2034円と17000円ちょいのもーけ と「銀河帝国の興亡」
ハハはハハで、押入れの中の引き戸からじっさまのであるらしい塗りの箱を見つけ、開けたら旧紙幣がいっぱい出てきてびっくりしてた。旧紙幣ったって伊藤博文や聖徳太子じゃないよ。1円札とか100円札なんだよ? それが積もり積もって(?)、トータルでこちらは何と17000円弱。当時(ってもいつくらいのかわかんないけど)の金額としたら結構な大金なんじゃないのかねぇ。古銭は替えてもらえないけど、紙幣だったら銀行で替えられるはずなので(たぶん)、今度一緒に銀行へ行こう、となった。にしてもこれはホントにじっさまの金なんかな…? じっさまのとーちゃん、なんてことではないのかね。あたしはよく見てないのだけど。
ちょっと経堂まで行って、買う気もないのにS堂書店に入る。そんで新刊とかつらつら見て、限定のグッズコーナーあたりを見てたら、隣に小さな本棚と文庫いっぱいのワゴンがあった。ポップを見て驚いた。だってそれは「古本コーナー」だったから。
一般書店で古本並べるんかい!
一般書店の矜持はどこへ? しばし硬直して、それからどんなモンがあるのか見てみる。1冊づつOPPに入ってて、価格は300円~400円程度。岩波あたりが主流っぽいけど、池波や松本清張、それに池井戸潤や雫井修介まであってさらにびっくり。だって絶版でも何でもないし、同じフロアでだって取り扱ってるじゃん。書店の在庫、と呼ぶには汚れてるからホントに「中古本」なんだけど、この出所はどこだ? と思わずにはいられなかった。
そして見つけてしまったのが、アシモフの『ファウンデーション 銀河帝国の興亡1』。やばい! あたし、この「銀帝興亡」全3巻のうちの1巻が借りパクされて手元に戻ってきてないまんまなんだよ。そのうち新装版が出てしまったので、書いた足すにはちょっとな…と躊躇してるうちにそれも本屋から消え…という状態。この、いかにもショーワなSF表紙は見覚えがあるようなないような…で、本を手にしばし考えてしまった。400円は妥当だし、買っちゃえ、の幻聴も聞こえるのだけどね、買わなかった。そしてそれは正解だった。
帰宅して本棚の奥をがさごそして、やーっと見つけた「銀帝興亡」は、1巻だけあって2、3巻がなかったのだ。記憶違いも甚だしい。よかった、勢いに負けて買わないで。しかもあたしが持ってるのは、ハヤカワではなく(他のアシモフ作品はみんなここだけど)、創元推理の方。こちらのタイトルは『銀河帝国の興亡』であって、「ファウンデーション」はハヤカワの方で付けたタイトル。そんなことも忘れてたなんてね。
アシモフの他にもいくつか昭和のSF作品があって、「レンズマン」とか、アーシュラ・K・クインとか、そのあたりが数冊。でもこのへんは未読なんだよね。昔もいまもそんなに読みたいと思わないんだけど。
あ~、でも「銀帝興亡」は再読したくなった…もー手に入らないんだろうなぁ。ハヤカワならまだ入手できんのかもな。根気よく中古書店を廻れば。
都庁作品の1つに、“そーだ、ここにちょっとちぎり貼るつもりだったんだ”と思い出し、ちぎってたら時間切れでどーぶつ病院へ行く時間。いちおちぎったんだけどね、ビミョーに大きすぎるので、明日はも少しちっさくちぎる予定。
昨日は終日ハナカムカムの日だったけど、薬が効いたのかどーなのか、今日は何てことなかった。ティッシュの消費量もぐっと減り、アレで過ぎてくれてるといーなーと思う。本番はこれからなんだろーけど。
(*´Д`)