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絵てがみ大賞とefuto展

絵てがみ大賞は「筆の里」というところが募集しているもので、以前一度やってみたのだけど、てんで鼻にも引っ掛けられなかった感じだった。でもそれ以降、毎年ちゃんと募集要項が送られてくるのだ。書式も形態も自由だけど、「筆で書くこと」が必須。前回(と言っても何年前だか…)は筆ペンで書いたのがよくなかったかもだったので(きっと書家のセンセたちには一発でわかるのだろう)、今回はハハの習字の筆と墨を借りた。墨汁の匂いっていいわ、やっぱ。筆ペンじゃこの香りは出ないもんね。週に一度、ハハが腰を落ち着けて筆をとるのもわかる。
ゆとり教育の影響で習字の時間がなくなったらしいけど(小学校卒業までに終えなくてはならない科目数は決まってるから習字や道徳がなくなるのは当然みたいだけど、ホントのゆとりはそういう時間を通して生まれるものだろーにね)、絶対復活させるべきだよなぁ。この募集もそのあたりに主旨があるように思う。

筆でさらさらっと(いつものよーに)書いたつもりだけど、全体のバランスとかどうも納得がいかなくて、書き直すこと十数回。が、昨日深夜までの話。今日は空いた空間にちぎり絵を…のつもりがいい絵が浮かばす…ん~む。

efuto(絵封筒)展は郵政博物館(ていぱーく)が開催しているもので、イギリスの絵本作家が出版社の人に手紙を書くとき、封筒に趣向を凝らした絵を入れたのが始まりだそーだ。内外のイラストレーターに封筒に絵を描いてもらい、それを展示してるらしいけど、一般公募も受け付けていて、到着した絵封筒を壁に張り出すという。こちらは賞でも何でもなく、絵の描かれた封筒に住所を書き、切手を貼り、投函されたもののみ受け付けてる。80円で参加できるわけだ。
最初はいつもの再生紙の白い封筒にちぎり絵を入れるつもりだったのだけど、ふと思い立って雑誌広告のページで封筒を作り、フルーツポンチの写真が前面に出る形にしたので、フォークを持ったくりくりを脇に立たせた。

それから「広告紙で封筒を作る」作業にハマってしまい、“この部分を出すにはちょっと足りない”とか“この写真はいい感じだぁ!”とか“くぅ~、この企業ロゴさえなければ~”とか楽しく吼えながらチラシ選別。
あたしがちぎり絵をやるときは、ブランド名とか企業ロゴとかがバレないように細心の注意を払っているのだけど(実際にどの程度問題があるのかはわからないが)、封筒のような大きいものを作るときにそれを外すのは至難の技だったりする。車やバックの写真で、どこにも名前が入ってなくても「わかる人にはわかる」だろうし…そこまで考えるとキリがないのだけど。安心して使えるのは料理や観光名所案内とか、結局は無難なとこに落ち着くのがちと悔しい。
レターセットをいくつか作りながら思う。やっぱりあたしは額に入った絵よりもカードやレターセットを作る方が好きなんだなぁ、と。手慰み的な、さほど凝ってはいないものだけど。手紙人口がもっと増えてくれればいいのに。

 筆の里 絵てがみ大賞 httl://www.fude.or.jp
 efuto展 http://www.teipark.jp/event_efuto.html
Commented by wataru at 2007-06-08 20:35 x
ひと昔前だったら、ちゃんと切手貼ってあっても郵便局に怒られたでしょうね^^;

ウチの応接間のステレオスピーカーもB&Oです!(ただしこれもひと昔前のモデル…)
Commented by 雪丸 at 2007-06-09 02:41 x
色も濃いめのだと拒否されるという話だったけど、それはどうも「郵便局によってまちまち」だったみたいで、あまり統一基準ぽいのがないみたいなんですよね。厚さを測る定規(?)みたいなのも局によって微妙に違うみたいで、アートフリマでお馴染みのダンボールカードのおじさまが怒ってた(^^;) 自分ちで測りたいから売って欲しいと言ったら2ヶ月かかったらしいですよ(笑) オヤクショだなぁ~。
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by yukimaru156 | 2007-06-08 01:32 | そんな1日 | Comments(2)

ちぎり絵ざっか作家 さゆきの  雑記帳


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