混声合唱団フェヴリエ 第2回演奏会
で、1時ちょい過ぎに戻ってみたらば、喫茶店は「OPEN」…何それ、ひどいじゃん! といまさらぶーたれても仕方ないので、入場待ちの列に並んだ。チケットは完売て話だったから、結構な人だった。
そして開幕…前に2度目の「ヤラレタ」が待ってた…いい席を確保できたのはよかったんだけど、隣の婦人の凄まじいまでの「香害」に苦しくなってきたのだ。も、息詰めてないと呼吸困難に陥りそーなくらいひどくて(てのは矛盾した書き方だけども)、おしゃべりならやめてと言えるけど、こればっかりはひたすら耐える以外にないよなー、あるいは席を替えるか…、と迷いつつもすでに満席に近く、それは無理。よってハンドタオルで鼻と口をガードしつつ「ひたすら耐え」た。
合唱は3部構成で、まずは組曲「旅」。どの曲もだけど、男声とのハーモニーというのは(どちらか一方の合唱より)美しい気がするね。合唱そのものにあまり馴染みがない上、それなりに有名らしい曲も全然知らなかったので新鮮だった。(ハハは2部の「ウィンナリート・オペレッタを集めて」の数曲は知ってた。合唱部にいたと言ってもOL時代のほんの一時期で、歌うのは童謡なんかが多かったらしいけど)
1部のあと、客席の希望者を舞台にあげての「大地賛歌」。さすがにこれは知ってた。昔歌わされた記憶があるわ。もっとも、歌われるまでどんな曲だったか忘れてたのだけど。
2部のオペレッタ、3部の「水のいのち」と題される壮大なフィナーレまで楽しませてもらったのだけど、実はこの3部あたりであたしの隣人による「香害」は吐き気を催すレベルにまで達してて、合唱に集中するのが困難になりつつあった。(口呼吸だけって長くは続けられないんだね…) こんなにひどい香害は、かつて映画『レオン』を観に行ったとき、隣に座った美人のおフランス人から以来だ。あんときもしぬかと思ったけど、今回は映画より長丁場だったからね、その分しんどさも増してたよ。っきしゃーう。まるきり普段着な格好して何であんなにプンスカさせる必要があんだよ、おばはん! 悔しーい! その隣の旦那はもー麻痺してんじゃないだろか。最後にひと言いってやりたかったわ。
そんなわけでラストは甚だ不本意な聴き方となってしまったのだけど、初めてナマで聴く混声合唱は素敵だったですよ。見事歌い切ったくんちゃん、お疲れサマでした。
帰りもてくてく来た道を歩いて(終わったらホール隣の凸版印刷博物館を覗くつもりだったのに忘れてた!)、新宿3丁目で降りてセカイドへ。スケ帳が目的だったんだけどイイのがなく、ハハはカードだ何だと買い物して、夕飯はここで食べてしまおう、てことになった。なのに行く店があっちもこっちも並んでて、探してるうちに疲れも倍増してきて、結局ハハとの御用達になってる(つかハハが気に入ってる)手作り洋食店に入る。パスタかリゾットか悩んで、リゾットにした。美味しかった。ここは外れたことないな、ホント。いつ来ても静かだし(混んではいたけど)、給仕のあんちゃんは気が利いてるし笑顔かあいいし。
しかしまー良く歩いたわ、今日。1万2千歩弱で消費カロリーは272キロ、ハンバーガー1つ。今夜は熟睡だなー。
ハハは『どういう経緯で始めたか忘れた』くらいで、そもそもOLしてたのは2、3年だから「かじった」だけですよ(笑) あ、でも『よくお礼を言っておいて』と言われてたのに忘れてた(^_^;) この場で失礼、ありがとでした!