と言ったらば、嬉々として物色してた。阿刀田高の『ナポレオン狂』とか、西原理恵子の『それがどうした』とか、あたしが手に取らないものから手にしてたな。(見たら読みたいと思うけどね、これも)
自分の本の整理すらままならないとゆーのに、こりゃまた大変なことになったと思いつつ、「人さまの既読本の山」というのは楽しいなぁと思う。統一性があるよなないよなところがさ。普段、本の話はあまりしなかったのだけど(ちょっと前にマンガ話で盛り上がり、『本も読む』とは聞いてたけどね)、これでまた本の話で盛り上がれそーだな。そゆ話って、実は結構やりにくいとゆーか、話題にするキッカケが難しかったりするんだよね。「本を読む人(好きな人)とそうでない人の見極めが難しい」てのと、もし仮にその人が全然読まない人だった場合、あたしはホントに気にしないんだけど、『読まなきゃと思うけど全然読んでない…』と申し訳なさそうな顔されるのが、何つーかたまんないのよ。責めてるワケじゃないんだからお願い謝らないで!みたいな。本は「楽しいから読む」であって、楽しいと思わないなら読まなくていいのだし、そもそも読書がオトナのタシナミたー思ってないです、あたしは。(「大人の嗜み」と呼ぶに相応しい本もいっぱいあるかと思いますが) 世の中に数多ある娯楽のひとつに過ぎないでしょ。でも本を読まない人って、読まないこと自体を気にするよねぇ。ゴルフをやるやらないと一緒で、気にすることないのにな。
ま、ともかくそゆわけで本がいーっぱいになってしまった…返す本もいっぱいなのでまずこいつを整理して、この箱の中の「読まないであろう本」を送る参段をつけるかな。
てゆーか、それより年賀状かもしれん…先日、個展の礼状を投函しに行ったら、ポストが賀状用と一般とに別れてて、まだちょっと先な気分でいたからびびったんだよねぇ…リョーシンのもあるしな。
明日(20日)、くるみギャラリーへ行こうかと思ってましたが、この天気でザセツするかもしれません…25日(水)は確実に在廊してますが、あとは不確かなままで申し訳ないです。