三茶アート楽市 最終日
カレンダーは、昨日は常連の方が来て(えらく遠方から来られる方なので、ちゃんと出来ててほっとした)、購入してくれたもののその後動かず、原画といえども所詮カレンダーなわけで、卓上なのに2200円たーちと高いよな~、と思ってたら、昨年ここでやはり原画の卓上カレンダーを買ってくれた方が『今年もありますよね?!』と覗いてくれた。『これを楽しみにしてたんです』と言う。いろいろ話をしてて、実はこれは結構しんどいから、もう辞めようかなーと思ったりしてたんですよ、と言ったら『絶対やめないでください!来年も来ますから約束してください』と言われてしまった…こーまで言われて作らなかったら作家失格だよな、きっと。がんばってまた12か月分のメッセージを考えておこう。
今月は、原画展を含めると5ヵ所に出店したのだが、このうち3ヶ所に来てくれた人が4名いた。ありがとうのキモチいっぱいと同時に『変わり映えしない展示で申し訳ない』とホントに思う。昨年もこの時期、やっぱり出店が重なって(ホント~に、秋はイベントが多い。「誰が名づけた芸術の秋!」って感じなのだ) 似たようなグッズ、似たようなレイアウト、になってしまうのだ。定番のカードやグッズが増えてしまったため、ちょっと何かが増えてもわかりにくいのもあるけど。でも動かないグッズを外してしまうと「今回はないの?」と言われちゃうんだよなぁ。どーしたらいーんだろ。潔さが足りないのか。
明日はゆーっくり!と言うわけにはいかず、吉祥寺のレンタルボックスに納品なのだ。カードがちょっと足りないので(DMで来た人とか、絵本買ってくれた人についオマケしちゃうんだよ~!これこそ廃止しなきゃと思うんだけど…)、まだこれから作らねばならん。眠いし、爪もそろそろ限界なんだけど、あと数枚だから気合い入れてちぎるさ!
今日も真っ先に売れた『キレる前にキリかえる』カード、ちょうどお客さんいっぱいのとき、小学生の女の子がコレを声に出して読んで、ぽつりと呟いた。
『おとうさんにあげたい…』
え、と思う間もなく去って行ってしまったので、周囲にいたお客さんと思わず『おとうさん、すぐキレちゃうんだ…』と顔を見合わせてしまった。何だかなぁ。怒るのと叱るのとキレるのとは全く別物なんだけど、わかってない大人が増えてる気がするよ。そういう憤りというか、「それがオトナのする(言う) ことか」と思ったことが絵本『おとなってなに?』を作るきっかけだったな、とふと思い出してしまった。
いろいろ書きたいけどまた明日。