長生き金魚に感謝、合掌 で迂闊なこと口走る とちぎり神サマ降臨!
この金魚、むかーし甥っ子がまだちび助のころ、縁日でゲットしてウチに置いてったんだよなー。ヤツももう17、8とかなんだから、やっぱり10年は超えてるか。
『瓶の水、どうにかしないとボウフラが出て蚊になっちゃうわー』
『あー、そっかー』
『雨水を受ける鎖も外さないと…でもそうすると庭が水浸しになっちゃうし…』
うーむ。金魚くんのいるおかげでウチの庭も安泰だったんだなー。でかくなるたびにちとこあい気がしてたんだけど、悪かったな、と反省。ハハが埋めたという地蔵(そう、ウチの庭にはお地蔵さまがいるのだ、説明すると長くなるけど)の前に紫陽花を1本供えて、ハハの慰みになってくれて、蚊対策もしてくれててありがう、と合掌した。
『やっぱり金魚欲しい?』
『そうねぇ…朝の日課がなくなると寂しいし』
『今度の縁日で獲ってこようか』
『あ! それいい! そうして!』
しまった…迂闊なこと口走ってしまった…子連れで行くには全然かまわないけど、1人で金魚欲しさに行くってのもなぁ…つか、ハハが『私も見に行く!』とか言ってるし。う~ん。
さて、豆本改訂版の続き。
もしこの手法が何の問題もなく、仕上がりがキレイで文章もちゃんと読めたら、今後の豆本の幅が格段と(?)拡がるなー、と思いながら背景ちぎりに専念した。で、実は「キモのページ」ともいえる1ページに入れるちぎり絵がずーっと決まらなくて、結局決まらないまま進行させてたのだけど(ギリギリまでとことん悩むつもりしてた)、それがふっと、ふわっと? あ、これだ、てのが浮かんで、何かもー今日の仕事はこれでいいんじゃね? てくらいの「うひゃっほう」気分、達成高揚感にしばし舞い上がった。「天使」な話だけに? いやでもホント、考えたらこれ以上の絵はないんじゃないかと思うほどぴったりで、逆に何でいままで思いつかなかったんだろうとか思ってしまった。ああ、ちぎり神サマ、ありがとう、降臨してくれて!
そんな気分で続行してたので、全9ページの背景も無事にちぎり貼り終わり、文章をトレペに書いて周囲ちぎって背景に重ねて貼る、てやり方にしたので、トレペに書きだした。トレペがなくなって焦った。あれ、こんなはずでは…と思いつつ、苦心して間に合わせたけど(別に期限あってのことではないのだから焦る必要もないんだけどね、何つーかこの「波」を途切れさせたくなかったので)、終えて片付けてたらさらりと出てきた。なーんだ。
あとは表紙をどんな仕様にするかと、タイトルだな。タイトルは何となく漠然と、も、これでいっか、てのがあるんだけど、安易すぎるかもしれないなぁ。
明日、5日(金)~8日(月)まで、吉祥寺美術館「武蔵野アールブリユット2019」が開催されます。ちぎり屋の展示も無事終わったそうで、どう飾ってくれたのかとーっても楽しみ。明日は11時くらいからちょっと顔を出して、日曜は午後のトークイベントを拝聴する予定。お時間ある方、ぜひご来場くださいね。そんで雪丸見かけたら気軽に声かけてくださいな。
( `ー´)ノ