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  2号来たる とティル・ナ・ノーグでライブペイント鑑賞 と思わぬ人と会う 

10時過ぎくらいにオトート2号がやって来て、ママと姪のHRは友人の出るバレエの舞台を鑑賞したあと我が家で夕飯、とゆー段取りになった。
あたしのぽりーぷの良性がわかったことでハハは俄然、ウチん中の整理にまた燃え始めたのだけど、あたしとしては「ちぎちぎ」に専念したいところ…このあたりがなぁ~、ちょっとビミョーなんだよな、キモチ的に。

週末なのでハハはけーば、ときどきサッカー、2号はだらりと過ごしたり、メダカとエビの入った水槽を掃除してくれたり。で、あたしは昨日の制作の続きに入ったのだけど、背景の色使いがどーもいまひとつすっきり出来ない。何かが違うのだと思うけど、その「何か」が色なのか形なのかはたまた配色なのか形の組み合わせなのかがはっきりしないのだ。結局、本日もまた保留となってしまった…ちぇっ。

午後3時、すぐご近所のギャラリー「ティル・ナ・ノーグ」さんに出かける。(この名前、何度聞いても覚えられない…) 先月、たまたま覗いたときに『4/3(日)にライブペイントをやるのでぜひ』と誘われてたのでね。
土佐和紙に筆だけでなく小枝をまとめたものとか色鉛筆とか(塗るのではなく叩いたりがりがり引っかいたり)、スポンジをスタンプ代わりに使ってみたりする抽象画を描くフランス在住のドイツ人。63歳、と言ってたかな。こじんまりとしたギャラリーにはすでに15、6人集まってて、ほどなくして「絵描き」が始まった。最初に持つのは筆で、墨で何やら書きつけるのだけど、んんー、何と説明すればよいか…「昔見たことのある草書や梵字をうろ覚えのまま速記」してる感じ? 仕上がった絵はそんな感じ。そこに、墨だけでなく桜色のペンや金のインクや鉛筆なんかで彩りを添える。何かを象ったりイメージしたりしたものではなく、それはもう観る者の判断に任せる、という絵だ。

1時間で6枚仕上げて(2、3枚描き終ったあとにまた1枚目に戻って加筆したりもするので、同時に6枚完成した)、それからはちょっとしたパーティのようになった。シャンパンとか出されちゃってね。あたしはオレンジジュースを頂戴したけど。
ご近所の方だけでなく、たぶんわざわざいらした方とか友人の方とかもいて、いくつか輪が出来てて、完成した絵を拝見したら帰るかな、と思ってたらすれ違った女性が『…どこかでお会いしたような…』というぼそぼそっとしたひとり言が聞こえた。振り返ると彼女も振り返り、あたしはまーったく記憶になかったので、とりあえず微笑んで『すみません、どこかでお会いしました?』と訊いてみた。
『えーと、すみません…ギャルリ・ド・ポエムで以前、ちぎり絵でメニューを書いていただいたような…』
『!!! そうです、それ私です、ちぎり屋さゆきです』
『あ、やっぱりそうですよね! 随分前ですけど、お話とかさせていただいて…』
すっごーい、よく覚えててくれたな! どれだけ前か忘れてしまったけど、彼女がスタッフとしてあの店で働き始めたころはすでにメニューも変わってて、以前ここでね、とちょっと話をしただけなのだ。びっくりしたー。つか、エライな、ちゃんとそういう回路(仕事としてギャラリーに顔を出し、作家や人の顔と名前を記憶する)を使ってるのは。あたしはダメなんだなぁ、興味でしか動けなくて。

彼女(今回はちゃんと名刺をもらった。こちらも出した)とは別の作家仲間の話で盛り上がり(ぽえむで個展した作家のうち2名はあたしの友人でもあったのだ)、それからちゃっかり(?)営業トークもされ、そんでもって次回の企画展にどうか、なんて話も振ってくれて、思わず笑ってしまった。ここでお会いしたのも何かの縁ですから、なんて言ってね。うまく持ってくのよ。あたしよかずっと若い(と思う)けど、しっかりしてるわ。
パフォーマンスした作家さんはずっと話をされてたのでろくに挨拶もせず、夫人にちぎり絵カードをプレゼントして帰宅した。あたしの拙い英会話でどこまで伝わったかわからないけど、ちぎる仕草でわかってもらえたみたいだから、まあ大丈夫だろう。喜んでもらえたよーでよかった。

帰宅してからほどなくして、HRたちが来て、誰が言いだしたのか「夕飯はスキヤキ」となった。鍋奉行(でいーのか、スキヤキも?)はオトート2号が仕切り、ちょっと食べ過ぎであとで苦しくなった。つか、いまもまだちょっと苦しい…久々にがっついた気分だ。
そーそ、忘れてたけど、午後、2号にも手伝ってもらってずーっと使ってない、ばっさまの時代からあるシンガーのミシンを納戸から引っ張り出したのだった。これも(前に来た骨董屋が)買い取ってくれるみたいなのでね。足踏み式だからまだ使えるし(使ってないだけで)、シンガー製ってのはイイらしい。ちゃんと写真撮っとかなきゃだな。






( ̄▽ ̄)
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by yukimaru156 | 2016-04-04 02:08 | そんな1日 | Comments(0)

ちぎり絵ざっか作家 さゆきの  雑記帳


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