ミュージックテープ廃棄 と本棚移動 と父不在のクリスマス
どーぶつ病院でひと働きしたあと、帰宅してお昼食べてからはずーっと部屋のことにかかりきり。先日、持ってたビデオテープを全部処分したので(観たいと思うことあるかもだけど、このトシまで引っ張って観なかったんだから観ない、と結論づけて)、今日はミュージックテープの番。こちらはビデオよりも後ろ髪引かれたけどね、やっぱり聴かないかなー、と。つい先日、ドバシや大カメラなんかで小型ラジカセ(3~4000円)を見ちまったせいもあるけど、CDとして市販されてるものは簡単に諦めつくにしても、ちと難しいのが「友人編集」のテープ。80年代から90年代にかけてはこういうことが流行ったんだよね。選曲でセンスが問われたりもしたのだけど。クリスマスソングが集められたテープはいろいろ思い出深かったりもして、『天使の降る夜』なんて、あ~、当時CMで使われたんだよなー、も一度聴きたいなー、と思ったり。ラジカセないから聴けないけどね。
いまでも親交のあるIKちゃんから送られたテープもちと感慨深い。中島みゆきのオススメセレクトを頼んだらさ、中に1曲だけ筋肉少女帯が入ってて。頭ン中をみゆきが駆け巡ってるときにいきなり筋少っすよ? 怒りと笑いが同時にこみあげてくるという、なかなか貴重な体験をしたわ。本人いわく『いいのを選んでやってるんだからオレのオススメも聴け』、だったかな。確かそんなことゆーておった。
まーそんなこんなで45リットル袋が再びいっぱいに。(底が抜けそーだ) で、とりあえずそれはまた置いといて、居間(茶の間)の黒い文庫棚を2階のこのPC部屋に持ち込む、という算段に入る。あっちにこれ、これはそっち、この椅子は、ベットの天板は、と四苦八苦の末、何とかスペースを作って、棚の移動だけはハハに手伝ってもらい、無事に収めた。ここに収納されてたビデオは処分したおかげで現在はガラスキ。(とてもやばい。油断するとがっと本で埋まってしまいそーだ…) この本棚を入れるために周辺を片付けてたらまたまた父のモノがあれこれ出てきて、「断捨離」の道がいかに険しいかを思い知らされた。泣けるわ。
でもおかげで茶の間の団欒スペースはかなり広く感じられるようになった。すっきりしてね。壁がちょっと寂しい感じではあるのだけど、黒い本棚がなくなっただけで明るくなったし。やっぱ威圧感みたいなものがあったんだね、あれには。厚さは文庫幅程度なので、この部屋に移ってきても(ここにあった箪笥をどけたので)、茶の間ほどの圧迫感はない。この移動は正解だった、と思う。『ちょっとしたものを置くのに困るかも』とハハは言うけどさ。それはそれ、で何かしら工夫することなるだろーし。
明日は仕事のあと、久々にくるみギャラリーを訪れるつもりなので、手土産にりんごのコンポート(?)を作った。電子レンジ圧力鍋で。100均で買った赤ワインが半分は残ってたはずなのにちょっとしかなくて、白ワインもほんのちょっとしかなくて、そーか、もしかしてみんな飛んじゃったのか、と気づいた。先日100均で見たら、ワインあるにはあったけどボトルがでかなくってお値段も500円。100円じゃもー出せないってことだろね。
どーしたものかと思ってたらハハが1本出してきて、ことなきを得て作る。りんご2個の乱切りで圧力鍋で15分、放置2時間。味はともかく、もーちょっとシャキシャキ感が残ってもよかったかもしれない。前回もそーだった気がしてきた。また作るとき、忘れてレシピ通りにしてしまうんだろーなー。書き込んでおけばいいのか。
今日はイヴだけど、クリスマスらしいことはなーんもしていない。ツリーも当然出してないし、プレゼント交換もなし。でも近所のケーキ屋でフルーツロールケーキは買ってきた。美味しいねーとハハと食べながら、父不在の初めてのクリスマスであることと、『甘いものが食べたい』と言ってた父の願いを叶えてあげたかったね、とちょっとしんみりしてしまった。