YGとの初デート(もしくは1号の血)
1号とママはママの実家へ行き、あたしと甥のYGは渋谷ひかりえの期間限定(今月いっぱい)の「赤塚不二夫ショップ」へ。日曜なんでやっぱえらい人で、『携帯持ってないんだからぜってーはぐれないでね』『うん』と言ってる割には、でもって渋谷なんてそーそー来ない割には結構すたすた歩く。道わかってないくせに前歩いたりさ。でもこのあたりは「1号の血」になんだよねぇ。迷いがないっつーか「何とかなる」と確信してるとゆーか。
お目当ての店はすぐ見つかり、YGもほくほくだったけど、グッズいっぱいでも「欲しいもの」てのはそーないみたいで、ママも『A4ファイルが余裕で入る大きさのトートがあったら買っていい』と言ってくれてたのに、好みではないらしく残念。はじめちゃんとウナギ犬が戯れてるトートで、いいサイズだし帆布製だしぴったりだと思うのだけど、ウナギ犬は『単体でないと嫌』なんだそーだ。ま、彼にとっては漫画もアニメも知らないのだから当然なんかな。はじめちゃん、かわいいのにな。
そして彼が選んだのが、真っ赤な表紙の「バカ田大学入試問題集 馬科」…バカ、か…こゆのを選ぶあたりもすごぉ~く「1号の血」を感じるわ。しかしこの問題集、なかなか侮れない。アホな問題なんだけど、意外に難しーとゆーか、マトモに考えちゃだめなんだけど、屁理屈でも筋は通ってるんだよね。例えばこんな問題。
Q:春の香りを抱きしめることはできるか
A:できる。春野香さんという名の女性なら抱きしめられる
Q:どんな人物を描いてもヌードになってしまう画家が住んでるのはどこの都道府県か。
その理由も答えよ
A:福岡県。「服を描けん」
てな具合。それとウナギ犬の絵の入った学習ノートとママへの土産にペンを買って1000円超えたので、めでたくウナギ犬のピンバッチをもらえた。
同じフロアの雑貨店をいくつか冷かしたあと、昼めしをどーしよーかと外に出て歩き始める。どこに行きたいか尋ねてもわからないっぽかったので、とりあえずぱるこの上のヴィレバンを目指した。途中で彼の好きなからあげ(金のからあげだっけか)を見つけ、2人で立ち食いしながらさらに歩く。(あたしは初めて食べたのだけど揚げたてで美味しかった) 到着したヴィレバンで、2人でしばし店内をうろうろ。あれこれ眺めるのは楽しかった。(あたし自身が欲しいと思えるモノがあったらもっとよかったんだけど) 彼はここで「世界幻獣事典」と「カップヌードルが10倍おいしくなる魔法の粉」てのを買い(これまた「1号の血」だわぁ)、からあげを食べたのですごくハラヘリってわけでもないね、と言いつつセンター街まで来てお好み焼き屋に入った。
『お飲物は何になさいますか?』
『水』
即答。変わんないなぁ~。これは1号の血ではないね。誰のだろな。
月見ねぎ豚のお好み焼きとベビースターもんじゃを頼み、完食。3時半には帰宅した。YGは電車では「幻獣事典」、帰ってからは「問題集」を嬉々として読んでた。甥っ子との初デートはこーして終わったわけだけど、楽しめたかな?あたしは楽しかったよ。またどっかデートしよーね。